うわ〜この人マジで性格悪いわ〜マジで苦手……どうしよう。
人生を生きてれば、色々な人に出会います。
最高に好きな人に出会う一方で、嫌いな人=苦手な人に出会うことも多々あります。
そして実際に、職場(仕事)で毎日顔を合わせてコミュニケーションを嫌でも取らなければならない、また、毎日とは言わないまでも定期的にその苦手な人と会わなければならなかったりすると、とても気分が嫌になりますよね?
そこで今回は、その嫌いな人や苦手な人に対して上手く付き合う方法として、その苦手意識を克服する方法を僕の経験を交えご紹介します。
この記事の目次
結論!職場の嫌いな人や苦手な人との付き合い方
相手を気遣うこと
- 苦手意識を克服するには【気遣う】ことです。
それは相手に「気を使う」とは違います。【気遣う】ことは、相手に思いやりを持った行動を取るということです。
それには、苦手意識がどう生まれるのか?についてまずは考えてみると分かり易いですので、まずは、「なぜ人は、人を苦手になってしまうのか?」という原因を探っていきます。
職場の嫌いな人や苦手な人との付き合い方を知る前に、その原因|出来事を整理しよう
嫌いな人や苦手な人にも備わっているパーソナリティを理解する
人にはそれぞれに、性格、外見、環境などのパーソナリティが備わっています。
あなたにとっても、苦手な人のパーソナリティは非常に大切なことではありますが、”「合わない人」と「苦手な人」”では、確実に後者と共有する時間は、苦痛でしかないでしょう。
パーソナリティだけでは、苦手意識は生まれないものです。
あなたが「この人苦手だな…」と感じてしまう時は、苦手意識を自分に植え付ける”出来事”があったからです。
苦手意識を受け付ける出来事
その苦手意識を植え付ける出来事というのは ー
- 相手(苦手な人)の故意な嫌がらせだったかもしれない
- 故意ではない嫌がらせだったかもしれない
- ちょっとした自分との相違だったかもしれない
- 直接的ではないけれど何かについての態度や行動や言動を目にしたり聞いたりしたせいかもしれない
- 接相手から聞いたことではなく、誰かから聞いた情報(噂)により自分自身が先に偏見(相手に)を持ってしまったのかもしれない、などなど。
苦手意識を自分に植え付ける出来事は、自分を中心において考えた場合の相手の態度や行動や言動などが、自分にとって苦痛だと感じたことによることを指すと考えれば分かり易いかと思います。
でも、それってよくよく考えてみると、自分の常識や勝手なルールの上でのことなんです。
自分だけの常識や当たり前を相手に押し付けていることでもある
社会の常識やルールがある前に、人は「自分の常識やルール」をそれぞれ持っています。
それは、遺伝的なものだとか科学的なものではなく、育った時代や育った環境、自分の体験や経験の中から研ぎ澄まされて得た実績、言わば「自分の立ち振舞を正当化したもの」=「自分の常識やルール」だと考えられます。
人の話を聞いていて ー
「私はそうは思わない」
こんな風に思った経験はないでしょうか?
