本というものは、先駆者たちが学んだノウハウであり、先駆者たちが想像するモノゴトです。読書をするということは、どこまでも”学び”のあることであるし、自分の人生でアウトプットして生きていくためのインプットにおいてはとても貴重な情報源です。
だから、読書量が増えれば、自ずと人生の選択肢、そして情報や知恵、想像や空想のアイデアは、広がっていきます。
だからといってたくさんを本を読んでも、本を読み終わったあとに、「俺の時間を返せ」的な気分になることもあります。
そこでこの記事では、本好きの僕が読んだエッセイや小説、そしてビジネス書や実用書の中で、これは読んで損はなし!読んでほしい!という本をご紹介します!
本の概要と、ちょっとした感想、そして読んだ本の中で、特におすすめな本を紹介します。もちろん、頭の良いことは言えませんが、僕の感性の面から何かを伝えられればなと思います。
先月は23冊の本を読みました。その中でも特におすすめの作品については最後にお伝えします。
僕の読書術や読書をする理由については、こちらの記事に詳しく書いています。
動画と文章の両方で解説していますので、環境に合わせて確認ください。
では早速行ってみましょう!
※時期によってはKindleUnlimitedから外れている場合(期間限定)もあります。
この記事の目次
Amazon kindle Unlimited等で1ヶ月に読んだ23冊!面白い本だけ語らせて【2019年11月分】
動画の内容
この動画では、僕が今月読んだ本は23冊!読んだ本の中から特におすすめの本をみなさんにご紹介しています!
あなたの人生を生きるヒントになれば幸いです。
もしよければチャンネル登録を宜しくお願いします!
では以下より、文章でもご紹介しておきます。以下、Amazonより本の概要を引用しています。
今月読んだ小説・文学・エッセイ
日本沈没 決定版
大災害やパニックのシミュレーションにとどまらず、組織論や危機管理論、日本人論といった様ざまな要素をもつ本作は時代を超えた輝きをはなっており、小説は上下二巻で発行総部数は460万部超。二度の映画化、テレビ化、マンガ化、いずれも大成功をおさめている
田所博士を中心に気鋭の学者たちが地質的大変動の調査に取り組むと同時に、政府も日本民族の生き残りをかけて、国民の海外移住と資産の移転計画を進めようとする。
しかし第二次関東大震災をはじめ、様ざまな災害が発生。想定外のスピードで事態は悪化していく。はたして日本民族は生き残ることができるのか。
感想レビュー
これは非常に読むのが難しい本です。地球の環境問題(専門)が書かれた参考書を、物語にしたような感じで、かなり読むのに苦労したのが正直なところ。
もはや天才といった知識人が書かれています。あくまでも小説ですが、かなり現実的な未来予想図としてた一読の価値ありです!
この世界の片隅に
すずは広島の江波で生まれた絵が得意な少女。昭和19年、18歳で呉に嫁いだすずは、戦争が世の中の空気を変えていく中、ひとりの主婦として前を向いて生きていく。だが、戦争は進み、呉はたびたび空襲に見舞われる。そして昭和20年の夏がやってきた―。戦時下の広島・呉を生きるすずの日常と軌跡を描く珠玉の物語。小学上級・中学から。
感想レビュー
映画も漫画は知っていましたが、それらを見ていない中、このまま小説を読みました。実際に起こっていたことだと思うと、胸が締め付けられる思いです。しかし、主人公の周りで起こる様々な人間模様は非常に味わい深いものでした。
主人公のように、「人のため」に生きていくことができれば本望です。
人生を生きる上でも、非常に参考になる小説です。
わが家 (竹書房文庫)
幼い頃、自分の目の前で家出した父親と18年ぶりに再会することとなった一人の青年だったが、刻みつけられた心の傷はあまりに深くて…果たして、失われた家族の絆を再び取り戻すことはできるのだろうか?◎話題の2015年新春スペシャルドラマを作・脚本の巨匠、井沢満が自ら小説化! “家族”の本当の素晴らしさを高らかに謳い爽やかな感動を呼ぶ、至高のヒューマン・ストーリー!!
