スケボーをクルーザー仕様にするために、通常の硬いウィールから、柔らかめのソフトウィール(クルーザーウィール)に交換してみました。
初めての方も、”俺的デザインログ”を定期的に読んで頂いている方も、いつもありがとうございます。どもども、デザインブロガーPEITAです。
この記事では、スケボーの音が「うるさいな」と感じた方に、僕が実際にスケボーのウィールをソフトウィールに交換して感じたことと、クルーザー用のソフトウィールへの交換方法についての備忘録を書いています。
ウィール交換方法を知りたい方や、ソフトウィール(クルーザー)を買って交換しようと考えているあなたにとって参考になります。
ではまず、ソフトウィールの実際の乗り心地についてお届けします。
この記事の目次
スケボーをソフトウィールに交換したら静かで乗り心地が最高!
アスファルトの上でも静かに快適にスケーティングできる
![skateboard-softwheel-image](https://oreteki-design.com/wp-content/uploads/2018/02/skateboard-softwheel-image.jpg)
スケボーを楽しみたくても、スケボーパークや近所の公園の滑らかな地面でしか滑れないので、毎日スケボーしたい!と思ってもなかなか時間がなくてできません。
しかも、スケボーって意外と騒音があるので「うるさくて近所では乗れない」ということもあります。プッシュする度に、アスファルトではガリガリという騒音が鳴ります。
そこで僕は、スケボーの通常のウィールからソフトウィールに変更してみました。すると、アスファルトの上や多少ざらついた地面でも、騒音も少なく、静かに快適にスケーティングを楽しむことができました!
オーリーくらいのスケボー技だってできる
![skateboard-softwheel-image-2](https://oreteki-design.com/wp-content/uploads/2018/02/skateboard-softwheel-image-2.jpg)
アスファルトの上でも、スケボーのウィールがソフトウィールなら、オーリーなどの技(トリック)もいけます。もちろん、ソフトウィールですので、ウィール本来の硬さを使ったトリック「ショービット」や「パワースライド」は、地面との摩擦が増える分、少しやりにくくなります。
でも、周りの状況やスケボーの禁止エリア以外など、安全面を考えて乗る分にが、街乗りにも最適です!実際に僕は、近所の自動販売機に飲み物を買いに行く際、今までは自転車か徒歩でしたが、ソフトウィールにしたことで騒音を気にする必要がなくなったため、今ではスケボーでスーーーーっとスケーティングしていきます。
スケボーを近所で騒音を気にせず静かに楽しみたいならソフトウィールにしよう
クルーザー用のソフトウィールは、通常のウィールよりも”ソフト”なので、凸凹した道や砂利道であってもそれなりに軽快にスケボーに乗れるので、街乗りやちょい乗りに最適です。
スケボーしたいけれど、スケボーする場所が遠方にある方など、ちょっと自宅付近の安全なスペースを見つければちょい乗りできます。
実際に、ご近所への騒音問題?!もほとんど気にする必要ありません(オーリーなどのトリックしちゃうと音がなるのであくまでもクルージングの範囲)。
ササッと近所でスケボーを楽しみたいけど、騒音問題などでなかなか楽しみづらいと思っているなら、ソフトウィールにしてみることをおすすめします。
この投稿をInstagramで見る
では次に、サクッとスケボーのウィールをソフトウィールへ交換する手順/方法をお届けします。
スケボーのソフトウィールとベアリング交換する前に準備するもの
ソフトウィール&ベアリング交換で使う工具は?
![ウィール交換で使うもの一覧の写真](https://oreteki-design.com/wp-content/uploads/2018/02/882b79764279bdffffb9805e24fc1156.jpg)
- ソフトウィール(OJ WHEEL)
- ビス
- Tレンチ
- ライザーパッド※クルーザー用にするため
スケボーをクルーザー仕様にするためにOJソフトウィールとベアリングを交換する法!
