MacBook 12インチって本当はどんな使い方をするのが最適なのか?
この記事では、実際にMacBook 12インチを1年以上毎日のようにどこにでも持ち運んで使っている僕が、その「最高におすすめする使い方(=最大の魅力)」と「最高におすすめできない使い方(=最大の欠点)」についてお届けする。
これからMacBook 12インチを購入しようと思っている方、もしくはMacBook 12インチをすでに使っている方の新しい気付きにもなればと思う。
MacBook 12インチを1年使っての評価
購入してから1年 毎日使っているおすすめガジェット
MacBook 12インチを購入したという記事でご紹介しているように、MacBook 12インチを購入して約1年が経つ。購入してから本当に毎日のように自宅でも外出先でも仕事場にも持ち運んで使っている。飽きずに1年間も使い続けているということは、明らかに僕の毎日のライフワークを成立させている愛用品だと言える。
僕の主なライフワーク
- 広報企画
- オウンドメディア運営
- デザイナー
- ライター
- ブロガー
これらの中でも特にライターとブロガーについてライフワークにMacBook 12インチを使用してきた。また、僕は当ブログ以外にも各SNSを使って「自分の好きなモノゴトを発信」している。
つまりそれらのライフワークをこなすのに、MacBook 12インチは僕のおすすめガジェットと言える。しかしその一方で、1年ほど使ってきたからこそわかる、短所も見えてきたところだ。
その長所と短所は言うなれば、魅力と欠点という話にもなってくるので、ここではそれぞれの最大の魅力=おすすめの使い方であり、最大の欠点=おすすめできない使い方というスタンスで、MacBook 12インチのレビューを僕なりにお伝えしようと思う。
まずは魅力と欠点について書いてみる。
MacBook 12インチ の魅力とは?
とにかく持ち運びやすさや使い勝手の実用性が高い
とにかく僕がとっておきにおすすめできるMacBook 12インチの魅力は「実用性」。これはざっくりとした表現になってしまっているが、色々と魅力を表現できる言葉を探したけれど、僕の知識が不足していることもあり、どうしてもこの言葉でしかその魅力を表現できない。
実用性とは?
実際に利用する場合に価値があること。または、実際の現場などで利用して有効であること。
引用元:Weblio
ではその「実用性」について少し詳しく掘り下げてみよう。
12インチというサイズ感が本当に使い回しが良すぎる
ディスプレイ画面のサイズもしかり、ボディサイズや重さに至っても、とてもちょうど良いサイズ感である。自宅で作業する際、外出先や仕事場でササっと取り出せてすぐに作業ができるサイズだと1年使ってみて本当に感じている。
実際に、10分ほどの待機時間(待ち時間)があった時など「12インチのMacBookをバッグから取り出して少し作業をする」という気持ちの面の軽さは異常なほどだ。もしそれが15インチのMacBook Proなら?わざわざバッグから取り出すこともないだろう。というか、そもそも15インチは持ち歩かないだろうけど。
13インチのMacBook AirでもMacBook 12インチであっても同じことが言えるのかもしれないが、以下の記事でMacBook AirやMacBook Pro 13インチとMacBook 12インチを比較した記事でも書いているように、極論を言えば妥協しなければならない点、こだわり抜かなければならない点は個人個人でいくつもあるだろう。
しかし僕はMacBook 12インチを使うことを選択肢したことを後悔はしていない。
つまり「どっちでもいいか」という安っぽい選択で僕はMacBook 12インチを使い続けているつもりは全くない。
⇛新型Macbook AirとMacbook どっちが買い?
⇛MacBook 12インチとMacBook Pro 13インチ どちらが買いか?
すべてにおいて完璧ではないことが重要だ
僕がMacBook 12インチを評価する「実用性」に対して、それが完璧だという事を言っているのではなく、その「実用性」が先ほど紹介した僕のライフワークのあらゆるポイントにおいて”ちょうど良い”ということだ。
持ち運びをもっと追求するならiPhoneで十分だ。
娯楽や余暇を楽しむことを追求するならiPadが最適だろう。
文章をタイピングする打ち心地を追求するならHHKBなどのタイピング性能に優れた外付けキーボードが良いだろう。
しかし、これらすべてのことを完璧に網羅しているガジェットは現段階で僕は知らない(未来では可能になると思う)。
つまりこういうことだ ー
僕のライフワークに必要な「持ち運び」「娯楽や余暇」「文章を書く」という”3つのことについての実用性がMacBook 12インチにはある”ということだ。
MacBook 12インチは実用性が高いことが魅力である
iPhoneと比べたら持ち運びやすさは劣るけど、ある程度の作業(画像編集やデザイン制作)ができるスペックを兼ね備えた”持ち運びやすさ”はMacBook 12インチがちょうど良い。
iPadと比べたら娯楽や余暇の楽しみやすさは劣るけど、Webブラウジングは普通に早いのでNetflixやHuluなどのオンデマンド動画視聴やYouTubeも普通にブラウジングで視聴できるので、”娯楽や余暇を楽しむ”にはMacBook 12インチがちょうど良い。
優れた外付けキーボードの打ち心地には劣るけど、いちいち外付けキーボードをMacBook 12インチに接続したり持ち運んだり取り出したりする手間を考えれば、第二世代のバタフライ式キーボードが搭載されたMacBook 12インチのタイピングがちょうど良い。
このように考えて使っているわけではなかったけれど、1年使ってきて、iPadを使い出したわけでもなく、iPhoneだけでワークをこなしてきたけでもなく、キーボードが打ちにくいから外付けキーボードを試したりしたわけではない。
つまり、それだけ実用性があるかこそ僕はMacBook 12インチを実際に使っているとはっきりと断言できる。
MacBook 12インチの欠点とは?