感想レビュー
家族の姿は、一重にこれだとは言い切れません。しかしこの物語で語られる家族の絆は、誰しもが感じる、切なさ、嘆き、そして温かみだと思います。
他者という誰かに負わされる心の傷ならまだしも、それが家族からのものだったら…。
そんな風に思うと、ひたすらに主人公の気持ちに憤りを感じます。家族と向き合うことは、辛い過去と向き合うこと。
そんな人生を生きる主人公の物語は、本当に読んでいて飽きませんでした。
アンタッチャブル
第153回(2015年上半期) 直木賞候補作
警視庁公安部の「アンタッチャブル」と捜査一課の「落ちこぼれ」コンビが巨大テロ脅威に挑む。馳星周の新骨頂、ファン待望の公安エンターテインメン ト!容疑者追跡中に人身事故を起こした捜査一課の宮澤に、異例の辞令が下った。異動先は警視庁公安部外事三課。上司は公安の「アンタッチャブル」―― かつては将来の警察庁長官と有望視され、妻の浮気・離婚を機に、「頭がおかしくなった」とうわさされている椿警視。宮澤に命じられたのは、椿の行動を監視・報告すること。椿とともに、北朝鮮のスパイと目される女の追跡をはじめるが……
疾走するストーリーに、一筋縄ではいかない人物たちが次々登場。
数多のトラップ、ラストの大どんでん返しまで一気読み必至のコメディ・ノワール!
感想レビュー
馳周平さんの小説といえば、誰もが一度耳や目にしたことのある「不夜城」ではないでしょうか。僕もその不夜城のファンなので、そのイメージのままこの本を手に取りました。
しかし、そのイメージとは全く違う、コメディタッチな物語に最初は「あれ?」と少し肩透かしをくらい続けました。
しかし、読み勧めていくうちに、ドハマリ。とても痛快で斬新な物語の展開と、まさにアンタッチャブルな名コンビの掛け合いにものすごくドハマリました。
スピニング・ジョー<上/中/下>
90年前後、日本全体がバブルに浮かれていた時代。就職活動に失敗し地元の地銀に就職した貴之は、息が詰まるほどの体育会的企業風土にどうしても馴染めなかった。そんな時、高校時代の同級生の大木から、アメリカでは「金融革命」とも言える大変革が起こっていると聞く。やがて日本にも大きな変革のうねりがやって来ることを予見した貴之は、最新の金融理論を学ぶべくアメリカ留学を決意する。しかし実際にニューヨークに渡った貴之が目にしたのは、バラ色に包まれた夢の世界ではなく、ジャングルのようなむき出しの欲望が渦巻く過酷な世界だった。
ニューヨークで出会った「スピニング・ジョー」と呼ばれる天才的ダンサーから刺激を受けながら、貴之は見果てぬ夢を追い続けることとなる……。日本人の常識は海外で通用するのか、日本人はジャングルのような国際社会で生き抜いていけるのかを厳しく問いかける、警世の書。
感想レビュー
スピニングジョーというタイトルをイメージしながら上・中と読み終わったあとに、ジョーがほぼ登場していなかったことに気づきました。
物語の中では語られるものの、実際のジョーが全くと言っていいほど登場していなかったので、「?」と思いつつ、下巻を読んでみました。
すると、僕はまんまと作者側の策略にハマっていたことに気づきました。この小説のすべて、本当にすべてが下巻で救われていきました。
もう怒涛のごとくと言った感じです。
とても魅力のある作品です。
アラジン小倉銀時
京都木屋町ー風俗店や闇金などが蝟集する雑居ビルの雇われ管理人である小日向。彼は日頃から悪知恵を働かせてはコツコツと小銭を貯めていた。そんなある日、一人の青年との出会いがきっかけで、小日向の秘められた企みが動きだす。騙し騙され、最後はあなたも騙される。小倉銀時の可笑しくも切ないピカレスクロマン!
