iPhoneXのCPUはMacBook Proを越えるほどの凄まじい性能。
Appleは、2017年9月13日AM:2:00(日本時間)より開催したApple special eventで、iPhone発売10周年を記念する ”iPhoneX(アイフォーン テン)” を発表しました。
今回は、初代iPhoneが発売されて10週年を記念するモデル”iPhoneX(アイフォーン テン)”の”最もパワフルなチップ「A11 Bionic」”についてご紹介致します。
それは、「A11 Bionic」は、iPhone Xのあらゆる機能を動かすパワーの源です。
この記事の目次
まずは、iPhoneXのCPU チップ|A11 Bionicの性能とは?
パワーと知性を兼ね備えたチップを作れるか。私たちの答えは、A11 Bionic。これまでのスマートフォンの中で最もパワフルで、最も賢いチップの登場です。
引用元|Apple
毎度の事でありますが、Appleの最新のiPhoneが世界で最もパワフルなチップを搭載することは当たり前になってきています。そんな当たり前のことを当たり前のように技術革新してくるAppleの技術は、素晴らしいですね。
前代未聞のパワー
A11 Bionicは6つのコアと43億個のトランジスタを搭載しています。そのうち4つの効率コアはA10 Fusionチップより最大70パーセント高速で、2つの性能コアは最大25パーセント高速です。圧倒的なスピードが必要な時には、このCPUは6つのコアすべてを同時に使うことさえできます。
- 最大70%の高速なCPU効率コア
- 最大25%の高速なCPU性能コア
引用元|Apple
6つのコア!!でもすごいのに、43億個のトランジスタ(スイッチ動作をさせる半導体素子)が搭載されているなんてことにも驚きですが、それら6つのコアが同時に稼働するって、どんだけ鬼やねん。
ニューラルエンジンとは何か
ニューラルエンジンは機械学習のための専用ハードウェアで、コンピュータが観察結果から学べるようにする人工知能の一種です。ニューラルネットワークが必要とする驚異的な速さの演算処理を、圧倒的に効率良くこなすことができます。
引用元|Apple
ついに来ましたね、機械学習。つまり、AIをiPhoneXが搭載したってことですよね。よくある”SF”と言われる技術に、着実に近づいていることに興奮しますが、少し怖い気もします。”AIの暴走”って現実的な話でもあると思いますので。今回は”Face ID”という機能のために搭載されているようです。
AIと言えば、iPhoneのSiriの話ですが、Siriは”人工知能”ではなく”人工無能”だと言われています。つまり、Siriは自分の考えを話しているわけではなく、予め用意された”いくつものキーワード(予め入力されたワード)”に対して反応するように設計されているようです。
その反面、アップル社は「Siri 」は使えば使うほど「スムーズ」に機能するようになると発表していますので、近い将来、Siriが本格的なAIを搭載するような時代になり、例えば、iPhoneの一回目の目覚まし機能で朝に起きず、何回もスヌーズ機能を止めては寝て止めては寝てを繰り返す所有者に対して、Siriが所有者は”寝坊すけ”であるから、少しは自分の力で起きてもらわないと!と考え、俺「ヘイ Siri!明日の朝6時に起こして!」、Siri「自分でちゃんと起きなさい!」という、Siriが感情で応えるなんて”対話”が成立するのも怖いですね。
来るのかな、そんな時代。
いや、もうそこまで来ているのかな。
ニューラルエンジンがすること
A11 Bionicチップに搭載されたニューラルエンジンは、人、場所、物を認識するデュアルコア設計です。毎秒最大6,000億の演算を処理する圧巻のスピードで、機械学習のタスクをこなします。Face IDやアニ文字といった革新的な新機能を背後で動かしているのも、ニューラルエンジンのパワーです。
引用元|Apple
効率性を追求した設計。
A11 Bionicは、性能コアと効率コアの間でタスクを振り分けることで、その膨大なパワーを賢く管理します。だから、テキストメッセージの送信やネットサーフィンなど、あなたが最も頻繁にすることは、消費電力を抑えながらすばやく処理されます。このチップと特別に設計されたバッテリーを組み合わせることにより、iPhone Xは1回の充電でiPhone 7より最大2時間長く駆動します。
引用元|Apple
iPhone7を使用して、特に「遅いな」とか、「バッテリー持ち悪い」なんて思ったことはないんですが、毎年毎年改善されている”バッテリー”については、言うほど”長持ち”ではありませんよね。それこそ、バッテリー駆動時間が1週間!なら、すごく驚きですけど。
でも、着実に駆動時間が伸びていることはありがたいことです。
拡張現実の可能性
A11 Bionicチップにより、ARを使ったゲームとアプリケーションが、新しいレベルのなめらかさとリアル感を手に入れます。
引用元|Apple
アプリは使うんですが、俺はiPhoneでゲームをしません。でも、このARを使ったゲームは非常に面白そうですよね。
Metal 2とCore MLのために
Metal 2はAppleが設計したグラフィックソフトウェアです。デベロッパのみなさんはMetal 2を使って、コンソールタイプのゲームを開発できます。Core MLによって、自分たちのアプリケーションに機械学習を取り入れることもできます。A11 BionicのGPUは、こうした臨場感あふれる新しい3DゲームとAR体験のために最適化されています。
引用元|Apple
スマートフォンで行うゲームは、すでにひとつのゲーム市場化しているので、これからさらに伸びに伸びていくんでしょうね。ARはぜひやってみたいですね。
まとめ
- スマートフォンの中で最もパワフル
- A10 Fusion(iPhone7搭載)よりCPU70%高速化
- A10 Fusion(iPhone7搭載)よりGPU30%高速化
- 外見(所有者)の身体的変化に適応
- iPhone7より最大2時間のバッテリー駆動
- 驚異的なAR体験が可能
これだけのスペックでも驚きな上に、さらに嬉しいニュースが飛び込んできました。
MacアプリのGeekbenchのベンチマーク結果から、iPad Proの「A10X Fusion」、MacBook Proの「Intel Core i5-7360U」の性能を上回る驚愕の性能が明らかになりましたので、「A11 Bionic」の驚愕のパワーも実証されました。 ▷iPhone 8/Xの「A11 Bionic」はMacBook ProのIntel Core i5を凌駕する 性能を持つ
もはや、”パソコンで仕事をこなす”ではなく、すでに”スマホで仕事をこなす”方も増えていますので、iPhone Xのようなデバイスを、”使用する側の工夫やアイデア”を駆使して使いこなすことで、それらは容易に実現できる時代になったと言えますよね。
ネットビジネスやWeb関連のデザイナーもそうですが、特に俺みたいなブロガーなんかは、スマホ一台でブログを書き、いつでもどこでも更新することは、容易に実現可能な時代です。
ということで、今回はiPhone Xの心臓とも言える「A11 Bionic」について、ご紹介させて頂きました。
最後まで読んで頂きありがとうございました。では、またお会いしましょう。
⇛最新のiPhone XS/XS Maxについてこちら
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