僕の心拍数はあの日から止まったままだ。
4年以上もの間、毎日肌身離さず使い続けてきたApple Watch。雨の日も風の日も、元気な日も体調不良の日も、普段遣いのガジェットスタメンとして、どんな時でも一緒だった。
↳Apple Watchで人生が変わった!おすすめのすごい機能5選&使い方!電話,健康,運動,通知,捜索などのライフツール!
しかしある事件によって、そのスターティングメンバーから故障者リスト入りしたApple Watch。
その日から、僕のアクティビティも止まった。
この記事では、Apple Watchの必要不必要を肯定もしないし否定もしません。ただ、Apple Watchを実際に4年以上も使い続けてきた僕が、Apple Watchを毎日肌身離さず身につけていた時と、Apple Watchを一切身につけなくなった時の”違い=差”から感じた「Apple Watchの3つの致命的な欠点」についてお届けします。
あなたがApple Watchの購入を検討していたり、もしくは修理しようか迷っているなら、Apple Watchの必要性について、参考になると思います。
最初にお伝えしておくと、Apple Watchは非常に優れた構成の多機能ウェアラブル端末ですので、日常生活の不便を便利に変えることは間違いありません。
この記事の目次
Apple Watch(アップルウォッチ)が故障した理由
液晶画面が飛び出して破損した
僕はスケートボードが趣味です。
これでもう察しがついたかと思います。そうです、スケートボードの練習中に大転倒してしまい、無残にもApple Watchの液晶画面を地面に叩きつけさてしまいました。その結果、上記の写真のように、Apple Watchの液晶画面が破損し、飛び出してしまう結果となってしまいました。
こちらの記事『Apple Watchの液晶画面が割れて外れて飛び出した!修理,料金いくら?』で詳しく書いていますが、Apple Watchの液晶画面の破損修理についても調べましたところ、Apple Care+に加入しておくべきだったと後悔することになりました。
Apple Care+は加入必須
AppleCare+に加入しておけば8,400円で済んでいたんですが、僕の愛用しているモデルApple Watch series3の破損修理料金はなんと31,800 円。
AppleCare+代¥7,800 (税別)とAppleCare+保証修理の料金¥8,400 (税別)と合わせても、2万円に満たないのに、僕がAppleCare+に加入していなかったがために、液晶画面破損修理の費用に31,800 円かかることになります。
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明らかにAppleCare+に加入しておくべき!
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という後悔に苛まれながらも、破損してしまったのは仕方がないので、新しいApple Watchを購入するか、Apple Watchを修理に出すか、その二択を考えながら数日を過ごしていました。
Apple Watch(アップルウォッチ)の必要性は?
Apple Watchがない生活でも問題ない
冒頭でお伝えした通り、僕は4年以上も肌身離さず毎日のようにApple Watchを使い続けてきました。
こちらの記事『Apple Watchで人生が変わった!』でも書いているように、Apple Watchは僕の人生を変えるくらい、僕にとっては本当に便利なウェラブルデバイスです。それはもはや、息を吸って吐くように、僕の普段の生活には欠かせないモノになっていました。
しかし、Apple Watchの液晶画面を破損させてしまったことで「Apple Watchを新しく購入するか?それとも液晶画面の破損を修理するか?」という選択を迫られながら数日を過ごしている間に、Apple Watchがなくても、普通に生活できている自分に気がつきました。
すると、Apple Watchを毎日肌身離さず身につけていた時と、Apple Watchを一切身につけなくなった時の違いに改めて気づくことになりました。そして、Apple Watchを使わなくなったことで、Apple Watchが生活に必要のないものだと思ったことがいくつかありましたので、それを今回「Apple Watchの3つの致命的な欠点」という僕の気づきをお届けします。
Apple Watchを使えなくなって、最初はすごくモチベーションが下がりっぱなしでした。しかし次第に、Apple Watchを身につけていないことに慣れ、それによる解放感を感じ始めました。
Apple Watchは必要ない!その欠点・デメリットとは?