感想レビュー
悪党と庶民の知恵の比べ合いと言いますか、騙し合いといいますか、もうこれドッキリとでも言いましょうか。非常にコミカルに描かれているんですが、ハートフルっぽさを残しつつ、ハッピーエンドにつながる作品だったので、非常に読みやすかったです。
この作者ファンになりました。
レアケース
2014年、石塚英彦主演で、「水曜ミステリー9」(テレビ東京系)ドラマ化! 今、何かと話題の「生活保護制度」の矛盾を突く問題作! 生活保護者を担当するケースワーカーとして、大津市役所に勤める石坂壮馬。彼は、生活保護をもらうだけでいっこうに自立しようとしない者や、仮病などで保護費を詐取しようとする者、そして被保護者を食い物にする「貧困ビジネス」の存在に、生活保護制度の矛盾を強く感じていた。
そんな中、大津市内では、あくどく稼いでいると評判の者から盗みを働き、貧しい人々に金を配る「現代のねずみ小僧」が話題になっていた。――ねずみ小僧に複雑な思いを抱く壮馬だったが、ある日、彼の担当する被保護者が殺される事件が起こり……。殺人事件の意外な真相とは? そしてねずみ小僧の意外な正体とは? 「横溝正史ミステリ大賞」受賞でデビューした社会派の気鋭が格差社会の闇に迫る、二転三転する衝撃のミステリ。
感想レビュー
この小説は、「生活保護受給」に焦点をあてた社会的な問題提起を起こしつつのミステリーです。
読みながら、生活保護に関する知識と実情なども勉強になり、読後感も最高です。
登場人物の心理描写が一つ一つ丁寧に作り込まれている印象で最高でした。
白虹
警察官時代に起きた悲劇的な事件の記憶から逃れるかのように、毎年夏の間だけ山小屋でアルバイトをする五木健司。「辞職しなければ、いい刑事になった」と惜しまれる五木はある時、名頃という男を救助したことから、殺人事件に巻き込まれてしまう。名頃が恋人・裕恵を殺し、自分も死んでしまったというのだ。
事件現場となった群馬県・長沢山を訪れ、そのまま山小屋へと入ることでその事件を忘れようとした五木の元に、裕恵の手帳と、裕恵の父からの「すまなかった」というメッセージが届けられる。1週間の約束で山を下り、東京へと戻った五木は、1枚の山の写真を手掛かりに、5年前に起きた事件へとたどり着くが……。複数の事件が絡み合い、幾重にも張り巡らされた罠に気づき、事件の真相へとたどり着いた後に、五木が見たものは……。拭い去れない過去にとらわれ続けてきた五木に、救いはあるのか――。本格ミステリの名手による、傑作山岳ミステリ!
感想レビュー
ここまで素人というか、庶民が事件を追いかけることが果たしてあるのだろうか。
実際に自分の身に起きたことを考えると、すぐにでも警察に相談しみの安全を考えた行動を取りそうだけど…これは保身を優先させる僕だからなのか。
自分の大切な人の事件が発生したらもちろん自分でも何かしら動くとは思うが、ここまでの行動力はないように思う。
その点、この物語の主人公の行動力には関心させられるし応援もしたくなるので、読んでいいて全く悪い気はしない。
謎解きがありつつのストーリー展開に次第に引き込まれていました。
そして生活は続く
俳優で音楽家、星野源はじめてのエッセイ集! 携帯電話の料金を払い忘れても、部屋が荒れ放題でも、人付き合いが苦手でも、誰にでも朝日は昇り、何があっても生活はつづいていく。ならば、そんな素晴らしくない日常を、つまらない生活をおもしろがろう! 音楽家で俳優の星野源、初めてのエッセイ集。俳優・きたろうとの文庫版特別対談「く…そして生活はつづく」も収録。
感想レビュー
才能あふれる星野源という男。その男の「生活」に密着した話が盛りだくさんでものすごく面白かった。
文章も素晴らしく、読んでいて飽きさせない。星野源という人の魅力は、映画、歌までにとどまらないことを証明しています。
人間失格 太宰治
「恥の多い生涯を送って来ました。自分には、人間の生活というものが、見当つかないのです」…ありのままの自分をさらけ出すことができず、廃人みたいな暮らしを送る男を描いた太宰の代表作。太宰治の自伝的作品とも見られている。
