スケートボード(スケボー)を始めてみようと考えているあなたに、最初に買うべきスケートボードのデッキ、デッキテープ、トラック、ウィールのそれぞれの選び方を解説します。
初めてスケートボードデッキを買おうと考えているあなたに、スケートボードのデッキを初めて買う時の選び方の以下の4つのポイント ―
- スケボーのデッキ(インチやサイズ)
- デッキテープ
- スケボーのトラック
- スケボーのウィール
それぞれについて詳しく解説して、そのセッティング(組み方)までをご紹介した記事です。
この記事の目次
スケートボードのデッキやパーツの選び方からセッティング(組み方)するなら!
プロスケーターのようにオリジナルデッキのスケートボードをセッティングしよう!
結論から言いますと、初めから組まれているコンプリートデッキではなく、デッキ、デッキテープ、トラック、ウィールをきちんと自分で選び、オリジナルのスケートボードを組みましょう。
総合的な値段だけで考えると、やはりコンプリート品は安いんです。でも、安いからではなく、世界でひとつの自分のオリジナルのスケートボードデッキは、その後のスケボーへの執念へとなります。「せっかくオリジナルのスケートボードを買ったんだから、今日も練習に行こかな。」という愛着が湧きや練習へのモチベーションにつながります。
俺も以下の写真のように最初からオリジナルスケートボードを組みました。
スケートボードのデッキやパーツの選び方から解説!
スケートボードデッキの選び方は、大きく分けて以下の5つの順番で選びましょう
- スケートボードのデッキを選ぶ
- トラックを選ぶ
- ウィールを選ぶ
- セッティング
- オリジナルスケートボードが完成
では、スケートボードを組む際に必要なデッキの選び方からまずはご紹介していきます。
スケートボードのデッキを選ぶ
スケートボードのデッキの選び方の順序は以下の3ステップ(順序)。
- デッキのインチ(サイズ)を決める
- デッキのデザインを決める
- デッキテープを決める
では、それぞれを解説していきます。
スケボーのデッキのインチ(サイズ)
まず「デッキのインチ(サイズ)」を決める必要があります。スケートボードデッキは、長さや太さ、コンケーブの反り返し(=キック部分)など、色々と細かい違いがあります。
インチが大きいと安定性が増すメリットもあれば、逆に細かいトリックがし難いというデメリットもあったり。コンケーブが強いとオーリーの高さは出るけどその分足の力も必要になり、コンケーブが弱いと色々な細かいトリックの扱いはしやいなどといった、デッキの種類によって色々なメリットデメリットがあるということです。
経験を積んだスケーターなら、それぞれ自分に合ったサイズのものを選べるくらい、色々なデッキでスケートをしてきていますが、俺やあなたのようなスケボー初心者は、それらの微妙な違いなど、最初からわかるものではありません。
なので、最初は以下のスタンダードなインチを選びましょう。
- 7.75〜8.0インチから選ぶ
体重や身長などの体格の差はあるにせよ、大人であればこのくらいのインチのものを最初に選んでおけば、色々な基本トリックの練習時や多様なトリックにアプローチする際のバリエーションに対応できます。また、経験を積みながら、後々自分のスタイルに合わせたスケートボードのデッキのインチを選んでいけばいいわけですので。
スケボーのデッキのデザインを決める
次に「デッキのデザイン」を決めましょう。すでにインチ(サイズ)が決まっているので、そのインチに合ったデッキのデザインを探すだけです。しかし、ブランドやメーカーによってインチも偏ったり、デザインも多種多様なほどたくさんありますので、中には「デザインが気に入ったのにインチが合わない」ということもあると思います。でも、忘れないで下さい。
「デザインの前に、なぜインチ(サイズ)を選んでいるのか」を。
そうです、インチありきのデザインであることを明確に伝えておきます。デザインが気に入ったからといって、その気に入ったデッキが8.5インチだったら?スケートボードを始めるにあたり、自分のスケートボードのスタイルや方向性もわからないままに大きいインチのデッキを買ってしまうより、やはりここはスタンダードなインチのデッキを選んでおくことです。
