登山初心者でしたが富士山の頭頂に成功しました。
2013年7月に、富士山が世界遺産に登録直後に、富士登山を行った時の富士登山ノンフィクションサクセスストーリーを以下にまとめたものになります。
最後に、富士山登山のためのポイント、富士山の登頂に成功したことで手に入れたもの、富士山に挑戦する前に準備しておくべきことなどを、簡単に紹介させて頂きます。
まず、僕が富士山の概要と実際に頭頂した時の時期や登山時間などをババっとご紹介します。
この記事の目次
富士山の登山
富士山を登山した時期
富士山の登山を行ったのは、夏に差し掛かった7月7日。以下にスケジュールを書いておきます。
- 1日目|平成25年7月6日夜出発〜高速で車中泊〜
- 2日目|7月7日正午に富士山五合目到着〜同日登山開始〜同日夕方富士山八合目到着〜
- 3日目|7月8日深夜登山再開〜同日早朝に山頂到着でご来光、下山〜同日正午に富士山五合目出発〜高速で車中泊〜
- 4日目|7月9日帰宅の3泊4日(車中泊が2泊と、山小屋1泊)
長崎から車での移動も含めて3泊4日の富士山登山ツアー。
富士山 五合目の吉田ルート
なんと言っても富士山どころか登山もビギナーであったので、いわゆるスタンダードな富士山5合目の吉田ルートから登山を行いました。
富士山の登頂に要した時間
冒頭でお伝えしたスケジュールは決行していますが、細かい時間についてはかなり大幅に遅れに遅れて、山小屋に到着後に初日の出に出発する時間までの睡眠時間がたった2時間でした。
登頂までにかかった時間
頂上手前(8合目)の山小屋まで9時間。そこから頂上まで2時間。計11時間かかりました。これだけ時間がかかるとは想定してませんでした。詳しい話は、以下の「富士山頭頂を初心者でも成功させた物語」をご覧頂ければ幸いです。
半分死んでしまいましたが、非常に貴重な体験でした。
では、全10話にも及ぶ壮大な物語をご覧下さい。
富士山五合目からの登山
初心者でも成功させた物語 全10話
- 世界遺産 富士山に登る|富士山の五合目からの登山を、初心者でも成功させたストーリー#1
- 世界遺産 富士山に登る|富士山の五合目からの登山を、初心者でも成功させたストーリー#2
- 世界遺産 富士山に登る|富士山の五合目からの登山を、初心者でも成功させたストーリー#3
- 世界遺産 富士山に登る|富士山の五合目からの登山を、初心者でも成功させたストーリー#4
- 世界遺産 富士山に登る|富士山の五合目からの登山を、初心者でも成功させたストーリー#5
- 世界遺産 富士山に登る|富士山の五合目からの登山を、初心者でも成功させたストーリー#6
- 世界遺産 富士山に登る|富士山の五合目からの登山を、初心者でも成功させたストーリー#7
- 世界遺産 富士山に登る|富士山の五合目からの登山を、初心者でも成功させたストーリー#8
- 世界遺産 富士山に登る|富士山の五合目からの登山を、初心者でも成功させたストーリー#9
- 世界遺産 富士山に登る|富士山の五合目からの登山を、初心者でも成功させたストーリー#10【完】
富士山登頂のために
本当に大切な3つのポイント
富士山の登頂をするためには?というところでは、色々なsWebサイトや書籍にもありますので、自分の経験を踏まえて、富士山の登頂を成功させるための本当に大切かつ重要な③つのポイントを、下記に簡潔にご紹介させて頂きます。
富士山登頂のためのポイント①
一歩一歩はゆっくりと進むこと
富士山登頂にかかる時間は、1時間やそこらでは無理です。つまり、長丁場の挑戦になります。
体力的にも標高的にも、最初のうちは特に問題ないのですが、上に上に進むにつれて、標高が高くなり低酸素になると、一気に体力の消耗も激しくなります。
そして、最初のうちから無理をしていると、高山病などの体調不良に陥りやすくなり、途中で登頂を断念してしまうというケースになり兼ねません。
だから、最初から最後まで、「一歩一歩ゆっくりと」進んでいきましょう。
簡単に言うと、ずっと省エネを維持しましょう。
そうすれば、標高が高くなって酸素が薄くなったとしても、体が徐々に順応することができます。
富士山登頂のためのポイント②
疲れる前にちゃんと休む
なので、最初から最後まで休憩するペース配分を決めておくことが必要です。
俺の場合は、約30分に1回は5〜10分くらい休んでいました。