感想レビュー
この本を読んだのは、実は三度目。一度目は父が読んでた本。二度目は漫画で。そして、じっくり読み終えた三度目。
ようやく、太宰治という人が書く「文学」というものが見えてきた感じがします。古い本なので、何かと読みにくさはありましたが、太宰治という物書きのすごさが、ようやく僕でもわかるくらい垣間見えてきました。
今後も、太宰治の本を読んでいき、少しでも日本文学に精通できればと思います。
初恋温泉
初恋の女性と結婚した男。がむしゃらに働いて成功するが、夫婦で温泉に出かける前日、妻から離婚を切り出される。幸せにするために頑張ってきたのに、なぜ――表題作ほか、不倫を重ねる元同級生や、親に内緒で初めて外泊する高校生カップルなど、温泉を訪れる五組の男女の心情を細やかにすくいあげる。日常を離れた場所で気づく、本当の気持ち。切なく、あたたかく、ほろ苦い恋愛小説集。
感想レビュー
この本は、「温泉」をキーワードにした5つの短編集です。最初の短編はタイトルにある通り「初恋温泉」です。これは、夫婦の関係性の終焉を、とても味わい深い、そして切ない、そして冷たく温かい文章で書いた物語。この「初恋温泉」だけでも一読の価値の高い作品です。
自分の妻との関係を改めて見直すきっかけにもなりました。
キャンセルされた街の案内
新人社員くんの何気ない仕草が不思議に気になる、先輩女子今井さんの心の揺れ動き(「日々の春」)。同棲女性に軽んじられながら、連れ子の子守りを惰性で続ける工員青年に降った小さな出来事(「乳歯」)。故郷の長崎から転がり込んだ無職の兄が、弟の心に蘇らせたうち捨てられた離島の光景(表題作)など――、流れては消える人生の一瞬を鮮やかに刻む10の忘れられない物語。
感想レビュー
淡々と流れる日々に、吉田さんらしさがめちゃくちゃに光る。胸くそ悪い表現も、吉田マジックでとてもリアリティを感じさせてくれるので、胸くそ悪さよりも、感慨深い気持ちにさせられます。
面白い!というような感じはなく、心の奥にスッと触れられるような作品です。だからこそ面白いのだけど、本当にアンチクライマックスという感じで、こちら側にその先を想像させたいのだと思います。
小説「怒り」と映画「怒り」
父・邦彦、母・景子、担任の幼稚園教諭、高校時代の恋人ら、ある時期の山神一也を知る人々が語る、小説「怒り エピソード0 8つの証言」。
山神とは一体、どんな人物だったのか? 残された謎に迫る。
他に、映画『悪人』『怒り』に出演した俳優・妻夫木聡氏と吉田修一氏の特別対談「祐一と優馬を繋ぐ線」、李相日監督インタビュー「吉田作品の魅力」、映画『怒り』ロケ地訪問記、吉田修一全作品解説などを収録。『怒り』と吉田修一の世界をもっと楽しむための文庫版オリジナル編集。
感想レビュー
こちらは前回の読破本の中で紹介している「怒り」という小説と映画の舞台裏を書いた作品です。
永遠
生きることに無器用なひとなのね。それが私にはいとしかった―葉月さんは亡くなる前、娘の弥生と幼なじみの僕に話してくれた。かつて別れた恋人のことを。弥生はその男の向かいの部屋に住み、彼の講義を聴きに短大に通った。「お父さん」と、一度も告げられずに。卒業式の日、僕は弥生の帰りを待つ―。
淡々と進んでいく物語。印象に残らない作品というところが、なぜだか僕の情緒に触れます。
スーーっと読める本です。
今月読んだビジネス・実用書
新・魔法のコンパス
人間は「知らないものを嫌う」生き物だ。しかし知らないものの中にキミの未来が眠っている。たとえば、「お金」「広告」「ファン」。学校では教えてくれなかったが、最も直視すべき問題だ。現在、目まぐるしくルールが変更され、昨日までの常識が今日の非常識になることもザラ。その一方で、「時代が変わっても変わらないルール」も存在する。そんな普遍的なルール、しなやかに時代を歩くための羅針盤を“現代の革命家”ことキンコン西野がキミに授ける!
