驚くほどの革新的AIではなく、あくまでも未完成なプロトタイプとも言えるアレクサ(=Alexa)が搭載された「Amazon Echo Dot」。
果たして、我が家の新しい家族になれるのか −
ということで今回は、Amazonから発売された「Amazon Echo Dot」が到着しましたので、商品概要と開封、初期設定&使い方、Wi-Fi接続設定&スキルの設定方法、そして軽い使い勝手や音楽の再生&スピーカーなどのインプレッションレビューをお届け。
「Amazon Echo Dot」の初期設定に関するあれこれが分かる。
この記事の目次
Amazon Echo Dotとは?
Echo Dotは音声だけでリモート操作できるスマートスピーカーです。「アレクサ」と話しかけるだけで、音楽の再生、天気やニュースの読み上げ、スマートホームの操作、アラームのセットなど簡単に音声操作。
引用元|Amazon
Amazon Echo Dotの使い方
生活のあらゆるシーンで活躍する
コンパクトサイズなので小さなスペースにもぴったり。内蔵スピーカーが搭載されていて、タイマーやアラームのセットにも。 さらに、照明のオン・オフしたりと様々なシーンで活躍。さらに、Bluetoothや3.5 mmステレオジャックでご自身のスピーカーやヘッドホンに繋いで拡張もいただけます。
引用元|Amazon
音楽(ミュージック)再生もアレクサに話しかけるだけ
音声操作にて音楽再生いただけます。Amazon Musicなら楽曲名、アーティスト名、年代別やジャンルで指定して再生や、Alexaに選曲をおまかせもできます。
引用元|Amazon
部屋の隅からでもアレクサがあなたの音声を認識
たとえ音楽が流れていても、雑音の中でも、離れたところからでもしっかりと音声を聞き取ります。
引用元|Amazon
すべてのことを話しかけるだけ
タイマーやアラームのセット、買い物リストの管理、予定を確認したり追加したりなども声だけで簡単に。さらに、出かける前に天気やニュースを聞いたり、スポーツの試合の結果、近くのレストランなどの確認もできます。
引用元|Amazon
話しかけるほど進化する
Echoの頭脳となるAlexaはクラウドベースの音声サービスです。話せば話すほど語彙が増えて、話し方や好みを学びます。
引用元|Amazon
あなたの生活に役立つスキル
すき家のお弁当を注文したり、タクシーの配車、アルクで英語の勉強などEchoではスキルと呼ばれる様々な機能がご利用いただけます。
引用元|Amazon
関連記事:Amazon Alexa(アレクサ)に名前を呼んでもらう設定&おすすめスキル!
IoTのスマートホームも簡単に
ソファに座りながら映画を観るために照明を薄暗くしたり、帰宅した時に声で部屋の明かりをつけたり、とスマートホームをコントロール*できます。
PhillipsやQrio等からの照明、スイッチ、ロックなど様々なスマートホームのデバイスをお楽しみいただけます。 *別途、デバイスを接続するためのハブ(別売り)が必要となる場合があります。また、Alexaに対応した製品のみお楽しみいただけます。
引用元|Amazon
その他の概要
- サイズ:32 mm x 84 mm x 84 mm
- 重量:163g
- Wi-Fi:デュアルバンド Wi-Fi、802.11 a/b/g/n (2.4 and 5 GHz) ネットワークに対応。アドホックモード(またはピアツーピア方式)のWi-Fi ネットワークには非対応
- Bluetooth:A2DPプロファイルサポートにより、スマートフォンの音楽をEcho Dotにつなぎ、Echo Dotのスピーカーで楽しめます。また、Echo DotをBluetooth対応スピーカーにつなぎ、Bluetooth スピーカーから音声や音楽を再生できます。AVRCPプロファイルをサポートし、接続中のデバイスの再生や停止などを音声でコントロールできます(Mac OS X デバイスには対応していません)。また、Bluetooth 接続にPIN コード入力が必要なデバイスには対応していません
- オーディオ:内蔵スピーカあり、外部スピーカー接続用3.5 mm ステレオ ジャックあり。(オーディオケーブルは付属しておりません)
- Alexaアプリ:iOS, Androidのデバイスに対応しています。Fireタブレットは非対応です。
- 保証:1年間限定保証付き。 国内の場合、オプションで別売の延長保証をご利用いただけます。Echo Dotの使用時は利用規約が適用されます
引用元|Amazon
また、AmazonEchoにはその他に5つのシリーズがあります。僕が今回購入したのは「Amazon Echo Dot 」、その他のシリーズについては以下に詳しく紹介した記事がありますのでチェックしておきましょう。
関連記事:AmazonのスマートスピーカーEchoシリーズの最新5機種を徹底比較!
