もの凄く勢いのある毎日を過ごすより、もの凄く遅くて楽な毎日を好む。
適度の疲れも重要だけれど、疲れないことも重要。「もっと楽に生きていければ」と誰でも一度は脳裏を横切り、次の瞬間に襲う空虚に足が竦む。
この記事の目次
人生とは何かと考えてしまう時、僕は流れゆく人生の時間を少しだけ止める
仕事を終え、1年前に購入した車に乗り込む。ハンドルを握る手の感覚にはもう新鮮さはない。僕を自宅まで運ぶためだけのもの。
YouTubeの動画を流し観るように、車窓から見える景色をやり過ごしていく。
アクセルを踏み込む感覚、ハンドルを切る感覚、息をする感覚、瞬きをする感覚、すれ違う車のブオンという音。
どれも全く別のカテゴリーに属しているけれど、その全てが無意味に思えた瞬間、自宅の玄関まではまだほど遠い距離で僕はブレーキを強く踏んだ。
「人生とは何か」
それは明日終わるかもしれないし、今終わるかもしれないし、何十年後に終わるかもしれない。
まだまだ長い長い旅の途中。
そう考えれば割と楽にはなるけれど、寄せては返す波はいらないし、陽はまたのぼりくりかえしてほしくない。止まない雨なら大歓迎、明日があるさ!なんて安っぽい思考回路も今は遠慮してほしい。
大きく深呼吸をしようにも、息が詰まるような胸への重圧がそうさせてくれない。
目の前で起こることに対してヤキモキしたり怒りを覚えたり悲しみを覚えたり色々なことを人間はどうしても深く考えたがるらしい。
目に映るすべての情景はロウソクの火を吹き消すよりも簡単に自分の人生すべてを塗り替えてしまう力がある。
ハンドルを握り返す手が震える。だから、僕は強くアクセルを踏み込んだ。
少しだけ止まった僕の人生の時間を取り戻すように、強く踏み込んだアクセルが車を走らせる。
「人生とは何か」というえげつない愚問に苛まれてしまう時、人は「人生がうまくいかない」と感じているものだ。
「人生がうまくいかない」なら、「人生をうまくいかせないといけない」のだけど、それができれば苦労はない。それができれば、愚問さえない。
一つ言えることは、その愚問にしっかりと向き合うことは決して悪いことではない。
その愚問に苛まれてしまう時、しっかりと「今の自分」を振り返ることが大切だ。
人生がうまくいかない時に絶対に一度は振り返るべき7つの事(原因)。
自分の人生を「つまらない」「うまくいかない」と言って良いのは、自分だけ。だから、自分の人生を「楽しい」「面白い」にできるのも自分だけ。
人生がうまくいない時は、まず自分の人生が「今、どういう状況にあり、なぜうまく行っていないのか?または、なぜ楽しいのか?」を振り返ることが大切だ。
そこで、人生がうまくいっていない時に振り返るべき7つのことついて考えてみてはどうだろうか。
記事人生がうまくいかない時に絶対に一度は振り返るべき7つの事(原因)。そして、「人生とは何か」という愚問に悩んだ時に僕はおすすめする厳選した本を10冊の中から1冊くらいは読んでみよう。
「人生とは何か」という愚問に悩んだ時におすすめする厳選本10冊!
「死」とは何か
人は必ず死ぬ。だからこそ、どう生きるべきか
- 死とは何か
- 人は、死ぬとどうなるのか
- 死への「正しい接し方」――本当に、恐れたり、絶望したりすべきものなのか
- なぜ歳をとるごとに、「死への恐怖」は高まっていく?
- 残りの寿命――あなたは知りたい? 知りたくない?
- 「不死」が人を幸せにしない理由
- 「死ぬときはみな、独り」というのは、本当か
- 自殺はいつ、どんな状況なら許されるのか
- 死が教える「人生の価値」の高め方
なぜ、余命宣告をされた学生は、最後に”命をかけて”、この講義を受けたのか!?
死を通すことでますます「生」が輝きを増す、世界的名著!
引用元:Amazon
人生とは何か
生きることと死ぬことを語った本
胎内に宿り、幼少期に始まり、青年、壮年を経て、年老い、死に至る、人間の全ての生涯の過程を、戦後文学・思想界の巨人が、自分の体験と現代思想の先端を踏まえながら、明確に輪郭づける。生きることと死ぬことを、初めて全体像として語る。
引用元:Amazon
人生の成功とは何か: 最期の一瞬に問われるもの
あなたにとって、人生の成功とは何ですか?
人生の成功とは何か。これは多くの人々にとって、大切な問いです。
誰もが成功したいと願い、ただ一度の人生を歩んでいるからです。しかし「あなたにとって、人生の成功とは何ですか?」と改めて問われると、これに答えるのは容易ではありません。そのためか、お金や地位、名声のような分かりやすい基準において競争社会で勝利した人が成功者であるという考え方が、いま強い影響力をもっています。本書はこうした風潮に一石を投じるために書かれました。
「成功の方法」や「成功の鍵」を説いた本は溢れています。しかし、「人生の成功とはそもそも何か」という問いを突き詰めた本はありません。著者は、世の中に存在する成功の思想の本質を見つめるなら、「勝者の思想」「達成の思想」「成長の思想」という三つの思想があると言います。本書はこれら三つの思想から、人生の成功の意味を深く問いかけます。
引用元:Amazon
死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」
死んだらどうなるのか
死後の世界はあるのか?
