iMac ProのCPUのスペックと詳細な型番が知りたい時に!
ということで今回は、iMac Proの「Intel Xeon(ゼノン) CPU プロセッサ」の仕様と性能、そしてCPUプロセッサの詳細な型番を調べる方法についてご紹介します。
ではまずはサクッとiMac Proの「Intel Xeon(ゼノン) CPU プロセッサ」の仕様と性能からご紹介!
この記事の目次
iMac Proの「Intel Xeon CPU プロセッサ」は神レベル

Xeon(ゼノン)プロセッサで最大18のコアを搭載
8つのコアを搭載したiMacでも十分に驚異的です。でも、最大18のコアを搭載したiMacとなると、もはや異次元の存在です。そこに最大4.5GHzのTurbo Boostも加えたiMac Proは、卓越したマルチコア処理と優れたシングルスレッド性能のバランスを保つためのパワーと柔軟性を兼ね備えています。ファイルのレンダリング、4Kビデオの編集、リアルタイムのオーディオエフェクトの制作、間違いなく5つ星を獲得する次の自作アプリケーションのコンパイル。どんな作業も瞬く間に完了します。数の多さは強さであることを、改めて証明しましょう。
引用元|Apple iMac Pro
iMac ProのXeon プロセッサの3つのポイント
- 8、10、18コアXeon プロセッサ
- 最大4.4GHzのTurbo Boost
- 最大42MBのキャッシュ
上記の3つのポイントが、異次元のスペックを叩き出し、その性能を発揮させます。
CPU|Intel Xeonプロセッサとは?
Xenonとは?
インテルが新世代のCPU開発に最新技術を始めに投入するCPUとして知られているのが「Xenon」です。従来は業務用と言われてきたXenonでしたが、徐々に一般向けに販売されており、超高性能だけど超高価格というカテゴリから、少し一般向けにランクダウン?コストダウン?できてきたんだと思います。つまり、超高性能であり、マルチコアCPUであり、メモリが最大192GBくらいまでを搭載することができ、高額なGPU/グラフィックボードなども4枚ほど挿してさらに処理速度をアップさせることができたり、あらゆる最先端の技術が使われている最高のプロセッサが「Xenon」というわけです。
参照元|BTOパソコン.jp
その「Xenon(ゼノン)」のマルチコアの性能を存分に活かすために、「iMac Pro」のコアは、以下の3パターンからCTO(カスタマイズ)で選べます。
iMac ProのCPUアップグレードカスタマイズ
- Xeon 8コア
- Xeon 10コア
- Xeon 18コア
コアとは?
CPUにおける核となる部分であり、実際のあらゆる処理を行う場所になりますので、基本的な考えとして、そのコアの数が多ければ多いほど、そのマシンが処理できる作業の数が増大します。
つまり、CPUが「Xenon」となり、搭載できるコアの数が増えたことで、シングルコアの性能も去ることながら、マルチコア性能の処理速度が上がったことで、最大4.5GHzのTurbo Boostが発動するという感じですね。
Turbo Boostは、CPUの温度が低下する際に、CPUプロセッサが実際にオーバークロックし、従来以上の性能を発揮する仕組みです。
例えるなら、ハンバーグ定食のハンバーグのプレートが通常よりも厚く大きくなり、1つしか乗せれなかったハンバーグの数を増やすことができたことに加え、そのひとつ1つのハンバーグの”質”も底上げし、さらに味わい深くなった「iMac Pro」のCPU/プロセッサというわけです。
iMac 5KモデルとiMac ProのCPUスペックの比較
※スマホなどの場合は横向きにすると見やすくなります。
iMac Retina 5K | iMac Retina 5K CTOモデル |
iMac Pro | |
CPU | 3.4GHzクアッドコアIntel Core i5(Turbo Boost使用時最大3.8GHz) | 4.2GHzクアッドコアIntel Core i7(Turbo Boost使用時最大4.5GHz) | 8コアIntel Xeonプロセッサ (Turbo Boost使用時最大4.5GHz) CTO:10コア/18コア |
iMac ProのIntel Xeon CPU プロセッサはクリエイターに最適化されている

