本の書き手は、僕らが経験し得ないことを先陣を切って経験し、それを僕らに教えてくれる。
だからこそ、本に人生を救われること、影響をうけることは、当たり前のこと。
初めての方も、”俺的デザインログ”を定期的に読んで頂いている方も、いつもありがとうございます。どもども、デザインブロガーPEITAです。
僕は昔から本を読むことが大好きでした。
それはポピュラーな文芸書、色々なノウハウが詰め込まれた実用書、経営やマーケティングなどのビジネス書などまで。エロ本もだ(笑)
「コレは読んでみたい!」と思った本は、できるだけたくさん読んできました。
本から学んだことで決断できたことや、何かに挫折した時に前向きになれたこと、ほっこりするような気持ちになり心が落ち着いたこと。
本との出会いが、僕の人生設計に大きな影響を与えているのは紛れもない事実です。
今回は、そんな僕が「僕の人生を変えた本(影響された)」というテーマで、20代を越えたら絶対におすすめする本を厳選して10冊ご紹介します。(随時更新版!)
今からご紹介する本を20代のうちに読んでおくと、絶対に30代で人生が変わります。ということは、30代なら40代で変わり、40代で読むなら「背中をすぐに押してくれる1冊」になります。
この記事の目次
人生を変える!人生を変えた!絶対に読むべき影響される本の選考基準
冒頭でも書きましが、僕は今まで色々な本を読んできました。そんな僕が今回おすすめする人生を変える本を選んだ基準をお伝えしておきます。
人生を変える本を選んだ基準
- 誰かのためじゃなく、人生を自分のために生きるのに必要な本
人と人は支え合って生きています。人は1人では生きられません。だからといって、自分の人生を棒に振ってまで、誰かの人生を生きていても楽しくありません。
人は基本的に、第三者の評価を気にしてしまう生き物です。つまり、誰かのベストアンサーを、自分のベストアンサーのように生きていたりします。それが良いとか悪いとかではなく、自分らしさを持った人生にするのが僕は望ましいと思っています。もちろんそれは、わがままな人生が良いとか、好き勝手に生きて良いとか、そういうことを言っているのではありません。
あなたがあなた自身で生きていく人生にするために必要な本を選びました。それは逆に、僕自身、ご紹介する本を読んで実感し、実際にそういう人生や価値観になるように生きているからです。
自分らしい人生にするためには、周りの人のベストアンサーよりも、先人たちが残しているベストアンサー本からモノゴトを吸収し、自分のフィルターを通すことが大切です。
関連記事:人生の悩みを自分で解決する力を成長させる方法は?答えの見つけ方。
人生を自分のために生きるのに必要な本という選考基準でご紹介する10冊をあなたが読み、あなたのフィルターを通り、目の前に開かれる道が広がれば幸いです。
永遠を旅する者〜/重松 清
人の命という儚さに泣けた本
確実に泣きます。この本を読んで泣かない人は、感性ではなく、理屈で生きているのだと思います。人生で長い生きしたって、生きている中であらゆることに挑戦したって、どんなことを経験したって、世の中には”経験できない”ことが多く溢れています。
そのひとつが、”永遠の命”という経験です。
それを、僕はこの本で経験しました。
「人生で経験することのないことを、経験したい」と思ったことがあるなら、ぜひ読んでほしいです。
関連記事:自分の人生を変える本。「永遠を旅する者〜ロストオデッセイ 千年の夢〜」著者 重松清さんの本で、”永遠の命”を”体験”してみよう。
自分探しと楽しさについて/森博嗣
自分とは、相手がいて、はじめて成立する者だということを教えてくれた本
結局のところ、「自分」というのは、「他者」以外という概念として捉えられるものであって、周囲の人や物を観察して、それについて考えたとき、その視点、その思考がすなわち「自分」なのである。
引用元|自分探しと楽しさについて
読み始めて気づいたら最後まで一瞬(笑)文章のセンスもそうですが、森さんは自分をしっかりと持ち、それでいて自分の外からもちゃんと自分が見えています。
ずっとひとりでいても、何も見えてこない。相手の存在が自分を作っているという本質を知ることができます。
自分自身を探しているなら、自分探しの旅といってどこか遠くへ行く必要はありません。この本を読みましょう。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう/ストレングス・ファインダー
自分の強みを具体的に言語化してくれた本
あなたは自分の才能や強み(長所)をどこまで知っていますか?