- バッテリーの毎日の充電
- 通知機能に縛られた生活
- 腕時計としてだけなら不要
この3つが、Apple Watchを使わなくなって気づいた致命的な欠点だと僕は感じました。では、それぞれについてご説明していきます。
バッテリーを毎日充電すること
Apple Watchを使うためには欠かせない「バッテリーの充電」。
こちらの記事『Apple watch series3のバッテリー(電池)は3日持つからもう安心!』で実際にバッテリーの検証をした結果を書いているように、Apple Watch series3以降のモデルは3日程度はバッテリーが持ちます。しかし、Apple Watchでワークアウトしたり、iPhoneのカメラを起動して使ったり、なんらかのアクションに使ってしまうと、1日もバッテリーは持たなくなります。
なので、自ずとApple Watchを使う上で、少なくとも最低1日1回、いや最低でも1日10回以上は、Apple Watchのバッテリーの残量を確認するという行動を無意識の中で行っていました。
つまり毎日の生活の中で、Apple Watchの「バッテリーの充電」に関して、以下の2点のことが言えると思います。
- Apple Watchのバッテリー残量がいつも気になる
- バッテリー充電地獄に陥るということ
バッテリー充電のジレンマから解放される
「充電しなければ使えないもの」をたくさん持っていると、「バッテリーの充電」を毎日気にしなければなりません。
「充電しなければ使えないもの」がひとつ減るだけで、毎日の中で気にすることがひとつ減るので、一段と毎日が生きやすくなるという解放感を味わうことができました。
Apple Watchのバッテリーを毎日充電することについて、さらに詳しく以下の記事に書いていますので合わせてお読み下さい。
↳Apple Watchは必要か?バッテリーを毎日充電するという欠点の話。
通知機能に縛られた生活
Apple Watchの大きな特徴であり魅力とも言える「通知機能」。
実際に僕もApple Watchの「通知機能」は非常に便利だと感じています。iPhoneをサイレントモードにしていても、手首のApple Watchがブルブルっと電話やメール、LINEなどの通知を教えてくれるので、iPhoneに寄せられるあらゆる通知(着信)を見落とすことが一気に減りました。
それくらいApple Watchを使っている時は、「通知機能は本当に便利だ」と感じていたんですが、でもそれは時として、自分の時間(何かをしている、または集中している時間や)を奪ってしまう・途切れさせてしまう原因のひとつだったんだと気づきました。
集中している時の邪魔になる
こちらの記事『集中力が続かない時に集中力を発揮する方法は短時間集中法が効果的!』でも書いていますが、人が集中していた時に、例えばApple Watchの通知のような着信(お知らせ)によって集中力を遮断されてしまうと、そこから再び集中するまでに15分ほどかかると言われているからです。
つまり、Apple Watchを装着している間の通知機能は”自分のタイムライン上のお知らせをリアルタイムで通知”を行ってくるわけですので、例えばあなたが何かに没頭している、または非常に繊細に集中している時でも、Apple Watchはあなたにあらゆる着信(お知らせ)の通知をして、あなたの時間を一方的に奪ってくると言えます。
それは、特別に集中している時でもそうでない時でも言えることです。
Apple Watchを身につけなくなったことで、通知に対してのリアルタイムなレスポンスが遅くなった分、割と自分のペースで1日を過ごすことができるようになりました。
「自分のペース」というキーワードは、非常に大切なことです。
Apple Watchの通知がなくなり、「自分のタイミングでiPhoneを手に取り、あらゆる着信(お知らせ)の通知を確認できる」ようになり、心地の良い=マイペース”で1日を過ごすことができるようになりました。
Apple Watchの「通知機能」の欠点については、さらに詳しく以下の記事に書いていますので合わせてお読み下さい。
↳Apple Watchは必要か?実際に4年以上使用して気づいた「通知」の欠点。
腕時計としては使えない
腕時計の役割とは?
そもそも普段僕らが使っている腕時計の役割は −
「時間をすぐに確認する」
これに尽きます。
しかし「時間をすぐに確認する」ためだけのはずが、Apple Watchはあなたの生活をより良くしようとあらゆる手段で、以下のような腕時計以外のことをしようとします。
腕時計以外の8つのこと
- 電話を通知してくる
- メールやLINEの通知をしてくる
- 運動や健康志向を促してくる
- キャッシュレスを勧めてくる
- ファッション性を高めようとしてくる
- 定期的に買い替えを勧めてくる
- バッテリーの充電を求めてくる
つまり、もはやApple Watchは腕時計として使うにはあまりにももったいない、そして腕時計ではなくスマートウォッチであることをちゃんと認識しておく必要があります。
このように、腕時計というシンプルな機能を求めているなら、Apple Watchは多機能ウエアラブルデバイスなのでシンプルな使い方がそもそもできませんので、普通の腕時計を買いましょう。
腕時計として使いたい方には、これらの8つのことは欠点になります。
Apple Watchが腕時計としては使えないという欠点について、さらに詳しく以下の記事に書いていますので合わせてお読み下さい。
↳Apple Watchが腕時計としては使えないと思う致命的な8つの欠点とは?
最後に
ハイテクから離れると感じること
Apple Watchを使わなくなって、普段の生活が不便になったのは確実。だがしかし、何かの呪縛から解放されたような感覚で、心地が良いのも事実。
普段からハイテクノロジーなデバイスを身に付けることが当たり前になっていると、どうしてもそれを外したときに感じる世界とのスピードの差。なんだか世界に取り残されたような感覚になってしまうこともある。
「世界はものすごいスピードで進化しているのに 僕は何しているんだろう」なんてネガティブになってしまうことも。でも、Apple Watchという利便性の高いデバイスを使っていたからこそわかる、「僕の生活に最先端テクノロジーは必要ない」という理屈ではない感情が湧いてくる。
「そんなの関係ない、僕は僕であり僕の時間を過ごしていけばいい」
Apple Watchをたまに外すという選択
今回の記事では、Apple Watchの欠点にスポットを当てていますが、逆を言えばApple Watchの最大の特徴でもあります。それはApple Watchは非常に優れたデバイスだと証明している部分でもあります。
でも、たまにはApple Watchを外した生活を送ることも良いものですね。
ということで今回は、Apple Watchを実際に4年以上も使い続けてきた僕が、Apple Watchを毎日肌身離さず身につけていた時と、Apple Watchを一切身につけなくなった時の”違い=差”から感じた「Apple Watchの3つの致命的な欠点」についてお届けしました。
あなたがApple Watchの購入を検討していたり、もしくは修理しようか迷っているなら、Apple Watchの必要性についての参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。またお会いしましょう。
次はこちらの記事『スティーブ・ジョブズが愛用したおしゃれな腕時計【セイコーシャリオSCXP041】レビュー』で、Apple Watchよりも素敵な”腕時計”を紹介しておりますので、合わせてお読み下さい。
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