つまりその判断は、「自分の立ち振舞を正当化したもの」=「自分の常識やルール」から生まれるわけです。
「自分の立ち振舞を正当化したもの」=「自分の常識やルール」に対して、自分以外の誰かに理不尽な言動や行動や態度をされた時に、人は初めて”その人に違和感”を持つようになります。
そしてそのスイッチが入った瞬間から、あなたはその人に対しての見方が自然(勝手に)と変わり、違和感が不信感に変わり、あなたにとっての苦手な人に変わっていきます。
しかし、勘違いしないでほしいのは、それは”自分の立ち振舞を正当化したもの”であり、あなたの常識やルールの上で判断しているに過ぎないということです。
ここで、その事を踏まえて、実際に僕が経験した「この人、苦手だな」と思う出来事を2つほどご紹介します。
苦手意識が生まれる2つの原因
まず1つ目、僕の場合はこちらの記事《 怒られても大丈夫。泣かない、そして折れない心【気持ち】を作るメンタルシフト。》にも書いていますが、「お前の顔なんて10年は見たくない」と言われた時、「うわ〜この人苦手だわ〜」って思いました。
そんなことを言わせてしまった俺にももちろん原因はありますが、僕の理屈としては、友人でもない人から、僕の環境や状況を知らないのにも関わらずに、「お前の顔は10年見たくない」と罵倒されたことが、僕がその人に苦手意識を持ってしまった出来事というわけです。
そこまで相手に言わせるような原因を作った自分が悪い?ということでもあります。
でも、先ほど言った通り、「自分の立ち振舞を正当化したもの」=「自分の常識やルール」があります。
その話をするのは少々時間を要するので、こちらの記事《 怒られても大丈夫。泣かない、そして折れない心【気持ち】を作るメンタルシフト。》で気になる方はチェックして下さい。
こっちからすれば「はっ?お前にそんなこと言われたくね~し、そもそもこっちの背景も知らず、よくもそんなことが言えたな。」ってな感じ。
つまり、僕の常識やルールからすると、”そんなお下劣非常なことを言いはなった相手が悪いと思える出来事”があったからです。
つまり、それも”自分の立ち振舞を正当化したもの”からの判断になります。
2つ目は、僕は上下関係という縦社会が嫌いなので、年下だろうが、年上だろうが、礼儀という言葉を噛み砕いたとしても、フレンドリーに接することを大切にしています。
それが僕のオピニオンだから。←これも”自分の立ち振舞を正当化したもの”
そんな僕のオピニオンを知らないある人から「僕は一応、君よりもいくつか年上だから、LINEとかメールで俺に絵文字や「(笑)」←これを使うのやめてくれないか」と言われたことがありました。
「はっ?器の小さい男だなこいつ!こんなやつは俺の人生から除外。」
僕のフレンドリーに接するという常識から逸脱した反応であるので、その言葉を言われた瞬間にその人のことが、”知人から→苦手な人”に変わりました。
でも、相手からすれば、僕の方が非常識だ!というレッテルを貼ったわけですけどね!(笑)
いずれにせよ、僕の”自分の立ち振舞を正当化したもの”=”自分のルールや常識“から判断しての違和感ですので、相手が100%と悪い!という考えは、自分の中だけのものであり、社会的な観点から裁きを受けた場合は、どちらが正しいとか正しくないかいう論点ではなくなると思います。
何度も言うように、それは自分の中だけの”自分の立ち振舞を正当化したもの”=”自分のルールや常識”です。
つまりそう考えると、人を苦手になることというのは、自分の中でのルールや常識があるからこそ成り立っているということです。
だから、まず理解しておかなければならないことは、
- 苦手になる出来事があって、人は苦手意識を相手に持つ
- でも、その苦手意識というものは、自分の常識やルールの上で成立したものにすぎない
- だから、相手(苦手な人)が100%悪い人ではなく、自分の常識やルール上だけでのこと
嫌いな人や苦手な人は あなた以外の人から大切な存在でもある
あなたにとっての苦手な人はー
- 誰かにとっての最愛の人であり
- 誰かにとっての良き友であり
- 誰かにとっての大切な人
であるということです。
あなたが苦手だからって、世界中の誰もがその人のことを苦手なんだ!という理由はどこにもありません。
だからまず、あなた自身(自分)の常識が、相手に苦手意識を持たせていることを自覚することが大切です。
では、苦手意識を持ってしまうという原因が少し見えてきたところで、実際に苦手な人と関わっていく中で、どう向き合っていくか?どう克服したらいいのか?というところの本題に入っていきたいと思います。
嫌いな人や苦手な人との付き合い方!苦手意識を克服する方法
あなたは苦手な人とどうなりたいか?を考える
まず、あなたがその苦手な人に対して、その人とどうあるべきか?というところに着目することから始まります。
苦手な人とどうあるべきかなんてそもそも考えたくもないでしょうけど、決してそういうことではありません。
苦手な人や嫌いな人と毎日会わなければならない時の3つの付き合い方
”苦手な人と会わない”という選択肢が自分で調整可能な場合を除き、”苦手な人と会わなければならない=定期的に接する必要がある場合”という認識の上で、以下の”3つの付き合い方”から考えてみて下さい。
1. 定期的に会うからその人と仲良くなりたいと思う
2. 定期的に会うけど別に仲良くなりたいわけじゃない(距離を置く)。
3. 定期的に会うけど、人生から除外してしまえる。←このくらいのメンタルあれば苦手意識のなんのは問題ないでしょう。←俺はここです。(笑)
あなたにとって、苦手な人とのこれからの付き合い方について、上記の3つのどれに当てはまったでしょうか?
