MacBook Pro(MacBook Air含む)を買おうと思っているけど、ストレージの容量はどのくらい必要なのか?
仕事柄とかパソコン作業でどんなことをするのかなど、人によって選び方が異なってくるので、なかなかは簡単には決められません。
もちろん、金銭的に全く気にしない財力の持ち主ならば、悩むことなく「最大容量」を買っていいと思います。
現在(2020年)のMacBook Proの中でなら、こちらの記事で2020年最新のMacのノートPCを詳しく比較していますが、MacBook Pro 16インチなら最大容量8TB【+ ¥242,000 (税別】でカスタマイズして購入することができます。
いやいや…しかし、僕もそうですが、そんなお金はありません。
ということでこの記事では、僕が歴代のMacのラップトップを使ってきて実際に学んだ「MacBook Pro」などのMacのラップトップを購入する際のストレージ容量はどのくらいのものを選べばいいのか?について解説します!
この記事の目次
MacBook Proのストレージ(容量)の役割と魅力とは?
ストレージ(容量)の役割とは?
詳しくご説明することでもありませんが、ストレージ(容量)とは、あらゆるデータを保存できる場所になります。
保存できるデータは?
- WordやExcel、pagesやNumbersなどのテキストファイル
- 写真や動画などのデータファイル
- OS(MacOS)のコンピュータを動かすデータ
- ソフトウエアやアプリのデータ(使用データ含む)
これらのあらゆるデータをMacBook Proに保存する場所がストレージ(容量)になります。
現行モデルのMacBook Proのストレージの容量
- 128GB SSDストレージ
- 256GB SSDストレージ
- 512GB SSDストレージ
- 1TB SSDストレージ
- 2TB SSDストレージ
- 4TB SSDストレージ
- 8TB SSDストレージ
このようにおおよそ7つの容量から選ぶことができます。
規格の容量の大きい順について
- ○GB<○TB(数字が大きいほど)
しかし、MacBook Proの13インチや16インチ、もしくはモデル性能によって、カスタマイズや選べるストレージの容量は変わってきますので注意してください。
また、冒頭でもお伝えしましたが、金銭的に余裕があれば、各MacBook Proのモデルを選ぶ際、最も大きいストレージ(容量)を選ぶと良いです。
しかし、金銭的に余裕がない場合は、どのストレージ(容量)を選ぶかによって、だいぶ価格も変わってきますので注意が必要です。
ストレージ(容量)が多いとそれだけ本体価格も上がる
どのモデルを選んだとしても、ストレージ(容量)を増やす場合は、20,000〜25,0000円ほどのカスタマイズでの追加の価格がかかります。
ここで補足として、本体とのストレージ(容量)とは別に、外付けSSDでデータ運用もできるということも合わせてご紹介しておきます。
というかそもそもSSDって何?HDDとかじゃないの?と思われる方に、以下にサクッとSSDとHDDの違いを解説しておきます。
HDDとSSDの違いは?
現在(2020年)のMacBook Proシリーズには、すでにHDDモデルはありませんので、ここではSSDについてご紹介します。
処理性能と耐久性では圧倒的にSSDが良い
- 処理速度が早い
- 耐久性がある
近年ではSSDの進化により、HDDからSSDのストレージにが定番となってきているので、仮にMacのラップトップシリーズのストレージを一番低い容量のものにしても、外付けSSDを購入すれば問題ない!とも言えます。
この記事の最後、もしくはこちらの記事にポータブル外付けSSDのおすすめもご紹介していますのでぜひチェックしてください。
外付けSSDのストレージでの運用によるメリット・デメリットは?
ここでは、こちらの記事でも紹介しているFlashGetなどの非常にコンパクトな外付けSSDの場合に限ってお話しておきます。もはや、どでかいHDDよりも、コンパクトなSSDが断然良いので、外付けHDD(ハードディスクドライブ)での「データの運用」は論外とします。
SSDのストレージでのメリットは?
- コンパクトなので持ち運ぶことができる
- SSDなのでHDDよりも耐衝撃性は高い
- 複数台でデータを共有し同じ作業ができる
- 内蔵ストレージとほぼ転送速度は変わらない
SSDのストレージでのデメリットは?