なので ―
- 7.75〜8.0インチの中から気に入ったデザインのデッキを選ぶ
デッキのデザインについては、流行り廃りということではなく、常に新しいデザインのもの(いつでも同じデザインのものは買えないことが多い)が販売されています。また、ブランドによって細かい形状は違いますが、最初はブランドにはこだわらず、初心者のあなたは”自分の好み”でセレクトして下さい。
スケボーのデッキテープを選ぶ
「7.75〜8.0インチの中から気に入ったデザインのデッキ」を選んだら、次はデッキテープを選びます。デッキテープ?とは、デッキに足を乗せる側に貼ってあるヤスリみたいなテープです。
上記の写真(赤い部分)がデッキテープです。デッキテープを貼らなければ、スケートボードの上で足が滑ってしまい、全くスケートボードを楽しめませんので、デッキテープは必須なアイテムです。
デッキテープは消耗品であり、何度もデッキテープを張り替える必要がありますので、黒いデッキテープがスタンダードではあります。しかし、デッキのデザインを損ないたくない人はクリア(透明)デッキテープもありますし、デッキテープのデザインやカラーリングも色々ありますので、最初の初陣をキメるスケートボードのデッキには、黒では楽しくないと僕は思います。
だから ―
- デッキテープは黒じゃなくデザイン重視で選びましょう。
初心者のあなたがデッキ選びで悩んでいるなら、これらの3つのことを踏まえて、スケートボードのデッキを選びましょう。
参考までに!僕が初めて買ったデッキをご紹介
コンソリテッドのデッキ
SHAKE JUNT!デッキテープ
コンソリテッド の8.0インチデッキとSHAKE JUNT!のデッキテープを購入しました。デッキのカラーリングとデッキテープのカラーリングをコーデしてみました。
コチラの動画でも使用しています。
スケートボードのトラックの選び方
スケートボードのトラックの選び方の順序は以下の3ステップ(順序)です。
- チタニウム製を選ぶ
- サイズを確認する
- ビス/ボルトを買う
では、解説していきます。
トラックは軽さで選ぶ
次は、スケートボードのトラックを選びます。トラックは、クルマで言うところのサスペンション的な役割を担う非常に重要な部分です。スケートボードを長年されているスケーターの方なら、トラックが重かろうが軽かろうが関係なく、スケートボードを多彩に扱うことができます。しかし、僕やあなたのような初心者には”軽いトラック”であることに越したことはありません。つまり、最初だからこそ軽量なトラックを選ぶことが望ましいと思います。
現に、僕が初めてトラックを買う時に、重さのあるトラックと軽いトラックを持たせてもらった時に、その違いに驚きました。そして思いました「軽い方が良いに決まっている」と。通常のトラックは、シルバー製のものがスタンダードです。その軽いトラックは、チタニウム製でした。
- チタニウム製のトラックを選ぶ
これで決まりです。シルバーよりチタニウムが本当に軽いんです。何十キロも変わるわけではないんですが、その微量の重さによって、スケートボードの扱いやすさに差が出てきます。それは、サッカー選手のスパイクが軽いように、ランナーのシューズが軽いように、スケートボードのトラックも軽い方が、より高いパフォーマンスを発揮できるというわけです。
トラックのサイズに注意する
スケートボードのデッキサイズは、先ほどお伝えした”7.75〜8.0インチから選ぶ”ので、トラックのサイズは”7.75-8.25”を選び、デッキサイズと合わせて購入して下さい。
そして、トラックをデッキに組み合わせるためのビス/ボルトも買いましょう。
参考までに!僕が買ったトラックを紹介
僕が買ったのは「INDEPENDENT TRUCK FORGED TITANIUM SILVER」のトラックです。もちろんチタニウム製なので軽いです。チタニウム製のトラックも色々ありますが、探すのが手間なら、同じ物を選んでおいてもいいです。
スケートボードのウィールの選び方
スケートボードのウィールの選び方の順序は以下の2ステップ(順序)です。
- ウィールを選ぶ
- ベアリングを選ぶ
では、解説していきます。