Amazon echo dotを購入したので開封
ブルーを貴重にしたカラーリング
ブルーを基調としたカラーリングで非常にシンプルですね。
そして、Amazonがオリジナルで発売しているKindle関連のパッケージデザインや素材は、それとなく統一されている印象です。以下にKindleについてのレビューもしていますので、合わせてお読み下さい。
関連記事: 新型Kindle Paperwhiteレビュー。世代/価格/サイズ/重さ/カラーなど。
背面のパッケージ
背面のパッケージデザインも、前面のものと同調したデザインで非常にシンプルになっています。
パッケージを上部から開封することができます。すると、「Amazon Echo Dot」が顔を覗かせます。
パッケージから中身を取り出すと、「Amazon Echo Dot」はこんな感じで収まっていました。
同梱品
- Echo Dot(本体)
- 電源アダプタ(9W)
- USBケーブル
- スタートガイド
Echo Dot本体の表側
「Amazon Echo Dot」のボディーカラーリングは二種類(=黒/白)あるんですが、僕は部屋のインテリアの側面も果たしてほしいので”白”を購入しました。
【追記】新しいモデルは以下のカラーです。
本体は側面にAmazonのブランドロゴがあるだけで、あとは至ってシンプルです。
Echo Dot本体の表側
- 左|micro USB 電源ポート
- 右|3.5m ステレオジャック
本体の裏側には、micro USB電源ポートと3.5mの(出力)があります。「Amazon Echo Dot 」にはバッテリーは内蔵されていませんので、マイクロUSBが電源供給コネクタに、常時給電しておく必要があります。
外部スピーカーに出力可能
イヤホン・スピーカージャック(出力)がありますので、もちろん外部スピーカーに繋いで音のクオリティをあげることも可能です。この「Amazon Echo Dot 」の使い方を「Amazon Music Unlimited」や「Amazon Prime Music」などの音楽再生専用機とするなら、外部スピーカーは必須かもしれません。
「Amazon Echo Dot 」そのもののスピーカーの音が全く話にならないくらい最低なわけではないですが、やはり”こもる音”であるのは間違いありませんし、ボリュームを最大まで上げると”音割れ”に近い耳障りな音になってしまう印象を俺は受けています。
Echo Dot本体の上
-
- 上|+(=音量上げる)
- 下|−(=音量下がる)
- 左|マイクオフ
- 右|アクションボタン
「Amazon Echo Dot 」は、その中のAIであるアレクサ(=Alexa)による音声操作がメインではあるものの、物理的なボタンを本体に設置したことで、アレクサによる不具合や誤認識が起きた際のユーザー側の解決策であるとも思えます。しかし、例えば「風邪を引いて声が出ない」などの際、スマホのAlexaアプリ(初期設定の部分で触れます)で操作できますが、スマホが近くにない時は手動で音量を下げることもあるかもしれませんので、一概に”不要”とも言い切れませんので、これが良い意味でありがたい仕様だと言えます。
Echo Dot本体の下(裏)
「Amazon Echo Dot 」の裏は少しグリップ力のある滑り止めの素材が使われていますが、それほど強力なものではないので、案外滑りやすいです。
では次に、Amazon Echo Dotの初期設定(使い方)やWi-Fi接続の手順を解説していきます。
Amazon Echo Dotの初期設定(使い方),Wi-Fi接続の手順を解説
Amazon Echo Dotの初期設定から解説
- スマホのAlexaアプリを事前にダウンロード(Amazon Alexa)する
- micro USBケーブルを本体の電源ポートに挿す(給電状態にする)
- ダウンロード(Amazon Alexa)していたアプリを起動
- アプリ内の右下の【デバイスアイコン】をタップ
- 右上のAlexaデバイス追加アイコン【+】をタップ
- 【デバイスを追加】をタップする
- 画面の指示に従って端末をセットアップ
では、それぞれを解説していきます。
micro USBケーブルを本体の電源ポートに挿す(給電状態にする)
当たり前ですが、Amazon Echoは給電式です。バッテリーは搭載されていませんので、常に給電していなければなりません。
ダウンロード(Amazon Alexa)していたアプリを起動