では、その3つの中で”苦手意識を克服したい”という気持ちがある「定期的に会うからその人と仲良くなりたいと思う」についての”付き合い方”に対して、その克服方法を俺的にご紹介します。
それ以外は、「克服したい」という気持ちではないので、ここでは説明しません。
2や3を選んだ人は、それなりに割り切れていると思います。
嫌いな人や苦手な人と できるなら仲良くなりたい
- あなたから意識的に関わる(歩み寄る)
そうすることで、その関係は劇的に変わります。
「苦手な人に、なんで自分から関わるなんて絶対イヤだね」
こんな風に思った方は、本当に相手に対しての苦手意識を克服したいと思っていますか?
先ほどから言っている通り、 「自分の立ち振舞を正当化したもの」=「自分の常識やルール」です。
それを変える必要があるわけなんです。
それを変えることができるのは、相手(苦手な人)ですか?
相手(苦手な人)が、あなたが持っている自分に対する苦手意識を察して、その常識をぶち破るくらいに善意のある行動を自ら取ってくれると思いますか?
絶対ないです!←断言
何にもしないで、相手から歩み寄ってくるなんてことを期待して待っているなんて、あんたは子供か!(笑)←言い過ぎました、すみません。
親は、無償の愛で子供にプレゼントを渡します。
苦手な人が、あなたに無償の愛でプレゼントをくれるなんて本当に思いますか?
ちょっと極端な話でしたが、そういうことです。
あなたと苦手な人は、どうあがいても、どう考えても、どっからどう見ても”他人以上の他人同士“です。
つまり、他人と上手く付き合っていくならば、”お互いが歩み寄る必要”がありますよね?
それが、「他人=好きな人」ならお互いに歩み寄ることもできますが、「他人以上の他人=苦手な人」であるならば、お互いではなく、苦手意識を持った方から歩み寄る必要があります。
さっきから言っている通り、あなたの、 「自分の立ち振舞を正当化したもの」=「自分の常識やルール」で、あなたが勝手に苦手意識を持っているんですから。
意識的に歩み寄りましょう!
嫌いな人や苦手な人との付き合い方で具体的に起こす行動とは?
相手を気遣うこと
冒頭でお伝えしたように【気遣う】ことが結論です。
つまり、あなたから意識的に【気遣う】ことが苦手意識克服法です。
苦手意識を持つと、苦手な人の”苦手だと思える部分”がフューチャーされすぎてしまいます。
だから、”苦手だと思える以外の部分”の”相手を見る”必要があります。
相手の人となりを見れば、絶対に苦手意識は克服されます。
例えば嫌いな人や苦手な人にこんな気遣いから始めましょう
「いつも迷惑かけていますが、○○さんのおかげ助かっています」
「髪型変えました?お似合いですね」
「無理しないで下さいね」
「○○さん、私(僕)に何かできることありませんか?」
「○○さんはいつも仕事頑張ってますよね。その秘訣を教えてくれませんか?」
つまり、相手に何もない時でも、何かあった時でも、誰よりもオーバーに相手を気遣うことを意識すると、ほとんどの場合は相手も悪い気はしません。
「この人は、よく私(僕)に声をかけてくれる」
という意識を少しづつ相手に持たせていくことです。
あなたは、相手があなたに”好意”を持ってもらえる行動を心がけることが大切です。
すると、相手のあなたへの対応は変わっていきます。
しかも劇的に。
それは、「いつも私(俺)のことを考えてくれている人に、嫌なことはできない」という無意識な好印象を植え付ける目的があります。
良く言えば「好意を持ってもらう」、悪く言えば「借りを作る」といったところです。
そうすれば、絶対に苦手意識のある相手であっても、それを克服することができます。
自分が相手に対して変われば、相手も変わるんです。
相手を気遣うことより効果のある方法「弱みを見せる」
散々”気遣い”をしよう!とお伝えしていますが、そこからもう一歩踏み込んで、相手にあなたの存在を、0から1にする方法として効果がある裏技をご紹介します。
