Apple Watchの通知が あなたの大切な時間を奪っているかもしれない。
この記事では、Apple Watchを実際に4年以上も使い続けてきた僕が、Apple Watchを毎日肌身離さず身につけていた時と、Apple Watchを一切身につけなくなった時の”違い=ギャップ”から感じることができた、Apple Watchの「通知」という欠点についてお届けします。
あなたがApple Watchの購入を検討していたり、もしくはこちらの記事『Apple Watchの液晶画面が割れて外れて飛び出した!』で書いているように、液晶画面を破損させてしまい、修理しようか、それとも使わないようにしようかを迷っているなら、Apple Watchの必要性についての参考になります。
この記事の目次
Apple Watch(アップルウォッチ)のデメリット(欠点)|通知
通知機能に縛られた生活
Apple Watchの大きな特徴であり魅力とも言える「通知機能」。
実際に僕もApple Watchの「通知機能」は非常に便利だと感じています。iPhoneをサイレントモードにしていても、手首のApple Watchがブルブルっと電話やメール、LINEなどの通知を教えてくれるので、iPhoneに寄せられるあらゆる通知(着信)を見落とすことが一気に減りました。
それくらいApple Watchを使っている時は、「通知機能は本当に便利だ」と感じていたんですが、でもそれは時として、自分の時間(何かをしている、または集中している時間や)を奪ってしまう・途切れさせてしまう原因のひとつだったんだと気づきました。
電話が相手の時間を奪うように 通知機能もそれと同じ
僕は誰かに連絡を入れる時、緊急な要件以外は、いきなり電話をかけることはしません。いきなり電話をかけてしまうと、仮に相手が集中した作業をしていた時の邪魔になる可能性もあるし、相手が包丁を持って食事を作っている時であるなら、電話の着信によって慌てさせてしまい怪我をさせてしまうリスクもあります。
大げさに言うつもりはないですが、それが一般常識化すれば、もっと人々の1日のクオリティは上がると思っています。
だから僕は基本的に相手のタイミングで反応(返答)できるように、電話をする前(折り返しする電話は除く)に必ずメールやLINE、その他のメッセージ(音声含め)で先にコンタクトを取るようにしています。
これを自分の状況で考えると、Apple Watchをつけていると、電話しかりそれ以外のあらゆる通知(着信)を受けるたびに、音や振動で手首がブルブルとなり、いかなる状況であっても「通知に気づいてしまう、通知を知ってしまう自分」がいることになります。
集中している時の邪魔になる
こちらの記事『集中力が続かない時に集中力を発揮する方法は短時間集中法が効果的!』でも書いていますが、人が集中していた時に、例えばApple Watchの通知のような着信(お知らせ)によって集中力を遮断されてしまうと、そこから再び集中するまでに15分ほどかかると言われているからです。
つまり、Apple Watchを装着している間の通知機能は”自分のタイムライン上のお知らせをリアルタイムで通知”を行ってくるわけですので、例えばあなたが何かに没頭している、または非常に繊細に集中している時でも、Apple Watchはあなたにあらゆる着信(お知らせ)の通知をして、あなたの時間を一方的に奪ってくると言えます。
それは、特別に集中している時でもそうでない時でも言えることです。
もちろん時と場合により、それは好転する場合もあるし、悪化させる場合もあると考えられますが、多くの場合それは、「通知を知った自分」が次に考えることは「今返信しようか、後で返信しようか」という判断を強制的に強いられることになってしまいます。
Apple Watchの通知からの卒業
つまり、Apple Watchを初代からずっと使い続けてきた僕は、知らぬ間にApple Watchの通知機能によって、集中した時間や没頭した時間を一方的に奪われていたと考えられます。
メッセージの内容が大切な要件であったり緊急性の高いものに対しての通知であるならば、Apple Watchが即座に通知してくれるので、相手(返答が必要な要件)に対してのレスポンスが高まるというメリットもあったとは思います。
でも、Apple Watchを身につけなくなったことで、通知に対してのリアルタイムなレスポンスが遅くなった分、割と自分のペースで1日を過ごすことができるようになりました。
「自分のペース」というキーワードは、非常に大切なことです。
人生を生きていれば、自分の時間で生きていけることはそれほど多くはありません。大きく言えば、社会という時間に僕らは日々を決められているわけですから。
さらに、Apple Watchにまで「自分のペース」を乱されてしまってはどうしようもありません。これはもっと大きく言えば、インターネットを介してバーチャルへとシフトしていく時代の中では、「自分のペース」なんぞそもそも存在すらなくなってしまう可能性もあります。
話を戻すと、Apple Watchの通知がなくなり、「自分のタイミングでiPhoneを手に取り、あらゆる着信(お知らせ)の通知を確認できる」ようになり、心地の良い=マイペース”で1日を過ごすことができるようになったということを伝えたいわけです。
最後に
だから、Apple Watchの 「通知」については、いきなりかかってくる電話と同じように明らかに自分の時間をいきなり奪われてしまう・遮断されてしまうことだと言えるわけです。
それならこちらの記事『Apple Watchの通知のオン・オフ設定&確認する方法!』に書いているようにApple Watchの通知をオフにすればいいのでは?とも思いますが、そうなるとそもそもApple Watchの必要性は?Apple Watchから通知機能を外してしまったら、コカ・コーラから炭酸を抜くようなものではないか?
そのような思いから、僕がApple Watchを実際に4年以上も使い続けてきて、Apple Watchを毎日肌身離さず身につけていた時と、Apple Watchを一切身につけなくなった時の”違い=ギャップ”を感じたことにより、Apple Watchの通知については、少なからず欠点であると感じたわけです。
ただ最後に言っておきますと、この記事でApple Watchの必要不必要を肯定もしないし否定もしているつもりはありません。最終的には、あなたの受け取り方次第、そしてあなたの使い方次第であることは間違いありません。
ということで今回は、Apple Watchの通知という欠点についてお話しました。
あなたがApple Watchの購入を検討していたり、もしくはこちらの記事『Apple Watchの液晶画面が割れて外れて飛び出した!』で書いているように、液晶画面を破損させてしまい、修理しようか、それとも使わないようにしようかを迷っている時のApple Watchの購入の際の参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。またお会いしましょう。
次はこちらの記事『Apple Watchは必要か?バッテリーを毎日充電するという欠点の話』で、Apple Watchのもうひとつの欠点である「Apple Watchのバッテリーを毎日充電すること」についても合わせて読んでみてください。
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