感想レビュー
この本はまさに「今」しか読めない本のひとつです。2019〜2020年のうちに読んでおかないと、ここに書かれている情報というか、視点はまた新たに進化していくことになります。普遍的なものの捉え方はあるにせよ、作者の時代を読んだ戦略はかなり必見です。
必ず背中を押してくれる一冊となります。今はなら!
2035年の世界
とてつもない変化は、世界のどこかでもう始まっている。死なない人間、オミックス医療、資本主義3.0、デザインされる子ども、未来の音楽、ペタバイト、負の世界遺産、人工合成技術、空飛ぶ自動車、自分検索。最先端の人・モノに出会って導きだした未来のキーワード100。
感想レビュー
作者のことはあまり知らないのですが、とにかくこの方は実際に足を運んで、自分の目と耳で情報を吸収して、それを精査し、そしてしっかりと裏づけを確認した上で、未来予想図を語っています。
非常にワクワクさせられる内容が盛りだくさんなので、読み終わるまで目からウロコの情報ばかりです。
面白い!考え方と行動力、必見です。
ウチら棺桶まで永遠のランウェイ
kemio:YouTubeをはじめ、Instagram、Twitterなどを含めフォロワーが約300万人。女子中高生はもちろん、近年では大人からの支持も厚く、SNS社会で最も注目されるクリエイターとして大人気に。高校時代に動画アプリ・Vineで発信した投稿で注目を集め、2016年末に生活拠点をアメリカへ。卓越したワードセンスで繰り出す「あげみざわ」などの独自の語彙も親しまれ、若い世代に浸透中。流行語を生み出し続ける世界規模のスターとして、モデルや発信者、歌手として多岐に活躍している。
感想レビュー
この作者のワードセンスは本当に一品です。まったくの造語なんだけど、すぐに意味のわかるオリジナルワードセンスが面白いです。
これぞ、発想の転換といった部分が活かされているのだと思います。
全体的にハイテンションで繰り広げられる、本という文章でありつつも、実際に作者が目の前で話しているような感覚で読めたので、面白かったです。
文系でもよくわかる 世界の仕組みを物理学で知る
最先端の物理学が、金融の世界を制している。
輪廻転生は物理学では正しい。
AIが人間を不死にする。日本の宇宙論、物理学の第1人者が解き明かす、新しい世界の見方。
最先端の物理学を誰でも分かるように解き明かします。
量子論によって、我々の人生が変わる!文系でも物理学に興味のある人や、新しいものの見方を模索している人へ向けた新しい物理学の解釈。
感想レビュー
もうなるほど!としか思えないようなあらゆる世界の仕組みが物理学で書かれており、実際には誰でも教えてくれないような面白い情報が詰め込まれています。
とは言え、難しい。とは言え、これらがわかれば、より人生の扉は大きく開かれると思います。
俺か、俺以外か。ローランドという生き方
ホスト界の帝王・ローランド、初の著書!
話題の「名言」から浮き彫りになるローランドの素顔を本書で初公開。
至高のプロ意識、唯一無二の存在である理由を、哲学・美・愛・仕事・人生の多面的な切り口で語る。ローランドのストイックなまでの生き方と、そのウイットに富んだ名言は、
ファンのみならず、年齢や職業を問わず、幅広い方たちの胸に熱く響き、明日への活力になる。ローランドのファンブックとしてはもちろん、ビジネス・自己啓発書としても、是非お読みいただきたい一冊。
本書が、読まれる方の人生を変えるかもしれない。
「世の中には二種類の本しかない。ローランドの本か、それ以外か」
感想レビュー
ここまで自分らしく生きている人がいるのか?と思えるほどに、作者の生き様がかっこよすぎます。
自分の意見にはブレない。そしてそれを、しっかりと発信し、人に伝えながら、それらを実際に行動に移しています。
本当にこの行動力の凄まじさには妬みさえ覚えるようです。
これだけ自分中心に生きられれば、それこそ人生は大きな飛躍の時間となります。
ただ、自分勝手な自分中心ではなく、相手を尊重しつつの自分中心という「清らかさ」もあり、読んでいて武者震いさえしてしまうほどでした。
今さら聞けない!政治のキホンが2時間で全部頭に入る
通常国会、比例代表制、官房長官、審議会、憲法改正……新聞やテレビのニュースで、なんとなく字面で見たことはあっても、結局それが何なのか、何のためにあるのかまでは説明できない。政治のことをじつは全然わかってなくて恥ずかしい。学校の授業、ちゃんと聞いていればよかった。テスト勉強、ちゃんとすればよかった……。無知な自分にひそかにコンプレックスを持っている人に向けた、「学び直し」の本。著者は中学受験の社会科のカリスマ講師。複雑な政治のしくみを小学生にもわかりやすく解説。今もっとも熱い「公民」の授業、紙上解禁!