ウィールを選ぶ
- 安価なハードウィール(99A)を選ぶ
ウィールに関しては、俺はスケーターの友人から譲り受けたもの(101A)を最初は使用していました。特に硬さや強度など気にせずに使っていましたが、ウィールにも”サイズ”や”硬さ”、”強度”が種類によってあります。それは、トリックを多様するスケーターや、スピードスターなスケーターなど、スケートスタイルによってウィールの種類を選びます。初心者ながらではありますが、それほどそれらのウィール種類は気にしなくてもいいです。強いて言うなら、スタンダードのものや、色々なネットにかかれている”初心者向けのウィール”を選んでもいいとは思いますので、「99A」のもので安価なものならなんでもいいです。
そして、ウィールの選び方の注意点として、ウィールには大きく分けてハードウィール(通常のスケートスタイル)とクルーザーウィール(サーフスケートやクルージング用)がありますので、ハードウィールの方を買うようにして下さい。クルーザーウィールでは、スケートボードの基本的な乗り心地やトリックはあまりできません。
ベアリングを選ぶ
- 安価なものならなんでもいい
俺も実際に安価なものを使用していますが、全く違和感ありません。コンプリートデッキよりも、オリジナルスケートボードデッキは金額もかかってくるので、ベアリングくらいは安価に抑えておきます。
参考までに!僕が買ったベアリングを紹介
スケートボードのデッキのセッティング(組み方)
ということで、すべてのスケートボードのパーツが揃ったところで、それぞれのパーツを組んでいきます。
スケートボードを初心者が組めるのか?と不安になりそうですが、これはガンダムやプラモデルと一緒です。家などの設計上のコンテンツから作るのではなく、”組む(組み立てる)”だけですので、組み立て家具と要領は同じです。
準備するもの
スケートボードの各パーツ
- 7.75〜8.0インチの気に入ったデザインのデッキ
- デザインの気に入ったデッキテープ(黒でもいい)
- チタニウム製のトラック
- 安価なハードウィール(99A)
- 安価なウィール
- 安価なベアリング
- ビス/ボルト
スケートボードを組む道具
プラスドライバーやカッターナイフくらいは自前で持っているでしょうけど、Tレンチやローラーツールがない方、安価なものを買っておいて損はありません。特にTレンチは、ウィールを交換する時やメンテナンスを行う時に使用しますので、必需品です。
スケートボードをセッティング(組み立てる)順序
- デッキテープを最初に貼る
- スケートボードを組み立てる
では、それぞれをNOLLIE SKATEBOARDINGというYouTubeチャンネルい詳しい動画がありますので、スケートボードを組む時は、動画を見ながらひとつずつクリアしていきましょう。
デッキテープを貼る
ここではグリップ(デッキ)テープの正しい貼り方を紹介します。グリップテープはデッキの上でのグリップを得るために必要ですが、貼り方を間違えると快適に滑れなかったりはがれやすくなったりします。正しい貼り方を覚え自分でグリップテープを貼れるようになりましょう。
スケートボード組立て動画
ここではデッキ、トラック、ウィール、ベアリングを組み立てて1本のスケートボード(コンプリート)作る方法を紹介します。
ウィールの交換については、僕も記事にしていますので、合わせて読んでみて下さい。
関連記事スケボーおすすめソフトウィール!取り付け交換の仕方と工具は?SUPER JUICEが街乗りに最適!スケートボードのデッキやパーツが買えるサイト
大手の通販サイト
Amazonで探す
»Amazonスケートボードの商品一覧はコチラ楽天で探す
Jobless skate shop
僕は長崎県在住なので、長崎県に実店舗を構えつつ、ネットショップもあるJobless skate shopで買いました。通販サイトで買っても、スケートボードデッキを組むのは自分でもできます。しかし、やはり直接スケートボードに詳しい方と選ぶ方が得策なのは言うまでもありません。上記にご紹介したスケートボードの選び方のポイントを抑えつつ、専門の人とスケートボードデッキを選べばさらに知識も深まります。