この問に答えられないのであれば、あなたはまだまだ自分の強みを分かっていません。ということは、その逆として、自分の強みについての可能性がもっともっと存在するということです。
何かをやる前に、自分の強み知っておくのと知らないとでは、多くの選択肢の中から人生を形成する上で、非常にもったいないです。
自分のライフワークを広げたりする時も、誰かとチームワークを発揮したりする時にも、「僕の強みはこれ」と分かっていることで、余計な寄り道が省かれるので、より効率的で生産性が高い人生になります。
ただ闇雲に踏み出す一歩と、自分の強みを生かして踏み出す一歩では、どのくらいの違いが生まれるのか?というところを理解した人生の選択や決断をしたいと考えているあなたに読んでほしい。
また、「自分のことは自分が一番わかっている」という人ほど、この本を読んでみて下さい。
関連記事:【自分の才能や強み(長所)を見つける最も簡単な方法】ストレングス・ファインダー診断をやってみた。
魔法のコンパス/西野亮廣
人生のワクワクをとてつもなく刺激される本
人生のやる気のスイッチも、病気と一緒で、早期発見早期治療が大事です。その発見と治療が同時に行えちゃうのが、西野亮廣の「魔法のコンパス 道なき道の歩き方」なんじゃないかと個人的には思います。
人生のやる気を引き起こしたい時に、ペラペラ数ページを読むだけで、居ても立ってもいられなくなる、そんな本です。
関連記事:おすすめ自己啓発本!西野亮廣「魔法のコンパス」は読むべき!3つの効果で人生をやる気にさせる。
革命のファンファーレ/西野亮廣
膝がガクブルするくらい人生に興奮をもたらしてくれた本
職業が多様を極める時代だからこそ、やりたいことはひとつに決めなくていい。
ひとつのことを継続的にやり続けることに価値(職人魂的な)があり、それが人生の意味であったとされる時代は終わり、これからは多様な生き方=いっぱい色々な活動をやれる時代!色んなことに手を付けても理解される時代!になったということでしょう。
今から社会を作っていく、子供から大人まで必読の本です。
関連記事:西野亮廣|革命のファンファーレを読み始めたら、興奮が止まらん。
マンガで学ぶ お金の引き寄せる体質改善/心屋仁之助
お金という概念の捉え方を一変させられた本
お金の使い方に対して、僕ら凡人は常に「お金がかからないようにするためには?」という節約意識が植え付けられている。そこが180度変わりました。お金を引き寄せるには、自分自身の心のあり方を変える必要があります。
マンガで解説されているので、かなり読みやすいです。
お金に縛られず、お金を引き寄せるための根本的なノウハウなどについて書いてあるような詐欺まがいの本ではありません。自分の中にあるお金に対しての理論的エッセンスが書かれています。
僕はこの本を読んで、「必要なものにお金を使う、必要ではないものにお金は使わない」という根本的な自分の購買問題が改善され、より生きやすい人生になりました。
ニューエリート グーグル流・新しい価値を生み出し世界を変える人たち/ピョートル
可もなく不可もなくという君の人生に NEW ELITEというOSをインストールさせる本
働き方に革新をついています。この本の冒頭を読んだ瞬間に脳内に稲妻が走り抜けました。
Googleのドレスコード
「裸でなければ、何を着たっていい。」
やっぱりそれか。外見で本質を見抜こうとする人こそ、本質なんて見抜けるわけない。
外見や身だしなみに惑わされる時点で、もはや終わってる(笑)
— PEITA@俺的デザインログ (@oasistems) 2018年7月19日
Googleのドレスコードもめちゃくちゃ良い。僕の職場では、派手じゃない”ボタンダウンシャツ”というドレスコードです。もちろん、そんなの無視していますが。
スーツより、Tシャツがカッコいいという価値観か。by Google
俺と一緒やないかーい(笑)
— PEITA@俺的デザインログ (@oasistems) 2018年7月19日
この価値観も、オールドエリートでは”スーツ”でした。しかし、ニューエリートでは”Tシャツ”なのです。
僕はヘアスタイルについての記事『社会人35歳過ぎても,好きな髪型さえ貫けないゴミで終わるのか?!髪型は自分らしさを持って良い。』を書いていますが、もはやこれが新たな時代に必要な価値観だということなんですよね。もはや外見で仕事するという時代は終わってる。
この本を就職する前に読んでいたら、もっともっと自分の可能性が広がったことでしょう。今から就職を考えている20代のあなたは特に読むべきです。これが、これからの数十年先のスタンダードです。
もちろん、オールドエリートが間違いと言っているわけではなく、時代の変化という摂理と言えます。
