皆さん登山ってされたことありますか?
初めての方も、”俺的デザインログ”を定期的に読んで頂いている方も、いつもありがとうございます。どもども、デザインブロガーPEITAです。
この記事は、2013年7月に富士山が世界遺産に認定されると同時に、俺が富士山登頂に成功した時のノンフィクション登山体験記です。
#1〜#10までというボリューミーなログとなっています。そして、この富士山登頂の体験記(#1〜#10)のアナザーログとして、富士山を登頂しての成功の秘訣や失敗談、登頂にあたってのノウハウなどをまとめた”登山初心者が、富士山登頂に成功した理由”というログを書きますので、これから富士山登頂をされる方にとって、参考になればと思います。
先ほども書いたように、できるだけ当時のままの記事をリライトしていますので、荒削りな文章になっているかもしれませんし、過去の話というタイムラグもありますが、ノンフィクション体験記として“世界遺産である富士山登頂を、初心者でも成功させたストーリー”をお楽しみ頂ければ幸いです。
この記事の目次
#1富士山登頂初心者ストーリー
登山との出会い
俺は長崎県に住んでいます。以前、長崎県長崎市にある岩屋山というビギナーもビギナーな山に、嫁さんと恋人時代(出会って7年、結婚して7年です)に登った事がある。その時は、山頂で食べるためにお弁当持参、そしてTシャツに短パンにビーサンという……完全に俺も嫁さんもピクニック気分で登山を舐め切っていた。
結果、約1時間の登頂時間にも関わらず、山頂手前で完全に体力気力が限界に達して、撃沈していた。ましてや終盤は不本意ながらも、ほとんど嫁さんに手を引かれながら山頂に辿り着くという情けない形で幕を閉じ、満身創痍での初登山になった……
「山登りなんて、ただキツいだけで、どこが面白いんだか!やってらんねぇよ!二度とするか!」と心の中で思った……
ただ、大自然に囲まれた散歩としては、マイナスイオン浴びて、山頂の景色も絶景で気持ちよかったんだけど。もちろんそれ以降、登山というアクティビティにハマる事は一切なく人生を過ごしていた。
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それから数年後の2011年 夏。
会社主催のクラブ活動である登山部に所属している同僚の通称”じゅんちゃん”が、来年に富士山に登るという情報を聞きつけた。
過去に岩屋山に登ってから、登山や山の事なんてこれっぽちも興味がなかったのに、何故か“富士山”というワードに興味が湧いた。
「富士山なら、俺も行く!」と、軽い興味本位と軽い気持ちと軽い悪ふざけとめっちゃ半信半疑で、じゅんちゃんと口約束。
その時は、まさか本当に行く事になろうとは思ってなかったんだけどね。
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それから1年ちょっと経った、2012年 冬。
富士山の事など、ほとんど頭の中から消えていた頃、じゅんちゃんから「富士山の事なんやけど……」と、富士山登頂についての相談があった……
俺は「あっ、そんな約束してたっけな…(汗)」と心の中で苦笑いしつつ、男に二言はないかのようにどっしり構え、富士山の話を進めていった。
すでに、じゅんちゃんは富士山のツアーやコースなどを調べていたようで、富士山についての資料を準備しており……その資料を見た瞬間……ちょっと不安が頭を過りながら、「富士山の話、マジでガチなんやな……」と悟った。
でもでも、行くしかないよね!!
意外と行動派な俺は、帰宅後すぐに、嫁さんに富士山に登る事になった経緯を説明し、富士山登頂の了承を得た。
ありがたい事に、うちのできた嫁さんは、俺がしたい事とかやりたいとか思った事に対して一切の反論はせず、いつも気持よく了承してくれる。
嫁さん、ありがとう。
という事で、2013年に”富士山登頂”という俺の中ではスーパーなチャレンジが始まったのだった。
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富士山登頂を共にするのは、職場の同僚、通称”じゅんちゃん””ハマちゃん””アリちゃん”、そして俺を含めた4人。
平成25年7月6日に富士山登頂という日程を組み、それぞれが富士山に向けて準備を進めた。
俺は、数年前に岩屋山に登った時の反省点を活かすために、元々体力には自信がないので、できるだけ体力作りに励むことにした。
週3〜4回ほど、5〜8Kmほどランニングを始めた。
以前、長女が生まれる前に、嫁さんと二人でランニングをしていた事もあったので、ランニングに対しての抵抗はなく、効率的に日課のように続ける事ができた。
そして、富士山登頂の日程が近づくにつれ、不安よりも、その現実に心が踊った。
しかもしかも、登山家の三浦さんという方が、80歳でエベレストに登頂という偉業を成し遂げたというニュースが飛び込んできて、そのニュースに触発されて「富士山登頂を成功させたい!」という気持ちが非常に大きくなった。
さらにさらに、平成25年6月26日に、富士山「世界遺産登録」というなんともビッグなニュースも飛び込んできたのだ。
まさにまさに、絶妙なタイミングでの富士山「世界遺産登録」に、俺は胸がめちゃめちゃ高鳴った。
俺以外のメンバーも、さぞや隠れて喜んだ事だろうよ(笑)。
なんせ、富士は日本一の山ではなく、富士は世界にも認められた遺産となったんだからね。
だから、なるべく富士山登頂に向けて抜かりがないように、タイムスケジュールなどの資料や富士登山の心得などの資料を作成したり、決起会を兼ねての話し合いを何度も行った。
富士山登頂については、もちろんメンバー全員初めての事なので、不安もあったが、それ以上に楽しみの方が強いのは言うまでもない。
行きたいけど行けない…ではなく、行きたいなら行くんや!って気持ち(笑)。
さぁ、富士山登頂まで、秒読み開始だ。
「富士山五合目からの登山を、初心者でも成功させたストーリー#02」に続く。クリックで次へ。
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