- 本体に挿す手間がある
- 忘れ物の一つになる場合がある
- 持ち運ぶ時に紛失する恐れがある
このようにメリット・デメリットはあるにせよ、外付けSSDがあれば、データ運用はかなり快適になります。
クラウドのストレージでの運用もあるが…
本体のストレージ(容量)、そして外付けSSD以外には、クラウドストレージがあります。しかし、クラウドのストレージは、インターネットの速度環境によりますので、いくら性能の高いスペックのMacBook Proを使っていても、オフラインでデータを出し入れする時などは、クラウド上にデータがあっては使い物になりませんし、ましてやクラウドにある写真や映像のデータを、いちいち本体にダウンロードして使わなければなならないなど、少し使用に関して癖が強いです。
どちらにせよ、MacBook Pro本体のストレージ(容量)はカツカツではなく、余裕を持って選んでおくことが最適ですので、以下より早速、MacBook Proのストレージ(容量)の選び方をまとめておきますので、参考にしてください。
「MacBook Pro」のストレージ(容量)の選ぶ前の注意点
MacBook Proの本体ストレージ(容量)を選ぶ時の「増設」と「性能」の2つの注意点
①購入後は本体の内蔵ストレージは増やせない
MacBook Proの本体の内蔵ストレージは「購入後に増量させたりすることができない」という点です。
つまり、購入前に、しっかりとMacBook Proの本体の内蔵ストレージに必要な容量を予測して購入する必要があります。
とはいえ、購入後に「ストレージの容量が足りなくなった」場合でも、先程お伝えした通り、外付けSSDを購入して、そこにデータを移せば問題ありません。
②ストレージの容量が”多い・少ない”時の性能差
ストレージの容量は、多い時と少ない時では多少の性能差、つまり「サクサク感」が違ってきます。
よく言われているのは以下のことです。
- 内蔵ストレージの容量が多いほど転送速度や読み込みが速い
- ストレージが足りなくなった場合MacBook Proのパフォーマンスも低下する
つまり、これまた何度もお伝えしますが、MacBook Pro本体のストレージ(容量)はカツカツではなく、余裕を持って選んでおくことが最適です。
要は、MacBook Proの本体のストレージ(容量)が多いほど、快適に使えるということが確実に言えます。
では早速、あなたに合ったMacBook Proの内蔵ストレージ(容量)を選んでいきましょう!
「MacBook Pro」のストレージ(容量)の選び方のまとめ
現行モデルのMacBook Proのストレージの容量
- 128GB SSDストレージ
- 256GB SSDストレージ
- 512GB SSDストレージ
- 1TB SSDストレージ
- 2TB SSDストレージ
- 4TB SSDストレージ
- 8TB SSDストレージ
ここでは、上記の容量の数字を一つ一つチェックしながら、具体的にどの容量モデルなら、どのくらいの作業ができるのか、もしくはどのような作業に向いているのか、について解説していきます。
ここで改めてお伝えしておくと、MacBook Proの13インチや16インチ、もしくはモデル性能によって、カスタマイズや選べるストレージの容量は変わってきますので注意してください。
128GBのストレージ(容量)がおすすめの方
パソコン?何それ?的なパソコン超初心者向け
全くクリエイティブな作業を必要としない方は選んでも差し支えないとは思いますが…
この容量、つらw
とはいえ、どちらにしても、数年使用すると考えた場合、それなりにファームウェアアップデート(容量を必要するセキュリティなどのデータ)などもあると思うので、これでは少なすぎます。
が、上記に挙げている項目で使用するなら問題なく快適に使えます。
256GBのストレージ(容量)がおすすめの方
一般的な使い方をする方向け
基本的にはこのくらいのストレージ(容量)がないと、注意点のところでお伝えした通り、MacBook Proの性能を発揮することもできないと考えられます。いや、そんなことない!とAppleの人から言われそうですが。
とはいえ、あまりクリエイティブな作業をしないけど、たまに写真のデータを使ってPhotoshopなどソフトを使って編集作業を行うくらいの方なら、最適な容量かと思います。
512GBのストレージ(容量)がおすすめの方
- テキストベースのデータを扱う
- 写真や映像(動画)のデータを週に何度か扱う
- NetflixやYouTubeなどの動画視聴
- ネットサーフィンや調べ物
- アプリやソフトをいくつもインストールする
- 音楽や映画をダウンロード
週に何度か大きめのデータを扱う方向け
理由としては、MacBook Proでの初歩的な使い方や作業、さらには写真や映像などの大きいデータを使った動画制作や編集なんかも扱うことできるくらいの容量だからです。
とはいえ、データを保存していくということになると話は違ってきます。あくまでも、大きめのデータを扱うのにも最適な容量であるという意味です。
なので、こちらの記事でも書いているように、MacBook Proの内蔵ストレージ(容量)と、外付けSSDと併用した使い方をすれば、もはや最強だといえます。
ちなみに僕は基本的に、相談あれば512GBモデルをおすすめしています。逆に言えば、512GB以上のストレージの容量を選んでおけば全く問題ないということになります。
