人生をイージーモードにするためには、自分の感受性を豊かにしたり、価値観や多様性、そして多くの考え方や捉え方を成長させなければなりません。
そのために必要なのは読書量です。
本から情報をインプットすることは、自分自身の中の新たな扉や可能性を広げるためには必要不可欠なのです。
そこでこの記事では、毎日の読書を欠かさない僕が毎月読んだ本の中でも特におすすめの本を厳選して紹介しています。
先月の読破本のおすすめについてはこちらの記事をチェックして下さい。
はい、ということで今月読破した本は全部で8冊でした。
毎月10冊以上は読むようにしているんですが、12月ということもあり、忙しい時期ということでなかなか読めませんでした。
が!
もちろんその中でもおすすめな本はあります!
ではまず、サクッとすべてを確認できる動画をご紹介した後、文章でもご紹介させて頂きます。
この記事の目次
今月読んだ8冊の中から特におすすめの小説3冊をご紹介!
また、以下の動画で読破した本とおすすめの本を紹介しているので、動画で一気にチェックしたい方はぜひ御覧ください。
【今月の読書量8冊】中でも特におすすめの小説3冊を語る【2019年12月分】
やはり、文章で伝えるのと、動画で伝えるのでは熱量などで差が出てしまうので、ぜひ動画でチェックして頂ければと思います。
では、以下より文章でも解説していきます。
※以下は、すべてAmazonから本の概要を参照しています。
今月僕が読んだ8冊
日曜日たち
ありふれた「日曜日」。だが、5人の若者にとっては、特別な日曜日だった。都会の喧騒と鬱屈した毎日のなかで、疲れながら、もがきながらも生きていく男女の姿を描いた5つのストーリー。そしてそれぞれの過去をつなぐ不思議な小学生の兄弟。ふたりに秘められた真実とは。絡みあい交錯しあう、連作短編集の傑作。
笹の舟で海をわたる
朝鮮特需に国内が沸く日々、坂井左織は矢島風美子に出会った。陰湿ないじめに苦しむ自分を、疎開先で守ってくれたと話す彼女を、しかし左織はまるで思い出せない。その後、左織は大学教師の春日温彦に嫁ぐが、あとを追うように、風美子は温彦の弟潤司と結婚し、人気料理研究家として、一躍高度成長期の寵児となっていく…。平凡を望んだある主婦の半生に、壮大な戦後日本を映す感動の長篇。「本の雑誌」2014年第1位。
’12年『紙の月』で柴田錬三郎賞!
ヤイトスエッド (徳間文庫)
近所に憧れの老作家・坂下宙(ちゅ)ぅ吉(きち)が引っ越してきた。私は宙ぅ吉のデビュー作「三つ編み腋毛(わきげ)」を再読する。そして少しでも彼に近付きたいという思いを強くして──「イナセ一戸建」を含む六篇のほか、文庫版特別書下しとして、作中登場する坂下宙ぅ吉のデビュー作「三つ編み腋毛(抄)」を収録した全七篇。淫靡な芳香を放つ狂気を描く、幻の短篇集が待望の文庫化。
臣女(おみおんな)
夫の浮気を知った妻は身体が巨大化していった。絶望感と罪悪感に苛(さいな)まれながら、夫は異形のものと化していく妻を世間の目から隠して懸命に介護する。しかし、大量の食料を必要とし、大量の排泄を続ける妻の存在はいつしか隠しきれなくなり、夫はひとつの決断を迫られることに──。恋愛小説に風穴を空ける作品との評を得、満票にて第22回島清恋愛文学賞を受賞した怪作!
夢をかなえるぞう3
シリーズ累計350万部突破の第3弾、ついに文庫化!
人生くだりのエスカレーターに乗りかかった、夢をあきらめきれないOLのもとにやってきた
ガネーシャは何とブラックな姿に変身!
カーネルサンダースくんを白髪にし、ムンクくんを叫ばすほどにスパイシーな、
ブラックガネーシャ流のスパイシーな教えとは?
釈迦や貧乏神などおなじみのキャラに加え、今回はガネーシャのライバル登場!?
アカン、ワシ史上最大のピンチや……。
銀色の悪夢: 四編の悪夢
封印したはずの都合の悪い過去。何食わぬ顔で隠してきた昏い秘密や欲望。迫り来る不安から目をそらし続けている毎日。そんな現実があなたに悪夢となって牙をむく。やがて悪夢は夢の殻を破って現実世界に醜悪な姿をさらけ出す。著者自身悪夢にうなされながら紡ぎ出した四編のファンタジックホラー!
世界一受けたいお金の授業
「お金」「経済」の流れがわかると、「見えないもの」が見えてくる!?
◎「飲食」「製造」「サービス」――どの業界が儲け率が高いの?