お手持ちのiPhoneやスマホ、タブレットにAmazon Alexaのアプリをダウンロードして、そのアプリを使って初期設定(Echo本体のみでは設定はできません)していきます。また、アレクサに機能追加やスキル(アレクサのアプリのようなもの)をインストールして使っていくためにも、デバイスにAmazon Alexaアプリをインストールしておく必要があります。
アプリ内の右下の【デバイスアイコン】をタップ
Amazon Alexaのアプリを起動したらその画面の右下にある【デバイスアイコン】をタップして設定を開始していきます。
右上のAlexaデバイス追加アイコン【+】をタップ
起動画面の右下にある【デバイスアイコン】をタップしたら、次の画面で右上の【+】をタップします。
【デバイスを追加】をタップする
【デバイスを追加】をタップすると設定画面になります。
画面の指示に従って端末をセットアップ
後は、そのまま画面の指示に従いつつ進めていくだけです。
では次に、Echo Dot(Alexa)にWi-Fiを接続、設定する方法を解説します。
Amazon Echo DotのWi-Fi接続の手順を解説
Echo Dotをよりよく使うにはWi-Fiは必須
Alexaに話しかけ、音楽のストリーミング再生やネット検索、後ほど紹介するスキル(Alexaのアプリのようなもの)を使って色々なことを行うためにはWi-Fi接続が必要です。
- Echo Dotをコンセントに接続
- Alexaアプリを開く
- Alexaアプリのメニューから設定をタップ
- Wi-Fiネットワークで「変更」をタップ
- 新しい端末をアカウントに追加・選択
※ここはデバイスの初期設定と同じ。 - Echo(デバイス)のライトリングがオレンジ色に変わるまでアクションボタンを長押し
- お使いのEcho(デバイス)が接続される
- アプリ内の利用可能なWi-Fiネットワークの一覧に表示される
※AlexaアプリでWi-Fiの設定中に、手動でを接続するように要求される場合があります。 Wi-Fiネットワークを選択し、ネットワークのパスワードを入力(必要な場合)Wi-Fiネットワークが表示されない場合は、ネットワークを追加または(再スキャン)を選択します。 - 接続をタップ
- Wi-Fiネットワーク完了後、アプリ上に確認メッセージが表示される
以上のような流れで、EchoにWi-Fiを設定することができます。
Amazon Echo Dotで何ができる?その使い方
Echo Dotの中のAIである「アレクサ(=Alexa)」は、二通りの使い方があります。
- 声で操作
- スマホで操作
どちらで操作する場合も、「アレクサ(=Alexa)」に”スキル”を覚えさせる必要があります。
Echo Dot のスキルとは?
アレクサ(=Alexa)のスキルは、できることを増やす拡張機能と言えばざっくり分かって頂けるかと思います。つまり、iPhoneやスマホで言うところのアプリケーションのような位置づけが理解しやすいかと思います。
スキル?と難しく考えてしまいがちですが、もちろんアレクサ(=Alexa)のスキルを覚えさせなくても、デフォルト(初期設定)の状態でも、自分の地域の天気やニュース、音楽の際しなどの基本はできますので、最初はスキルは考えず、アレクサ(=Alexa)と呼びかけるクセをつけるのもいいですね。
公式のカテゴリは19種類
- ゲーム・トリビア・アクセサリ
- コネクテッドカー
- ショッピング
- スポーツ
- スマートホーム
- ニュース
- ノベルティ・ユーモア
- ビジネス・ファイナンス
- フード・ドリンク
- ヘルス・フィットネス
- ユーティリティ
- ライフスタイル
- 仕事効率化
- 地域
- 天気
- 教育・レファレンス
- 旅行・交通
- 映画・TV
- 音楽・オーディオ
2017年11月8日にAmazonEchoシリーズが発表されたと同時に、そのスキルも公開されました。なんとその数265個!様々な用途に応じたスキルが先んじて用意されていました。現在(2018年)では、その数300個以上となっています。
こちら»» Amazon Alexa 初期スキル一覧(265スキル)
スキルの追加方法は超簡単
- Alexaアプリして左上の三本線をタップ
- 左からムニョっと各項目が出るので”スキル”をタップ
- 300以上のスキルの中から好きなものを選択
- 選択したスキルのページの【有効にする】をタップ
- スキルセットできたら【スキルを無効にする】という表示になる
スキルを削除する方法
スキルを削除する方法(スキルの状態を戻す)はその逆です。
また、スキルはすべて無料で使用できます。
