そのプロセッサが5つ星レベルなのには、理由がある。
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どもども、PEITA(デザインブロガー@PEITA)です。このブログは、UlyssesというMacOSアプリ|iOSアプリを使って執筆しています。また、このブログのWordPressのデザインテーマは、STORKを使用しています。
では、記事の中身へ。
2017年6月のApple WWDC2017で発表された「iMac Pro」の凄さに笑い転げた人も多かったでしょう。
今までのあらゆるApple製品と比較してみても、その史上最強最高感が半端のない「iMac Pro」。
それらのスペックも最強ながら、発売価格も4,999ドル(約57万円)が最小構成という爆笑価格になっていることも、この上ない笑撃っぷり。(笑)
「すげ〜!!!欲しい!!!でも俺には買えない……」
ということで今回は、そんな史上最高にして最強のApple製品「iMac Pro」の「CPU(プロセッサ)」ついてご紹介します。
「iMac Pro」を買うべきか見送るべきかを考えている方の参考になれば幸いです。
この記事の目次
iMac Proとは?
プロに力を。
iMacはプロに愛用されています。
だからプロの皆さんからものすごいiMacを 作って欲しいという声が届いた時、私たちのモチベーションに火がつきました。そしてその火は「ものすごい」をはるかに超えたものを生み出しました。Mac史上最も圧倒的な力を持つワークステーションクラスのグラフィックス、プロセッサ、ストレージ、メモリ、I/Oのコレクションを詰め込んだiMacです。しかも、iMacの象徴的なオールインワンデザインは1ミリも厚くしていません。ビデオ編集者から3Dアニメーター、 ミュージシャン、ソフトウェアデベロッパ、科学者まで。あらゆるプロが、 これまでできなかった方法で仕事ができるようになります。 iMac Pro。削ぎ落とし、鍛え上げ、あらゆることへの準備ができた、夢のマシンを どうぞ。引用元|Apple
以下の記事での「iMac Pro」に関して書いていますので合わせてお読み下さい。
▶▶【WWDC2017】Appleが発表したiMacと、破壊力抜群のiMac Proの新製品まとめ。
では、本題である「iMac Pro」の「CPU/プロセッサ」についてご紹介します。
CPUプロセッサは神レベル

8つのコアを搭載したiMacでも十分に驚異的です。でも、最大18のコアを搭載したiMacとなると、もはや異次元の存在です。そこに最大4.5GHzのTurbo Boostも加えたiMac Proは、卓越したマルチコア処理と優れたシングルスレッド性能のバランスを保つためのパワーと柔軟性を兼ね備えています。ファイルのレンダリング、4Kビデオの編集、リアルタイムのオーディオエフェクトの制作、間違いなく5つ星を獲得する次の自作アプリケーションのコンパイル。どんな作業も瞬く間に完了します。数の多さは強さであることを、改めて証明しましょう。引用元|Apple
3つのポイント
- 8、10、18コアXeon プロセッサ
- 最大4.4GHzのTurbo Boost
- 最大42MBのキャッシュ
上記の3つのポイントが、異次元のスペックを叩き出し、その性能を発揮させます。
CPU|Intel Xeonプロセッサ
Xenonとは?
インテルが新世代のCPU開発に最新技術を始めに投入するCPUとして知られているのが「Xenon」です。従来は業務用と言われてきたXenonでしたが、徐々に一般向けに販売されており、超高性能だけど超高価格というカテゴリから、少し一般向けにランクダウン?コストダウン?できてきたんだと思います。つまり、超高性能であり、マルチコアCPUであり、メモリが最大192GBくらいまでを搭載することができ、高額なGPU/グラフィックボードなども4枚ほど挿してさらに処理速度をアップさせることができたり、あらゆる最先端の技術が使われている最高のプロセッサが「Xenon」というわけです。
参照元|BTOパソコン.jp
その「Xenon(ゼノン)」のマルチコアの性能を存分に活かすために、「iMac Pro」のコアは、以下の3パターンからCTO(カスタマイズ)で選べます。
- Xeon 8コア
- Xeon 10コア
- Xeon 18コア
コアとは?
CPUにおける核となる部分であり、実際のあらゆる処理を行う場所になりますので、基本的な考えとして、そのコアの数が多ければ多いほど、そのマシンが処理できる作業の数が増大します。
つまり、CPUが「Xenon」となり、搭載できるコアの数が増えたことで、シングルコアの性能も去ることながら、マルチコア性能の処理速度が上がったことで、最大4.5GHzのTurbo Boostが発動するという感じですね。
Turbo Boostは、CPUの温度が低下する際に、CPUプロセッサが実際にオーバークロックし、従来以上の性能を発揮する仕組みです。
例えるなら、ハンバーグ定食のハンバーグのプレートが通常よりも厚く大きくなり、1つしか乗せれなかったハンバーグの数を増やすことができたことに加え、そのひとつ1つのハンバーグの”質”も底上げし、さらに味わい深くなった「iMac Pro」のCPU/プロセッサというわけです。
iMacとのCPU比較
iMac Retina 5K | iMac Retina 5K CTOモデル |
iMac Pro | |
CPU | 3.4GHzクアッドコアIntel Core i5(Turbo Boost使用時最大3.8GHz) | 4.2GHzクアッドコアIntel Core i7(Turbo Boost使用時最大4.5GHz) | 8コアIntel Xeonプロセッサ (Turbo Boost使用時最大4.5GHz) CTO:10コア/18コア |
クリエイターに最適化

例えば渦巻く煙、集中豪雨、風になびく小麦畑、最大18コアとHyper-Threadingを搭載したiMac Proなら、静止画でも、アニメーションでも、2Dもで、3Dでも、あらゆる種類のパーティクルシステムを簡単に構築してレンダリングできます。引用元|Apple
レンダリングって?
このレンダリング(生成する技術)については、例えばクリエイターやイラストレーター、さらにはデザイナーがよく使うアプリケーションで言う「Adobe」のAfter Effectsの映像を出力することを言い、一般の人がウェブページを表示することを言い、DTMなどの音楽ソフトの音声を生成することを言います。
つまり、あらゆるクリエイター必見のレンダリング処理技術が搭載されているということです。
動画1本作るのに、レンダリング処理の時間が短縮されるだけで、作業効率は格段に上がります。
Hyper-Threadingって?
Hyper-Threadingとは?
Hyper-Threading(ハイパースレッディング)と呼びます。これは、CPU(「iMac Pro」でいう「Xenon」)のコア数を、実際搭載しているコア数よりも多くのコアを搭載しているよう「論理的に」見せることができます。つまり、実際に搭載しているコア数よりも、多くのプロセス(作業)をOSが同時に実行できるようになるシステムになります。参照元|Wikipedia
そのHyper-Threadingを搭載することで、macOSしかり、CPU「Xenon」が最上級の作業をあらゆる面のクオリティを上げてくれることになります。
まとめ

- 最高のプロセッサが「Xenon」搭載
- 最大18のコアを選択可能
- レンダリング処理が上がった
- Hyper-Threadingで実コア数が上がる
いかがだったでしょうか?
とんでもないCPU/プロセッサを搭載した「iMac Pro」は、さすがに一般向けではありませんが、日常生活においてぶち抜けたクリエイティブの質を上げたいなら、迷わず買いでしょう。
お金があれば…。←結局ココ(笑)
今回は、そんな史上最高にして最強のApple製品「iMac Pro」の「CPU(プロセッサ)」ついてご紹介しました。
その他に「iMac Pro」に関連した記事を書いていますので、合わせてお読み下さい。

では、またお会いしましょう。
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