それでも、高山病になってしまった仲間がいましたけど。
先述した通り、富士山の登頂は長丁場です。
ある程度は、時間割り(ご来光を拝むなど)で進んで行かなければなりませんので、あくまでも目安ですが、「疲れてきたけど、もう少し頑張らないと…時間的に厳しい…」という状況であっても、ちゃんと休んで下さい。
それこそ、無理をして体調不良になり、高山病を発症してしまっては、ご来光どころか登頂すら厳しくなってきます。
なんにせよ、いつも以上に、思っている以上に”休憩”をしながら、一歩一歩進んでいきましょう。
富士山登頂のためのポイント③
食べながら飲みながら進む
「お腹が空いた」「喉乾いた」と感じる前に、”お腹が空く前に食べる””喉が渇く前に飲む”が重要です。
登山というスポーツは、普通のスポーツと違って、”標高”があります。
標高が高いほど、いつものように歩くだけでも倍以上の体力を消耗し、体の体調の急激な変化やエネルギー不足になるのも早いです。
登頂の際に空腹を感じた瞬間に体調不良に陥る場合だってあります。
そうなると、食べるどころか、水分さえ補給できないくらいに体調不良になるケースだってあります。
もちろん一度に多く食べると胃にも負担が掛かりますので、先述した休憩の際に少しずつ常備しているものを食べる、または歩きながらでも少しずつ食べることをオススメします。
富士山登頂のためのポイントまとめ
- 一歩一歩はゆっくりと進む
- 疲れる前にちゃんと休む
- 食べながら飲みながら進む
この3つのポイントを、必ず守れば、富士山登頂は成功します。
つまり、富士山登頂には”体調管理”がとても重要だということですね。
富士山の登頂で得たモノ
世界遺産 富士山登頂というステータス
なんといってもこれです。世界遺産である富士山を登頂したという紛れもない優越感とドヤ感。安っぽい考えですが、これが意外と一番嬉しいんです。
人生で巻き起こる壁を難なく超えさせるメンタリティ
登山と一言でいっても、簡単ななものもあれば、過酷なものもあります。
俺は、登山という経験をほとんどしないままに富士山へ挑戦しました。サクセスストーリーにも書いていますが、富士山を甘くみていました。
それでも必死に、小さなバイタリティを振り絞り、頑張って頑張って登頂を成功させました。
これは、”富士山の登頂に成功した”という自信になり、その自信が日常的に起こる困難なことに立ち向かえるメンタリティに変わり、「富士山を登頂ができたんだ!こんなことで負けてたまるか!」というメンタリティを発揮する機会が多々ありま。富士山登頂くらいで……思われる方もいるかもしれませんが。
俺にとっては、本当に自分を褒めてあげたい、人生の中での挑戦のひとつになったわけです。
一生忘れない 頂上でのご来光・日の出
人はなぜ山に登るのか。それを突き詰めると、「そこに山があるから」というオチが聞こえてきます。しかし俺は、そこに山があっても登りません。
富士山だけは、日本人としてなんだか特別なものに感じるんです。だから、俺は富士山の登頂をしました。そして、そのてっぺんで見たご来光。
サクセスストーリーにも書いていますが、登頂の際に目にした”ご来光”の素晴らしさは、それほど感じませんでした。しかし、月日が経っても、月日が経っても、あの”ご来光”が目に焼き付いているんです。しかも、鮮明に。
あの絶景は、死ぬ前に一度は観ておくべきものでしょう。
俺の” 人生でやりたいことリスト”にもいれていましたので、本当に肉眼で観れてよかったです。
富士山に実際に登頂せずとも、色々な写真集なども出ていますし、ブルーレイだって出ていますが、実際に一度富士山登頂を経験し、そしてそれを目に焼き付けておくだけでも、さらに違って見えます。
最後に
ということで今回は、俺が2013年7月に、富士山が世界遺産に登録直後に、富士登山を行った時の富士登山ノンフィクションサクセスストーリーをまとめたものと、富士山登山のためのポイント、富士山の登頂に成功したことで手に入れたもの、富士山に挑戦する前に準備しておくべきことなどを、簡単に紹介させて頂きました。
あなたの富士山の登山の参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。またお会いしましょう。
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