アレクサ(=Alexa)に慣れてきたら、スキルをセットしてより快適に使えるようにしていきましょう。
Amazon Echo Dotの使い勝手のファーストインプレッションレビュー
生活に自然に溶け込むコンパクトサイズ
まずはそのサイズ(32 x 84 x 84 mm)。非常にコンパクトな上に本体の重量(163g)も非常に軽いときてます。自分の存在を惜しげもなくさらすのではなく、”自然に生活に溶け込むサイズ感”にとどめてい。
AIを搭載したいわゆるガチガチのロボットのような堅苦しいハードウェア感満載のそれではなく、「当たり前のようにそこにあるもの」という存在程度で活用できるAI。
良い意味で、現代と近未来を賢明につなぐテクノロジーだと思います。
音声を的確に認識する力
その音声の認識力の高さに、本当に驚きました。「アレクサ(=Alexa)」は、単語をきちんと理解して、自分の中に設定された情報をフルに活用させ、それ最大限に発揮できるように努めを果たそうとしてくれます。
聞き分ける能力はお墨付きだと断言できます。「アレクサ!」と呼び変えて数秒後に「音楽かけて」という、アレクサ=相手の間を考えて話す必要がないんです。
日常会話をするように「アレクサ、音楽かけて」できちんと認識してくれます。iPhoneのSiriは、「Hey!Siri!」〜パンポン!(Siriが反応したことをこちらが検知して)〜「音楽かけて」と話さなければならないインターフェースの出来損ないぶりに気づきました。
まさに、アレクサ(=Alexa)は、人間とAIの対話のインターフェースは、ごく自然だと言えます。いや、より自然に近づいていると言っておきます。
Amazon Echo Dotは家族になれる可能性は無限大
僕もまだまだ使用途中ですので、完璧なレビューはできませんが、アレクサ(=Alexa)が我が家の家族になれるかどうかはまだ分かりません。
しかし、確実にアレクサ(=Alexa)は、家族の背中を押してくれる存在になりえる可能性を秘めています。
また、家族がアレクサ(=Alexa)に慣れるまで色々と面白い状況が垣間見えて面白いですよ。ちょっとだけ近未来だけど、ちょっとだけAI相手にイラッとしたりする非日常を体験できます。
例えば、AmazonEcho Dotを設置して、はじめてアレクサ(=Alexa)を起動した時に ー
うちにアレクサが来た。
設定したんで、嫁が「アレクサ!音楽かけて」と言ってみた。
すると、玉置浩二の田園が流れ出した。
おおおーうおうおー♩
嫁「こんなのを聴きたいわけじゃない。アレクサンドリア。」
その気持ちわかるw
でも名前も間違ってるw pic.twitter.com/5P7SxVkiCK— PEITA@俺的デザインログ (@oasistems) 2017年12月31日
そして二度目のチャレンジ!
1回目のトライで!
「アレクサ!音楽かけて」
玉置浩二の田園!
2回目のトライ!
「アレクサ!音楽かけて」
…玉置浩二の田園…ww
ランダムにせいや!ww#アレクサ #alex #AmazonEcho
— PEITA@俺的デザインログ (@oasistems) 2017年12月31日
また、夜寝る前に、小1になる娘が「ママおやすみ〜」、「パパおやすみ〜」。「アッサジ(=愛犬)おやすみ〜」、「アレクサおやすみ〜」、「はい、おやすみなさいませ」なんてこともあったり、AIを搭載したアンドロイドが、一家に一台の未来が少し見えました。
まだまだAmazonEcho Dotのアレクサ(=Alexa)を使いこなしているわけではないですが、これからもっと使い込んでいきたいと思います。
最後に
驚くほどの革新的AIではなく、あくまでも未完成なプロトタイプとも言えるアレクサ(=Alexa)が搭載された「Amazon Echo Dot」。
果たして、我が家の新しい家族になれるのか?というところで今回は、Amazonから発売された「Amazon Echo Dot」が到着しましたので、商品概要と開封、初期設定&使い方、Wi-Fi接続設定&スキルの設定方法、そして軽い使い勝手や音楽の再生&スピーカーなどのインプレッションレビューをお届けしました。
「Amazon Echo Dot」という商品について知りたい方、その外観やインプレッションについて知りたい方にとって、少しでも参考になればと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
またお会いしましょう。
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