関連記事長崎スケボーショップJoblessの福袋の中身をネタバレ公開!合計金額はいかに?長崎のスケートボード教室
長崎県でスケートボードを始めようとしている方で、スケートボード教室を探している方は、長崎県スケートボード協会が運営している教室がおすすめ。
長崎の九州最大のスケートパーク
長崎でスケートボードの練習をするなら、迷わずこの長崎小江スケートパークです。俺もスケートボードを始めて、このスケートパークにお世話になっています。長崎 小江スケートパークについては、以下の記事に詳しい営業時間や場所などを写真付きでご紹介しておりますので、合わせて読んでみて下さい。
関連記事長崎スケボースポット|長崎小江スケートパークの半端ない開放感。 関連記事 長崎でスケボーの練習をする場所やスポットは小江スケートパークで決まり!スケーターの友人と練習してきた。まとめ
- スケートボードデッキを選ぶ
- トラックを選ぶ
- ウィールを選ぶ
- セッティング
- オリジナルスケートボードが完成
ということで今回は、初めてスケートボードデッキを買おうと考えているあなたに、スケートボードのデッキを初めて買う時の選び方のポイントを、デッキ、デッキテープ、トラック、ウィール、それぞれについてご紹介した記事でした。
総合的な価格だけで言えばコンプリート品を買ったほうが安くていいと思います。ですが、こういう専門ショップでプロに相談しながら、自分に合ったパーツをひとつひとつ選んでスケボーを作るということは、安心感と同時に愛着がハンパないです。
冒頭でお伝えしたように、世界でひとつの自分のオリジナルのスケートボードデッキは、その後のスケボーへの執念へとなります。「せっかくオリジナルのスケートボードを買ったんだから、今日も練習に行こかな。」という愛着や練習へのモチベーションにつながりますので、初心者だからこそオリジナルスケートボードを作ることを強くおすすめします!
スケボースニーカーを買おう!
スケートボード初心者に起こってしまうあるあるとして、ランニングシューズや普通のスニーカーでスケートボードをしてしまいます。それ、やめて下さい。
理由は簡単、スケートボードは単に乗るだけではなく、トリックをしたりします。その影響で、普通のスニーカーなどではすぐに破れてしまいます。でも安心して下さい。スケートボードには専用のスニーカーがあります。俺はいつもスケートボードをする時は専用のスニーカーを履きます!
関連記事迷彩がおしゃれなメンズに人気のNIKE SBおすすめの黒いスニーカー! ステファンジャノスキーの履き心地をレビュー。 関連記事 NIKE SB人気スケートボードスニーカーナイジャモデル「白」を購入。抜群のサイズ感と履き心地の虜に。さぁ!スケートボードの練習をしよう!
オリジナルのスケートボードが組まれ、専用のスニーカーじゃなくてもいいですが、準備ができたら、次は練習です!色々なYouTubeの動画や教材なんかもたくさんありますが、初心者のあなたにオススメする練習方法として、以下の記事に【超入門編】という動画付きの記事を書いていますので、コチラをまずは読むことをおすすめします。
関連記事スケボー超初心者必見の動画5選!最初の2時間で覚える超基本編また、以下のスケートボードに関するハウツーDVDや講座なんかで練習をすると、さらに効果的かつ効率的にスケートボードを楽しむことができますので、ぜひチェックしてみて下さい。
僕も下手ながらに、時間をみつけてちょこちょこ練習に励んでいます。インスタやYouTubeなどで練習風景などのに動画をアップしていますので、お気軽にフォローして下さい!一緒に楽しくスケボーしましょう。
では、あなたのスケートボードデッキ選びの参考になれば幸いです。最後まで読んで頂きありがとうございます。また、お会いしましょう。
また、こちらの記事の「スケートボードの選び方」として、あなたの気づいた不適切な部分、または修正や訂正しなければならない箇所があると思いますので、TwitterのDM、または下記のコメントにメッセージを頂ければ、随時記事のリライトをしていきますので、非常に助かります。
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