ソフトウィールとベアリング交換の作業行程
- トラックからウィールを外す
- ウィールのベアリングを外す
- 新ウィールにベアリングをつける
- 新ウィールをトラックにつける
- 新ウィールとトラックをボードにつける
- ボードとトラックの間にをつける
- クルーザー完成
長崎にあるスケートボードショップのJoblessジョブレスのオーナーニッキさんから、ウィールの交換方法をサクッと習ったので、早速自力で交換しました。
スケボーのトラックからウィールを外す
![スケボー写真](https://oreteki-design.com/wp-content/uploads/2018/02/3b20bd50599ae03684aa6141c48ef3be.jpg)
専用のTレンチを使って、トラックとウィールのナットを緩めて取り外していきます。
![スケボーウィール交換Tレンチ使用の写真](https://oreteki-design.com/wp-content/uploads/2018/02/4c997bab5bafe42e02a0b184c152f1ec.jpg)
Tレンチで快適取り外し
Tレンチを使えばとても楽に取り外すことができます。
![スケボーウィール交換Tレンチ使用2の写真](https://oreteki-design.com/wp-content/uploads/2018/02/7e9e19f85725d9b1c8ff8fcb49e5dba0.jpg)
トラックからウィールを外したら、次はウィールからベアリングを取り外していきます。
ソフトウィールのベアリングを交換(外す)
![スケボーウィール交換Tレンチ使用3の写真](https://oreteki-design.com/wp-content/uploads/2018/02/b6ac85b1a9735df93b677a628fc19916.jpg)
ウィールからベアリングを外していきます。
![スケボーウィール交換Tレンチ使用4の写真](https://oreteki-design.com/wp-content/uploads/2018/02/66f8d3791b7d21b5d8af0451b03113ca.jpg)
ウィールとトラックをはめ込んでいたシャフトの尖端部分を使って、ウィールの中にあるベアリングを外します。
シャフトの尖端にベアリングをかませて取り外すんですが、ただ単純に引っかけて引っ張り出すことはできません。
シャフトにベアリングをかませたら、真上ではなく、真横でもなく、「ビールの栓を抜くように」斜め上方向に力を加えることでベアリングを取り外すことができます。
簡単にポコッと外れることはなく、多少コツがと力がいりますが、すぐに慣れます。
![スケボーウィール交換Tレンチ使用の写真](https://oreteki-design.com/wp-content/uploads/2018/02/226f4c7ca4d939a54e49a90347f4785c.jpg)
ウィール1つに対して、ベアリングは両側に1個ずつの計2個ついていますので、これを4つのウィールでそれぞれに外すと、ウィール4つでベアリングが計8個あります。
ウィールのベアリングを外すコツ(テクニック)
文章だけでの説明では分かりにくいので、こちらの動画を参考にして頂ければと思います。
新しいソフトウィールにベアリングを取り付ける
![トラックのシャフト部分にベアリングを通している写真](https://oreteki-design.com/wp-content/uploads/2018/02/e13a24459cc07728785912f78b744324.jpg)
トラックのシャフト部分にベアリングを通します。
![ベアリングをシャフト部分に通した写真](https://oreteki-design.com/wp-content/uploads/2018/02/8bd9188da64096f6e1b0d09556399908.jpg)
ベアリングをシャフト部分に通しました。
![シャフトに通したベアリングを新ウィールに装着する写真](https://oreteki-design.com/wp-content/uploads/2018/02/78e4f6881373924a8581f180baaced77.jpg)
次に、シャフトに通したベアリングを新ウィールに装着するんですが、この装着には少しばかり力がいります。
![ベアリングをウィールにはめ込んでいる写真](https://oreteki-design.com/wp-content/uploads/2018/02/1102a7769c5c3d3f0370f7c0dd858de7.jpg)
シャフトに通したベアリングの上から、新ウィールをはめ込みます。はめ込む際は、真上から均等に力を加えながら押し込むような感覚ではめ込みます。
![ベアリングをウィールにはめ込んだ写真](https://oreteki-design.com/wp-content/uploads/2018/02/5ccc3ba2336547a3d4b8b95fb3a659d5.jpg)