感想レビュー
初心者でもわかりやすくまとめられており、教科書にしてもいいくらい素晴らしい本の構成で、政治について改めて勉強することができました。
移動力
人生は「移動距離」で決まる!―― 編集者として10年間で1000万部!ベストセラーを連発し、現在も東京、大阪、福岡、ハワイ、サンフランシスコなど世界中を移動する日々を続けている著者が、移動によって人生を劇的に変える方法を公開します! 「人生を変えたい」と思いつつ、意思が弱くて行動に移せない。自己啓発本を読んでも結局何も変わらない。そんな方は、この本を読んでまずは行動できる環境に移動しましょう!
感想レビュー
自分の環境を常に動かすことが大事だということに改めて気付かされました。同じ環境にずっといると、やはり「刺激」もないマンネリ化した日常になってしまいがちです。
そこで、自分の「住まい」を転々と移動することで、人や場所や仕事も含めて、関わるすべてのモノゴトを常に新しいものにすると、より人生のステップアップや新しい発見であったり、出会いが起こり、間違いなく人生は変わっていくでしょう。
この本を読んだおかげで、「一戸建てを買ってしまったから動けない」という思想から、「一戸建ては人生に一度じゃなくても、二度あってもいいんだ」という意識を改めて感じることができました。
日常がマンネリしている方なら、かなり刺激になる一冊ではないかと思います。
絶対に読んでほしいおすすめの小説/実用本は?
アンタッチャブル
こちらの本は非常に面白かったです。落ちこぼれコンビのやり取りが痛快なんだけどシリアスな部分もあって、読んでいるこっちはクスクスと笑ってしまったり、ハッと驚かされたりと本当に読んだ後も続編を期待してしまうほど読み応えありました!
ぜひ、警察や公安系の小説好きな人、またはそうでない人も、エンタテインメント小説をぜひ読んでみて下さい!
しかも、2019年に続編が以下のように発売されています!マジで面白いです!
そして生活は続く
星野源さんの魅力満載のエッセイになっています。特におすすめのポイントは、星野源さんの「生活に密着」しているところです。
華やかな舞台にいても、僕たちと同じ人間なのだ。
そんな風に、より近くに感じられつつ、文才もあるので非常に読み応えの高い作品ですので、ぜひ読んで見て下さい!
初恋温泉
吉田修一さんの本当の凄さのわかる「初恋温泉」という短編だけでも読んで観て下さい。ほろ苦く、そして悲しみに満ちた文字の一つ一つ。感動したというよりも、ポロッとだけ涙がこぼれるような作品です。
気づけば、涙が流れていたとでも言っておきます。それほどに、繊細な物語です。
ぜひおすすめなので読んで下さい!
俺か、俺以外か。ローランドという生き方
僕の人生論についてはこちらの記事に詳しく書いていますが、命の期限は不平等ですが、その生き方は自由です。
ローランドという生き方。
これほどまでに自分の世界を作り上げることのできる人はかなり少ないのではないでしょうか。
あなたもローランドという生き方に、刺激を受けてみませんか?
まっとうな人生すら、もったいないと思えるかもしれません。
最後に
ということで、この記事では、本好きの僕が読んだエッセイや小説、そしてビジネス書や実用書の中で、これは読んで損はなし!読んでほしい!という本をご紹介しました。
あなたの新しい本との出会いの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
僕の読書術や読書をする理由については、こちらの記事に詳しく書いていますので合わせてチェックしてください。
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