ディスプレイ/画面サイズが小さいのはストレス
いやはやどうしてもマルチタスクをするには画面のサイズが小さすぎるのだ。
ブログを執筆しながら調べ物をしたり、画像や写真を編集しながらエフェクトやツールを使ったり、挿入する画像をドラッグアンドドロップしたり、チャットしながらメモを取ったりするのも、そもそもディスプレイの画面サイズが小さいと、長時間の作業をする上で非常にストレスを感じてしまうことが多かった。
画面を分割して表示するスプリットビューのような使い方では明らかに作業効率は落ちるというのが僕の結論だ。チャットをしながら、メモアプリでメモをとっていても、自然とチャットを隠してメモアプリを画面いっぱいに表示させ、またチャットが来たらチャット画面を開いて、メモアプリの画面を隠すという作業をやっていたりする。
これはディスプレイ画面が15インチほどあれば、スプリットビュー(画面2分割)で事足りる。僕はこちらのMacBook Pro 15インチが最高だと言える5つの理由でも書いているように、メインはMacBook Pro 15インチを使用しているから、さらにMacBook 12インチのディスプレイ画面が小さいことが欠点であると感じるのかもしれない。
ディスプレイ画面の小ささは作業効率に直結する
処理しなければならないタスクが多くある場合、それらを並行させた作業を行うには12インチではやはり厳しい。また、動画の編集や画像処理、さらにはデザイン作業をする上で、ディスプレイの画面サイズが小さいのは致命的だ。
動画の編集と言っても、ツールや動画素材や動画編集画面など驚くほど多くのツールが所狭しと画面いっぱいに表示されている。もはやそれは交通渋滞と同じ。複雑になユーザーインターフェースを画面上に広げることに対して、ディスプレイ画面サイズ(領域)が大きければ大きいほど、それは正義である。
PhotoshopやIllustratorでのデザイン作業であっても、12インチというディスプレイ画面サイズではもはや作業にならない。
MacBook 12インチはディスプレイ画面サイズが小さいすぎることが欠点である
要は、MacBook 12インチでクリエイティブなこと(=複数の作業)をするにはあまりにもディスプレイサイズが小さすぎる。ディスプレイサイズが大きいものよりも格段にそれらの作業効率は落ちてしまうことは明白だ。
では次に、その魅力と欠点を踏まえて、MacBook 12インチの「最高におすすめする使い方」と「最高におすすめできない使い方」について書いていく。
MacBook 12インチの使い方
MacBook 12インチの最高におすすめする使い方は?
文章を書くことに長けた使い方が最高だと言える
MacBook 12インチの使い方で僕はおすすめする使い方は「文章を書く=執筆作業」。
その理由は、先ほど書いた通り、ほどよい中間地点を見事に埋めてくれる実用性がMacBook 12インチの最大の魅力であるので、ディスプレイ画面サイズが小さいことを逆手に取る形で、文章を書くことに集中する(=あるひとつのことに注力)ことにも適している。
- いつでもどこでもライターワーク
要は、ガッツリとハードな作業はできないので、「ライターやブロガーなどのライティングワーク」が僕の最高におすすめするMacBook 12インチの使い方という結論。
MacBook 12インチの最高におすすめできない使い方は?
マルチタスクをするには絶対的に向いていない
僕はこちらのMacBook 12インチの使用で思った4つのことでも書いているように ー
大きければ大きいほど、あらゆることを表示するスペースは確保できますが、「あるひとつのこと」について注力する時は、ディスプレイサイズがコンパクトな方が効率的です。
という前置きをおいておく。
要は、ファーストインプレッションレビューでも、実際に1年使用してみても、ディスプレイ/画面サイズがコンパクトである以上、MacBook 12インチはマルチタスクをするには向かないという結論に至った。
先ほどの欠点についても触れているように、複数のことを同時にこなすという使い方はおすすめできない。
最後に
MacBook 12インチの魅力と欠点まとめ
- 実用性が高いことが魅力である
- ディスプレイ画面サイズが小さいすぎることが欠点である
MacBook 12インチの使い方まとめ
- MacBook 12インチのおすすめの使い方
「文章を書く=執筆作業」というライターワークで使うことおすすめする。 - MacBook 12インチのおすすめできない使い方
複数のことを同時にこなすという使い方はおすすめできない。
ということで今回は、実際にMacBook 12インチを1年以上毎日のようにどこにでも持ち運んで使っている僕が、その「最高におすすめする使い方(=最大の魅力)」と「最高におすすめできない使い方(=最大の欠点)」についてお届けした。
これからMacBook 12インチを購入しようと思っている方、もしくはMacBook 12インチをすでに使っている方の新しい気付きと、あなたの快適なMacBookライフの参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。また、お会いしましょう。
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僕はコチラの記事『デザインブロガー愛用!本気でおすすめするガジェット10選!2018年版』にも書いていますが、MacBookとMacBook Proの二台体制でクリエイティブな毎日を送っています。
もちろん、コチラの記事『MacBook12㌅かMacBookPro13㌅をサブ機として買いたい理由。もっとカジュアルに、どこでも作業をするために。』で紹介しているように、それぞれに使用用途は分けていますので、あなたのMacBookの用途についての参考にもなれば幸いです。
また、その他にもMacBookとMacBook Proの違いについてはコチラの記事『MacBook Pro13インチとMacBook12インチ性能比較!どっち買う?購入に迷ったので、優れた特徴の違いを考察した。』でもご紹介していますので、購入の参考にして下さい。
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