魂は存在するのか?
輪廻転生はあるのか?
人生は何のためにあるのか?こうした疑問は、いつの時代も人びとの興味をとらえて離さない。「死ねば無になる」「あの世があるはず」「幽霊になる」……死んだらどうなるか、というテーマにはさまざまな意見があるだろうが、本当の答えなど分かりようがないというのが世間一般的な見方かもしれない。
本書は米国で今なお増刷を重ねる米国のベストセラーの復刻本だ。著者はもともとカリフォルニア州公認の催眠療法士であり、メンタルヘルスや薬物依存症患者、そのほか身体の痛みを緩和するカウンセリングを受け持っていた。
彼らの身体的・精神的な痛みを緩和するために年齢退行催眠を行っているときに、生まれる以前……、つまり、前世にまでさかのぼらせることが可能であると気づく。
引用元:Amazon
面白いとは何か? 面白く生きるには?
「生きる」ことの価値
「面白さ」が何なのか、どうやって生まれるのか、というメカニズムを考察し、それを作り出そうとしている人たちのヒントになることを目的として、大事なことや、そちらへ行かないようにという注意点を述べようと思う。
同時に、「面白さ」を知ること、生み出すことが、すなわち「生きる」ことの価値だという観点から、「面白い人生」についても、できるだけヒントになるような知見を、後半で言及したい。引用元:Amazon
人生の意味とは何か
「人生の意味とは何か?」を哲学で読み解く
圧倒的「知の巨人」 イーグルトンの隠れた名著の本邦初訳です!
「人生の意味とは何か?」と問うこと自体、哲学的に妥当なのだろうか?
オックスフォード大学出版局から出ているシリーズ“A Very Short Introduction”の一冊。原書は、200 頁も満たない薄い本であるが、イーグルトンらしく、チェーホフやシェイクスピアなどを例にとりながら内容の濃いものとなっている。
このような手軽に手に取れる翻訳は、読者の裾野を広げます。
引用元:Amazon
正義の教室 善く生きるための哲学入門
平等、自由、宗教のもたらすそれぞれの生き方
本書の舞台は、いじめによる生徒の自殺をきっかけに、学校中に監視カメラを設置することになった私立高校。
平穏な日々が訪れた一方で、「プライバシーの侵害では」と撤廃を求める声があがり、生徒会長の「正義(まさよし)」は、「正義とは何か?」について考え始めます……。
物語には、「平等」「自由」そして「宗教」という、異なる正義を持つ3人の女子高生(生徒会メンバー)が登場。交錯する「正義」。ゆずれない信念。トラウマとの闘い。個性豊かな彼女たちとのかけ合いをとおして、
正義(まさよし)が最後に導き出す答えとは! ?
引用元:Amazon
エリック・バーン人生脚本のすべて 人の運命の心理学
私たち一人ひとりの運命
交流分析の創始者エリック・バーン、渾身の中核理論が遂に本邦初訳。
人は、自分の人生を「脚本」に従って生きている。
私たち一人ひとりの運命を支配する脚本はどのように形作られるのか、その脚本を生活の中でどう見分けるのか、臨床実践ではどう扱いどう活用するのかを詳しく解説。
交流分析とその中核理論を理解するための必読書。
引用元:Amazon
Newton別冊『死とは何か』
人間がだれも経験したことがない未知の世界
この世に生まれてきたものがみな,さけられない宿命が「死」です。そして,死にいたる過程に「老化」があります。
年をとると,外見,健康,体力,記憶力などさまざまなところに変化があらわれてきます。いったい,このような老化現象は,なぜ生じるのでしょう。老化現象とうまくつきあう方法はあるのでしょうか。
老化の先にある死は,生きている人間がだれも経験したことがない未知の世界です。生から死へとうつりかわるとき,体や意識には,いったいどのような変化が訪れるのでしょうか。
本書は,人類の永遠のテーマともいえる「老化」,「死」,「寿命」について,徹底紹介した一冊です。ぜひご一読ください。
引用元:Amazon
折れない心を育てる いのちの授業
今日が人生最後の日だと思って生きなさい
人生を歩み続ける力、折れない心の育て方を「ホスピス」の現場から学ぶ
25万部突破の「今日が人生最後の日だと思って生きなさい」の著者がおくる「今、最も中学生へ伝えたいこと」をまとめ。
どもたちに知っておいてもらいたい「死」と「生き方」の考え方についても収録。「人は死ぬ時にどんなことを考えるのだろう」「人は、死を目の前にしても、多くの自分を支えるものに気づき、心穏やかに過ごすことができる」「永遠のお別れの際の向き合い方」「この世からいなくなった後の絆について」など、ホスピス医ならではの観点で、自分らしく生きていくために必要な「支え」の大切さ、気づき方を語ります。
引用元:Amazon
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