◎外資系企業が給料が高いのはなぜ?
◎「景気が厳しいですね」と言う人は、何もわかっていない
◎あなたの給料を、そんなに上げられない理由
◎日本の10年後、20年後の財政はどうなっているの?
◎夢を叶えている人・成功者の共通点とは?
……
「お金」「経済」に関係する「なぜ?」をこれ以上、わかりやすく書けない!
というくらい、基本的なことから書きました。
お金を「守りたい」「増やしたい」願いを叶える方法に、あなたを導いていきます!
地球で「生きづらいなぁ」と思ったら読む本
「なんか、生きづらい」――当たり前だ!だって君は宇宙人なんだから!
「なんか、生きづらい――こんな風に思う自分はおかしいのではないか?」
「周囲と同じようにうまくやっていけない――自分はなんてダメなんだ」
そんな風に、違和感を感じながら生きていないか?
それは間違った感覚なんかじゃない。地球の「常識」なんて、宇宙から見れば「非常識」。君は、そんな宇宙的視点を持ち合わせている、ひとつ上のステージに立つ“宇宙人”なんだ。宇宙人本来の感覚を取り戻し、いま君が被っている「仮面」を脱ぎ捨てたとき、この地球でどう生きていくか、本当の自分自身を知ることができるはずだ!
君が「何星人」かがわかる宇宙人チェック&星人診断や、君が地球で被っているかりそめの「仮面の種類」とその外し方など、
「生きるのツライけど、宇宙って言われてもなぁ…」なんて思っている君にこそ読んでほしい、楽しく読めて心が軽くなる一冊。
今月読んだ8冊の中から特におすすめの3冊!おすすめな理由とは?
日曜日たち
短編なので、サクッと読めます。しかも、どの作品も登場人物たちの気持ちを丁寧に描いていますので、とても読みやすいです。
すべてのストーリーが、すべての物語と繋がっているので、短編でありながら、同じ時代を、同じ時系列で5つの人生の物語を読んでいる感覚だったので、ものすごく没入できました。
僕の中で特におすすめの物語は、『日曜日の新郎たち』がと「日曜日の運勢」です。この2つの物語はかなり印象に残りました。
ぜひ、吉田修一さんのこちらの小説を読んだことがないなら、めちゃくちゃおすすめです!
笹の舟で海をわたる
角田さんの文章というか、物語は本当に奥深く、人生の寂しさや喪失感を味わうかのように、文章の一文字一文字で人生を悟っているのだと思います。
この物語は、人生の一瞬を書いているものではありません。読み終わった時に、ある一人の女性の一生を読み終えた感覚になりました。
平凡に見える人生も、その裏の葛藤や価値観や性格や育った境遇や環境などのパーソナリティをしっかり見てみると、それは平凡という言葉では語り尽くせないほどの魅力があり、そして淡々さがあるのだと思います。
サスペンス的な流れなどもあり、読んでいて全く飽きることがなく、読めました。
ただ、かなりの長編なので、読むのに多少の時間がかかってしまいましたが、読破感は最高なものでした。
やり切ったという感じと、先ほどもお伝えした通り、ある一人の女性の一生を読み終えた感覚になり、自分自身の人生そのものに。改めて思いを馳せてみる時間にもなりました。
非常に面白いのでぜひおすすめです!
臣女(おみおんな)
自分の浮気が発端となり、妻が巨大化していくという非現実的な物語の中に、とてもピュアな人間の心と、人間らしい醜さをしっかり描いているので、読みすすめながら感慨深い気持ちになりました。
自分が犯した罪の影響で、妻が巨大化していくわけですので、見捨てたくても見捨てられない夫。だからといって、一所懸命に介護するのではなく、やはり人間らしい行動をしたり。主人公の気持ちになって考えれば、同じ行動を取ってしまうかもしれないと共感さえ覚えました。
巨大化した妻の排泄物のことが小説の中では随所に出てくるんですが、その気持ち悪さたらなかったです。文章でここまで不快な気持ちになったのも久しぶりの感覚でした。
それくらい文章での表現性は非常に高いのだと思います。恐るべし文章です。
そして、この物語のキーワードは、夫婦の純愛だと思います。純愛小説といっても過言ではないくらい、非常にピュアな思いが描かれているように感じました。
読み応え、気落ちの悪さ、そして純粋な人間らしい感情を垣間見れる小説なので、ぜひおすすめです。
最後に
ということでこの記事では、毎日の読書を欠かさない僕が毎月読んだ本の中でも特におすすめの本を厳選して紹介しました。
あなたの人生と、素敵な読書ライフの参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
また、おすすめの本や読破した本に関して、当ブログでは新しい情報をアウトプットしたり、YouTubeチャンネルで動画もアップしていますので、ぜひそちらもチェックして下さい。
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