ベアリングをウィールにはめ込みました。同様に逆側も同じことを繰り返して、1つのウィールに対して2個のベアリングをはめ込みます。
ソフトウィールをトラックにつける
![トラックにウィールを取り付けている写真](https://oreteki-design.com/wp-content/uploads/2018/02/d160cc1b4978ced6befb55fd24423624.jpg)
ウィールにベアリングをはめたら、次はトラックにウィールを取り付けていきます。
こちらも、トラックからウィールを取り外した時と同じく、Tレンチを使うことで楽に取り付けることができます。
![ウィール取り付け完了の写真](https://oreteki-design.com/wp-content/uploads/2018/02/4ec8fdba60c991640ea0d0babd970138.jpg)
ウィール交換はこれでおしまいです。
ソフトウィールに交換しただけではクルーザーになりませんので、次にクルーザー用のライザーパッドを取りつけていきます。
追記!OJ super juiceソフトウィールの向きについて
記事の訂正に伴う以下より追記
こちらの記事に斉藤様よりコメント頂き「super juiceはロゴが入っている方が内側で、何もプリントされていない堀が深い方が外側ですよ!!」という温かいメッセージを頂きました。ありがとうございます。
上部の写真では、ロゴが入っている側を外向きに履かせていましたが、訂正し以下のようにロゴを内側に向けてソフトウィールを履かせました。
OJ super juiceのソフトウィールの向きはロゴが内側
![super juiceのウィールの写真2](https://oreteki-design.com/wp-content/uploads/2018/02/596b9c8e2e21d1669617efea07a36f8e.jpg)
ソフトウィールのロゴ側は、少し平になっていますが、上記の写真でわかるようにロゴが入っていない側は彫り(くぼんでいる)があります。
![super juiceのウィールの写真](https://oreteki-design.com/wp-content/uploads/2018/02/cff05a1618df8c05bda9df537e871a00.jpg)
そのおかげでと言いますか、ウィールの正しい履かせ方【ロゴが内側】でクルージングしてみたところ、”安定性が増し、非常に乗りやすくなりました”。
スケボー初心者の方は、「super juiceはロゴが入っている方が内側で、何もプリントされていない堀が深い方が外側」ということに注意してくださいませ。
スケボーをクルーザー仕様にするためにライザーパッドをつける
![トラックを外している写真](https://oreteki-design.com/wp-content/uploads/2018/02/fd88654f7314be11efdcaeeb8b6c2a07.jpg)
デッキとトラックの間にライザーパッドを取り付けるので、まずデッキからトラックを外します。
トラックは、デッキと4つのナットで繋がっているので、四方のネットを専用のTレンチで外していきます。
デッキとトラックの間にライザーパッドをつける
![ライザーパッドをデッキとトラックの間に取り付けている写真](https://oreteki-design.com/wp-content/uploads/2018/02/e89add3f78a64542db846c57da6557b2.jpg)
すべてのナットを外し終えたら、ライザーパッドをデッキとトラックの間に噛ませて、再度トラックをデッキに取り付けていきます。
![ライザーパッド装着前後の画像](https://oreteki-design.com/wp-content/uploads/2018/02/5a183070b8c9abed47f310bc28ab745b.jpg)
左記がライザーパッド装着前で、右記がライザーパッド装着後の画像になります。
デッキとトラックの間が底上げされ、高さが若干上がりました。
スケボーをクルーザー仕様にするためのOJソフトウィールとベアリング交換が無事に完了!
![スケボークルーザーカスタムビフォーアフターの画像](https://oreteki-design.com/wp-content/uploads/2018/02/4e9daa3973ce22d7d1ae8f5e2f68b085.jpg)
左記が通常のスケボーで、右記がクルーザー用にしたスケボーです。
クルーザーとは言え、ロングボードなどの種類は様々あるようです。
では最後に、今回スケボーをクルーザー仕様にするために購入した【OJ SUPER JUICE レッド 60mm 78a】についてサクッとご紹介しておきます!
スケボークルーザー用のOJ SUPER JUICEソフトウィールとは?