3Dレンダリングって?
例えば渦巻く煙、集中豪雨、風になびく小麦畑、最大18コアとHyper-Threadingを搭載したiMac Proなら、静止画でも、アニメーションでも、2Dもで、3Dでも、あらゆる種類のパーティクルシステムを簡単に構築してレンダリングできます。
引用元|Apple iMac Pro
このレンダリング(生成する技術)については、例えばクリエイターやイラストレーター、さらにはデザイナーがよく使うアプリケーションで言う「Adobe」のAfter Effectsの映像を出力することを言い、一般の人がウェブページを表示することを言い、DTMなどの音楽ソフトの音声を生成することを言います。
つまり、あらゆるクリエイター必見のレンダリング処理技術が搭載されているということです。
動画1本作るのに、レンダリング処理の時間が短縮されるだけで、作業効率は格段に上がります。
Hyper-Threading(ハイパースレッディング)とは?
Hyper-Threadingとは?
Hyper-Threading(ハイパースレッディング)と呼びます。これは、CPU(「iMac Pro」でいう「Xenon」)のコア数を、実際搭載しているコア数よりも多くのコアを搭載しているよう「論理的に」見せることができます。つまり、実際に搭載しているコア数よりも、多くのプロセス(作業)をOSが同時に実行できるようになるシステムになります。
参照元|Wikipedia
そのHyper-Threadingを搭載することで、macOSしかり、CPU「Xenon」が最上級の作業をあらゆる面のクオリティを上げてくれることになります。
では次に、CPUの型番を調べる方法をご紹介します!
iMac ProのCPUの型番を調べる方法
サクッとCPUなどのスペックを調べる/確認する方法

- 【Finder】をクリック⇛【このMacについて】をクリック
するとこのようにスペックが表示されます。

※画像のスペックは僕が所有しているMacBook 12インチのものです。
しかし、CPUの正式な型番の詳細はこれでは分からない。そこでもう少し詳しく調べる方法をご紹介します。
iMac ProのCPUの型番をターミナルで調べる方法
ターミナルを開いて、以下のコマンドを打つと調べることができます。
sysctl machdep.cpu.brand_string
では早速やってみましょう!
Spotlightを起動

Spotlightについて知らない方は以下の記事を参考にして下さい。
【関連記事】MacBook Proを使いこなす!フルに有効活用&便利機能「Spotlight」。
Spotlightで「ターミナル」を検索

- Spotlightでターミナルが表示されたら【ターミナル】をクリック
ターミナルをダブルクリックして起動

- こちらがターミナルが起動した画面
テキストが二段、もしくはテキストの最終段落の横にそのまま以下のコマンドを入力(コピペ)します。
sysctl machdep.cpu.brand_string
ターミナルを起動しコマンドを打ち込む

- 赤線の部分がコマンドを入力(コピペ)した部分
そのままエンターキーを押す

赤色の部分が【CPUの型番】になります。
その型番を元に以下のインテルの公式サイトでCPUの詳細な仕様を確認してみましょう。
また、CPUのスコア性能(ベンチマーク)は以下のサイトで簡単に調べることができます。
まとめ

- 最高のプロセッサが「Xenon」搭載
- 最大18のコアを選択可能
- レンダリング処理が上がった
- Hyper-Threadingで実コア数が上がる
ということで今回は、iMac Proの「Intel Xeon(ゼノン) CPU プロセッサ」の仕様と性能、そしてCPUプロセッサの詳細な型番を調べる方法についてご紹介しました。
「iMac Pro」を買うべきか見送るべきかを考えている方の参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
次はこちらの記事『【徹底解説】iMac Proのメモリの増設(方法)はできる?できない?』でiMac Proのメモリの仕様や増設についてチェックしておきましょう。

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