富士スバルライン(富士山五合目)に無事に到着して、富士山を見上げてみると……
登山者というより、観光客が多いのかな(笑)。
では、富士山に挑む前に、じゅんちゃんが購入していた”富士山ガイドブック2013”に掲載されていた富士山カレーを食べに行く。
これが噂の富士山カレー。
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高所に体が慣れてないうちに登山を開始してしまうと、高山病になる恐れもあったし、みんなさっきまで1200Kmもの距離を車で移動してきた訳だから、体が疲れてないとは到底言い切れない状態。
富士山を目の前に、興奮という心と体の反応によって、目に見えない疲れを感じなくなってる?
その時は、俺もそんなに深刻に事を考えていなかった……「まぁ大丈夫だろう」って軽い気持ちだった……
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序盤も序盤を登りながら、下ってくる下山者の方々とすれ違う度に、ふと気になった事があった。
顔が……お顔が…半数以上の下山者の顔が”顔面蒼白”の状態なのだ。
疲れきっているというか…満身創痍というか…何というか…ヤバそうな感じで、笑顔なんて振りまく余裕なんて微塵も感じられず「俺に構うな」という暗黙のオーラをまとい、周囲との距離を取っていた…(笑)。
「えっ…マジで…これは相当辛いんだな…」と心の中で何度も大きなため息をつきながら、まだまだこれから登っていかなくちゃならないのに、ほんの数%だけ「来なきゃよかった(汗)」と思った。
それだけ下山していた登山者の皆様のお顔は、登山の大変さを物語っており…
「おめぇたち、軽い気持ちで富士山登んじゃねぇぞ!」
と、下山者の方々にすれ違う度に言われているように思えた(笑)。
まぁ、中には笑いながら楽しそうに降りてくる登山者もいたけど、その人たちはさぞや登山上級者なんだろうと思う。
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登山の鉄則は、疲れてから休むなかれ!
”疲れる前に”体を休めたり、”喉が乾く前に”水分を取ったりする事が大事である。
なので、適度に休憩を取りながら、ゆっくりペースで六合目に到着。
体調を聞いてみると…「頭痛いかも(笑)?」と漏らした。
俺 「え……(笑)?うそやろ?マジで??」
じゅんちゃん 「薬ば飲めば、大丈夫やろ。」
五合目(富士スバルラインを)出発して、まだ40分ほどしか経過していないのに…先行きがマジで不安に。
心の中で「まだ六合目なのに早くねぇ?」と、さっきまで元気だった登山部リーダーじゅんちゃんを、俺は頼りにしていただけにちょっと拍子抜けした。
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