![OJ WHEE ソフトウィールの画像](https://oreteki-design.com/wp-content/uploads/2018/02/f0734824c67927ca268a31d944ddd84d.jpg)
今回俺が購入したのは、【OJ SUPER JUICE レッド 60mm 78a】です。こちらは、いわゆるスケボーというものではなく、クルーザーやロングボード用のソフトウィールになります。
長崎スケートボードショップ【Joblessジョブレス】にて購入。
スケートボードの定番ウィールをソフトウィールにすればクルーザー仕様になる
![OJ WHEEL ソフトウィールの画像](https://oreteki-design.com/wp-content/uploads/2018/02/7df7c9e494769ab32c7748c389358262.jpg)
画像引用元|Amazon
1976年に誕生した老舗ウィールブランド。
40年以上続く長い歴史は、高いウレタン技術とパンクしづらいスムーズなウィールが、プロライダーやロングボーダーなどを含むあらゆるスケートボーダーから支持されているからです。
OJ WHEELSのウレタンは速度が落ちず、しっかり地面を捕らえグリップしてくれます。
ソフトウィール界の定番「HOT JUICE」シリーズや、87Aの絶妙な柔らかさを持つソフトウィール「KEYFRAMES」シリーズ、最新のウレタンを使ったパーク/ストリートウィールの「INSANE-A-THANE」シリーズなど、幅広いラインナップでスケートボーダーをサポートし、常にウレタンの技術を向上させ、新たなウィールを作り続けています。
引用|Amazon
どんな道でも滑り倒す
この動画で分かるように、アスファルト、砂利道、芝生、山の中など、あらゆる場所でスケートが楽しめます。
もちろんそれなりの技量も必要になってきますが、街乗りやちょい乗り程度なら気軽に乗れます。
スケボーをクルーザー仕様に!OJソフトウィールとベアリング交換法のまとめ
![クルーザー用スケボー画像](https://oreteki-design.com/wp-content/uploads/2018/02/251d33654dd76767f05c6af482ee7f29.jpg)
初めてのウィール交換をしましたが、ウィールからベアリング外すところでコツがいりましたが、特に挫折することもなく、スムーズに交換ができました。
特別な工具などは一切使わず、Tレンチ1本ですべての作業を行うことができました。
「特別な工具は一切いりません」ということを、これから初めてウィール交換をしようと考えている方で、特別な工具が必要なんじゃないか?と悩んでいる方にお伝えしておきますね。
これで街乗りもスイスイと快適に滑るクルージングすることができます!
クルージングに必要なもの
ということでこの記事では、スケボーの音が「うるさいな」と感じた方に、僕が実際にスケボーのウィールをソフトウィールに交換して感じたことと、クルーザー用のソフトウィールへの交換方法についての備忘録をご紹介しました。
あなたにとって参考になれば幸いです。
俺も下手ながらに、時間をみつけてちょこちょこ練習に励んでいます。インスタやYouTubeなどで練習風景などのに動画をアップしていますので、お気軽にフォローして下さい!一緒に楽しくスケボーしましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございます。また、お会いしましょう。
また、こちらの記事の中で、あなたの気づいた不適切な部分、または修正や訂正しなければならない箇所があると思いますので、TwitterのDM、または下記のコメントにメッセージを頂ければ、随時記事のリライトをしていきますので、非常に助かります。
|合わせて読みたい
- 人気ブランド「NIKE SB ナイジャ」スケートボードスニーカー!を購入。抜群のフィット感を生む。
- おすすめメンズスニーカー「VANS ERA PRO」概要と履き心地などをレビュー!
- NIKE SB|メンズに人気のスニーカー(黒)を買った理由は3つ。ズーム ステファン ジャノスキー OGをご紹介。
- スケボースニーカー!ブレーザー ヴェイパー テキスタイルを購入。
|スケボー上達への近道
![](http://assets.pinterest.com/images/pidgets/pinit_fg_en_rect_red_28.png)
super juiceはロゴが入っている方が内側で、何もプリントされていない堀が深い方が外側ですよ!!
斉藤さん!コメントありがとうございました!知りませんでした……(笑)すぐに組み直して、記事にも追記しておきます!ほんとにありがとうございます。