「macOS High Sierra」の新機能は、僕たちのライフワークの力に無限に高めてくれる。
この記事では「macOS High Sierra」の新機能など、以下のことをサクッと知ることができます。
- macOS High Sierraについて
- macOS High Sierraの「Apple File System」について
- macOS High Sierraの「HEVC」について
- macOS High Sierraの「Metal2」について
- macOS High Sierraのダウンロード&アップデートについて
- macOS High Sierra 対応機種について
macOS High Sierraの新機能
グラフィックなどのパワーが解き放たれる
毎年毎年グレードアップされるmacOS。
”OS X”という従来の流れのOSのネームをやめ、”macOS”として新たに始動してから、早いもので1年が経ちました。
macOSから、macOS Sierraになり、2016年6月13日の日程の開発者向け会議「WWDC 2016」で発表された、今回のmacOSは、”macOS High Sierra”になりました。
それにより、新たな進化を遂げました。
以下に、その新機能をご紹介していきます。
Apple File System
Macの中にあるものはすべて”データ”です。
そのデータのすべてを整理し、ワンクリックでアクセスできるようになるようです。
これは、先進的なアーキテクチャを持っています。
アーキテクチャとは?
アーキテクチャとは、情報システムの設計方法、設計思想、およびその設計思想に基づいて構築されたシステムの構造などのことである。
参照元|アーキテクチャ
新しい64ビットアーキテクチャを採用し、一般的なタスク処理が瞬時に行え、暗号化機能や保護機能、バックアップ機能を備えているので、安心して使えます。
つまり、とにかくより安心安全なOSになったってことです。
ちなみに、今まで俺はMacを5年以上愛用していますが、一度もセキュリティ問題が発生したことはありません。
もちろん、100%とということはないので、一概に言えませんが……現時点で、俺は問題が発生したことはありません。
ただ、より安心したシステム設計になったことは、喜ばしいことですね。
HEVCを採用
世界はすでに4K時代です。
もうこれは業界では徐々に標準規格になっていますので、macOS High Sierraは必然に対応してきました。
ビデオのストリーミングが滑らかになり、さらに容量も小さくできていまうという優れもののビデオ規格です。
HEVCとは?
動画圧縮規格の一つで、H.264/MPEG-4 AVCの後続フォーマット。非公式にはHigh Efficiency Video Coding (HEVC) とも呼ばれている
参照元|Wikipedia
Metal2は想像を形にする
Metalは、アプリケーションのGPUをパワフルに活用できるようにするAPIです。
バーチャル・リアリティやエンタメアプリ、さらにはプロ用のクリエイティブアプリのための外付けGPUのサポートもできます。
つまり、何かのコンテンツを作る時や、ソフトウェアを開発する時に、できないことができるようになったということです。
Metalとは?
Metal(メタル)はアップルのオペレーティングシステム上でサポートされる、オーバーヘッドの小さいローレベル (low level) なコンピュータグラフィックスAPIである。Metalでは、OpenGLとOpenCLに似た機能を一つのAPIに統合している。Metalはクロノス・グループによるクロスプラットフォームのVulkanや、マイクロソフトによるWindows向けのDirect3D 12といった、他のプラットフォームにおける類似のAPIによるパフォーマンス上の利点をmacOS/iOSにもたらすことを目的としている。
参照元|Metal_(API)
VR体験をMacで作る
これが利用ができるのは、”新しいiMac Retina 5Kディスプレイモデル”、2017年12月に登場する新しい”iMac Pro”、または”外付けGPUと組み合わせた対応するMac”となっていますので、LaptopのMacは対象外となっています。
デベロッパーの方々がこの機能を使って、素晴らしいものをいち早く俺たちに届けてくれることを期待しましょう。
写真のより優れた整理編集
今までは、写真を加工したり編集したりする時は、PixelmatorやPhotoshopなどのサードパーティアプリを使うことが多かったと思います。
実際に俺は、PixelmatorやPhotoshop、Lightroomなんかを使って編集することが多かったです。
しかし、新しいOSでは、デフォルトの写真アプリで驚くような編集ができて、それに夢中になってしまいます。
その他の機能まとめ
- 拡張されたサイドバーで、探しものがすぐに見つかります。
- 写真を瞬時に整理できます。
- 写真編集が「カーブ」などのツールが加わったり、新フィルタも追加。
- Live Photosのループ編集機能で、写真が生きる。
- 写真のメモリーは、大切な思い出を作ってくれる。
- ピープルのサムネイルが、一段と見やすくなる。
- サードパーティアプリとの連携で、作業効率があがる。
- 改良された二言語入力を組み合わせることができる。
- ネット閲覧の追跡機能を、自ら学習し削除します。
- 突然ビデオが再生されないようになる。
- リーダー機能が集中を解き放つ。
- Safariがさらに速くなった。
- SafariのWeb体験をカスタマイズできる。
- SIriに素敵なプレイリストを作ってもらえる。
- 自動修正テクノロジーで、誤字脱字を修正してくれる。
- Siriが一段と人間に近づく。
- iCloudDriveに保存したデータは、誰とでも共有できる。
- Spotlight機能がさらに色々なものを検索できる。
- メモアプリに”ピン機能”搭載で、整理しやすくなる。
- FaceTime中に、LivePhotosが撮れる。
- iMessageが、あらゆるデバイスと共有できる。
などなど。
macOS High Sierra 対応機種
システム条件
- OS X 10.8以降
- 2GBのメモリ
- アップグレードを行うには14.3GB以上のハードドライブ空き容量が必要*
- 一部の機能にはApple IDが必要です。諸条件が適用されます。
- 一部の機能にはインターネット接続環境が必要です。使用料がかかる場合があります。
Macの ハードウェア条件
あなたのMacのモデルについての詳細を確認するには、画面の左上にあるAppleメニューをクリックして「このMacについて」を選んでください。Macの以下のモデルがmacOS High Sierraに対応しています。
- MacBook(Late 2009以降)
- MacBook Pro(Mid 2010以降)
- MacBook Air(Late 2010以降)
- Mac mini(Mid 2010以降)
- iMac(Late 2009以降)
- Mac Pro(Mid 2010以降)
参照元:Apple
High Sierraをダウンロードする
アップグレードする方法
実際にmacOS Sierraにアップデートする際は、Appleの公式ページで詳しく解説が書かれていますので、そちらを参考にして下さい。
»»macOS High Sierra にアップグレードする
ダウンロードする方法
OSのダウンロードはAppleの公式サイトから。
»»macOS High Sierra をダウンロードする方法
最後に
macOS High Sierraは評判通り
実際に僕も使っていますが、本当に凄まじい進化を遂げている”macOS High Sierra”。アップデートしていない方は、ぜひアップデートしましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございます。またお会いしましょう。
以下の書籍でも”macOS High Sierra”についてサクッと学べます。
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