1TBのストレージ(容量)がおすすめの方
- テキストベースのデータを扱う
- 写真や映像(動画)のデータを毎日か扱う
- NetflixやYouTubeなどの動画視聴
- ネットサーフィンや調べ物
- アプリやソフトをいくつもインストールする
- ゲームや映画や音楽をダウンロード
毎日のように大きめのデータを扱う方向け
ベストバイのストレージ(容量)の次におすすめのストレージ(容量)です。
これだけあればほぼ困ることはないと思います。
ゲームも音楽も映画も、どんどんインストールして楽しむことができます。しかも、大きめのデータを扱うクリエイティブな作業をする場合でも、これだけあればかなり余裕です。
2TBのストレージ(容量)がおすすめの方
- テキストベースのデータを扱う
- 写真や映像(動画)の大きめのデータしか扱わない
- NetflixやYouTubeなどの動画視聴
- ネットサーフィンや調べ物
- アプリやソフトをいくつもインストールする
- ゲームソフト(アプリ)をダウンロード&プレイ
- 大切な動画のデータを保存する
- 音楽や映画もダウンロードする
しかも映画や音楽やゲームもバンバンダウンロードしまくって楽しむ!という方にとって最強のストレージ(容量)です。
これだけあればほぼ困ることはないし、逆に使い切れないほどの容量だと思います。
ゲームも音楽も映画も、どんどんインストールして楽しむことができるし、大きめのデータを扱うクリエイティブな作業、さらにはゲーム実況のデータなど扱う場合でも、これだけあれば余裕です。
4TB以上(8TB)のストレージ(容量)がおすすめの方
- テキストベースのデータを扱う
- 写真や映像(動画)の大きめのデータしか扱わない
- NetflixやYouTubeなどの動画視聴
- ネットサーフィンや調べ物
- アプリやソフトをいくつもインストールする
- ゲームソフト(アプリ)をダウンロード&プレイ
- 大切な動画のデータを保存する
- 音楽や映画もダウンロードする
- すべてのあらゆるデータを本体に保存する
- iPhoneやiPadなどのバックアップにも使う
- 長編映画を作るほどのクオリティの高い動画データを扱う
簡単にお伝えするなら神の領域です。
僕のような凡人には必要ないほどのストレージ(容量)です。
しかし冒頭でもお伝えした通り、最強の結論としては、金銭的に全く気にしない財力の持ち主ならば、悩むことなく「最大容量」を選びましょう。
各ストレージ(容量)の使い方や作業をする上で、どのくらい使えるか?を解説させて頂きました。
では最後に、僕が最もおすすめするストレージ(容量)をお伝えしておきます。
【結論】最もおすすめ「MacBook Pro」のストレージ(容量)は?
最もおすすめするストレージ(容量)は512GB
- テキストベースのデータを扱う
- 写真や映像(動画)のデータを週に何度か扱う
- NetflixやYouTubeなどの動画視聴
- ネットサーフィンや調べ物
- アプリやソフトをいくつもインストールする
- 音楽や映画をダウンロード
どのくらいの容量を選べば良いのか?に迷ったら、間違いなくこの512GBの容量のものを選んでおくと、4年以上使うとしても、まだギリギリ余裕があります。
これは実体験ですが、256GBではやはり少なく、数年後に容量を気にしながら使う羽目になりました。
そこで、新たなにMacBook Proを買うにあたって、ストレージ(容量)を512GBに増やしてみましたが、2016年に購入して、2020年現在でもまだ100GBほどあまっています。余っているというか、少しストレージの容量を気にしながら使っているというのが本音ですが、もし256GBだったら…絶対に足りていません。
しかも、文章中でも説明しましたが、MacBook Proの内蔵ストレージは後から増やす(増設)させることは基本的にできません。
できるとするなら、何らかのハックや技術が必要です。
では、以下に僕のライフワークをサクッとご紹介しておきます。
僕がMacBook Proで行うライフワーク作業
- 広報企画(企業)|テキストベース作業
- オウンドメディア運営(企業)|デザインやネット作業
- デザイナー|印刷物やウェブデザイン作業
- ライター|デザイン・テキストベース作業
- ガジェットブロガー|動画・デザイン・テキストベース作業
- YouTuber|動画制作
先ほどからおすすめしている512GBのストレージ(容量)はまさしくちょうど良いと感じています。
そろそろストレージ(容量)的にも、スペック的に買い替えようとしていますので、次は1TBを考えています。
ですので、僕が行なっている512GBでちょうど良い作業をベースに、512GB以下か、512GB以上か、を考えてみると良いかもしれません。
どちらにしても、僕のおすすめは512GBのストレージ(容量)ですので、迷っているなら参考にしてみてください。
最後に
この記事では、僕が歴代のMacのラップトップを使ってきて実際に学んだ「MacBook Pro」などのMacのラップトップを購入する際のストレージ容量はどのくらいのものを選べばいいのか?について解説させて頂きました。
では最後に、MacBookやMacBook Proなどを購入する時に一緒に買うと便利なアクセサリーをご紹介しておきます。
実際に僕が愛用しているので参考になると思いますので、以下の記事も合わせてチェックしておきましょう!
こんな感じでMacのラップトップを使ってきています。