あなたの”弱み”を直接見せるんです。
「最近恋人と上手くいかない」
「家族のことで大変だ」
「実は私(僕)はコンプレックスがあって」
などなど、弱み=悩みを見せると効果的です。
それだけ相手が自分に親身にならざる負えない理由を作ると、相手の態度は変わってきます。
つまり、親近感を相手に持たせることができれば、自ずと相手の態度も変わり、あなたの苦手意識も自然と解消していきます。
「苦手な相手に自分の弱みを見せるなんてできない!」
と思うなら、実際に自分に置き換えて考えてみて下さい。
あなたが誰かに対して意図的に何か意地悪をしたわけではないのに、相手に苦手意識を持たせてしまっていたと過程した場合、あなたに対して苦手意識を持っていた相手から弱みや悩みを打ち明けられたら、基本的には「何か私(僕)にできないかな?」と考えてしまいませんか?
すると、何か少しでも行動に移しませんか?
例えば「大丈夫ですか?」と声をかけませんか?
すると声をかけられた相手は、いくら苦手意識を持っている人であっても、悪い気はしないはずです。
むしろ、少しだけ好印象に写るはずです。
そこからお互いの関係は変わるはずです。
まとめ
嫌いな人と苦手な人との付き合い方の苦手意識克服法は8つ
- 人が人を苦手だと意識してしまう時は、苦手意識を植え付ける出来事があったから
- でも、その苦手意識というのは「自分の立ち振舞を正当化したもの」=「自分の常識やルール」の上で成立している
- 苦手な人はあなた以外の人にとっては大切な人である
- あなたの苦手な人との付き合い方はどうしたいのか考える必要がある
- 仲良くなりたいという気持ちがあるなら、自分から意識的に関わる
- 具体的な行動とは【気遣う】こと
- 相手に好意をもってもらえることが大切
- 裏技|弱み=悩みを見せ、あなたに親近感を持たせる
このステップは、あくまでも”定期的に会うからその人と仲良くなりたいと思う”方への苦手意識克服法でもありますが、ステップの途中で意外と苦手な人への気持ちに整理がつくこともあります。
あなたの人生が苦手な人の存在で充実していないなら、ぜひあなたから意識的に相手を気遣う行動をとってみましょう。
僕は、苦手な人に対して、色々悩んだ結果、究極は「相手を好きになろうとする気持ち」を持つことで、苦手意識を何度も克服してきました。
だって、職場などで定期的に会わなければならない人の中に、何人も苦手な人がいるよりも、その苦手な人の数が減れば減るほど、自分の人生は充実していきますよね?
人生を充実させるためにというメンタルの部分では、以下に詳しく記事にしていますので、合わせてお読み下さい。
»» 人間関係の悩みで疲れたら?自分をさらけ出せばいいだけの話だった。
»» 人生を、より豊かにするために大切なこと|それは、夢を叶えることじゃなく、夢を描けるかどうかだと思う。
»»「俺が0歳の時、実の父は死にました」そこから学んだ、自分の生き方。
実際に色々な状況や環境で変わる可能性は大いにありますが、まずはなんにせよ「自分から行動する」ことができれば、その状況は変わっていきます。
また、僕も人間関係に悩んでいた時、「天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩む、すべての人へ」という書籍は、職場の人間関係の参考になりました。
あなたの人生の中で、「好きな人」をひとりでも多く増やすことを前提としながらも、苦手な人を少なくするために、その苦手意識を克服する行動を起こしていきましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
では、またお会いしましょう。
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