追記(2022.1.10)
ここまでの僕の説明では「Google」について書かれているものだと認識されてしまう書評となっていましたので、訂正致します。
冒頭で著者は「Google」について触れています。その冒頭部分だけを切り取ったような表現になっています。
正しくは、こちらのhiro_matsunboさんの記事からご指摘を受けたように「働き方改革を取り扱った本」になります。
書評をするにあたり、まだまだ至らぬ点がございます。申し訳ございません。
人生論/堀江貴文
自分の人生を動かすということを教えてもらった本
その瞬間を精いっぱい生きる。良いことも悪いことも、ときの流れとともに移り変わっていく。不幸なこともうれしいことも、ただ川の流れの中のひとこまに過ぎない。
引用元|人生論
これを読み、自分の人生というものの捉え方が変わりました。それぞれの時代を読み解くことで次の10年が見えてくること、それにどう対応していくべきなのか?を自分できちんと考えていくこと、僕らの人生は”ただ川の流れの中のひとこまに過ぎない。”からこそ、自分らしく生きる必要がある。
堀江貴文さんの想像を絶する洞察力と人間性がビッシリと書かれた1冊。これに刺激を受けないわけにはいきません。
この本は、かれこれ3回は読み返してます。
超集中力/DaiGo
僕の集中力と時間術を覚醒してくれた本
本書を読むことで、たとえ疲れたままでも高い集中力を保つことができ、仕事や勉強が短時間で片づけられるようになります。
引用元|自分を操る超集中力
こんな謳い文句が書かれていると、誰しもが手にとってしまいます。しかし、よくある時間術や集中法が書かれた本を読んでも理解できないことが多いんですが、このDaiGoさんの本は一品でした。
すぐにでも試せる!
すべての伏線がつながり、「集中するにはどうすればいいのか?」という部分も具体的でわかりやすい。
この本を読んで、こちらの記事『集中力を発揮する方法は短時間集中法が効果的!続かない集中力が続く!必要なのは時間を管理するだけ。』にも書きましたが、僕の集中力と時間術は覚醒されました。今までは出勤〜夕方になると、ものすごく頭が疲れ、無気力になっていました。しかし、この集中法使ってみると、夕方になってもそれほど疲れを感じなくなりました。
本当に救われました。
あした死ぬかもよ?/ひすいこたろう
繰り返しの毎日が、かけがえのない毎日であることを戒めてくれる本
あなたはいま生きている。それ以上の奇跡などありません。いつか死ぬ身であることを心に深く刻めば、今日という1日が、いかに可能性にあふれ、うれしく、ありがたく、いつにもまして輝きはじめることに気づくことでしょう。
引用元|あした死ぬかもよ?
こちらの記事『悔いのない人生を送るための魔法の言葉「明日って、あと何回来るんだろう?」|「俺が0歳の時、実の父は死にました」そこから学んだ、自分の生き方』でも書いていますが、自分らしく生きることは我慢することではありません。「明日でいいか」ではなく、「今日やろう」という行動が、明日の人生の質を変えてくれます。
「明日、ありがとうを伝える」のと、「今、ありがとうを伝える」ことの深さを学ぶことができます。
明日死ぬと分かっていたら、あなたは今日をどう生きますか?
限りない可能性を秘めたあなたの人生は、いつ終わるか誰も知りません。人生は有限なのです。
「死」を意識、理解するだけで、人生が変わります。
最後に
いかがだったでしょうか?
この10冊の本は、20代に読むべき道標と言っても過言ではありません。今回ご紹介した本を実際に読み終わったあと、「もっと早く読んでおけばよかった」という思いにかられました。それくらい、早期に読めば早熟される学びがあります。
だから、この記事で紹介した本の中で、まだ読んでない本があれば、すぐに読み始めて下さい。また、この10冊を今から1ヶ月で読み切りましょう!
そうすれば、確実にあなたの1ヶ月後の姿は、今よりも圧倒的に好転し、視野が広がり、人生における自分という存在の本質の捉え方が変わっていると思います。
ぜひぜひ、読んでみて下さい。
ということで今回は、そんな僕が「僕の人生を変えた本」というテーマで、特に20代の方におすすめする本を厳選して10冊ご紹介しました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
次は、こちらの記事『死ぬ前に後悔する5つの質問!後悔せずに自分らしい生き方をするには?』読んで、あなたの人生をがさらに自分らしくなるヒントにして下さい。
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