映画「ダンケルク」あらすじ&感想レビュー&観賞前にやるべきこと。

生きてるだけでこんなにも苦しいのに、人はなぜ争うのか。

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先日、2017年9月9日に劇場公開された、ダークナイトインターステラーなどの監督で知られるクリストファー・ノーラン監督が描いた、第二次世界大戦の実話を元にした戦争映画「ダンケルク」を観てきました。

今回は、その「ダンケルク」のあらすじ、そしてクリストファー・ノーラン監督について、映画観賞前にするべき2つのこと、そして特徴的な点を中心に、良かった点と悪かった点を交えながら、感想/レビューについてご紹介させて頂きます。

以下、中盤以降はネタバレ記述が多少は含まれていますので、基本的なスタンスとしては、映画観賞後にこの記事を読むとしておきますが、この映画は一回観ただけではすべてを理解することはできませんので、この記事をすべて読んだ上で「ダンケルク」を観賞するという選択肢を俺は絶賛オススメ致します。

予習(予備知識)なしで観るから映画は良いんだよ!なんて考えは切り捨てておかないと、物語の冒頭から一切の説明がありませんので、映画鑑賞中に「あれ?何?どういうこと?」と迷路に迷い込みます。

内容を把握できないまま、完全に置いていかれることになります。(※第2次世界大戦についての知識がある方は除いて)

つまりこの「ダンケルク」は、第二次世界大戦についての情報【予備知識】なるものがなく、ほとほと歴史に疎い方々は、内容の把握(ストーリー展開)にかなり苦しむ映画になってしまいます。

では、それらの理由も含めて、詳しくご紹介致します。

映画「ダンケルク」

本作の見所

世界が嫉妬する才能クリストファー・ノーラン監督が実話に挑んだ99分間。

究極の映像体験『ダンケルク』

この監督は、考えることが違う。2008年『ダークナイト』 2010年『インセプション』 2014年『インターステラー』、新作ごとに圧倒的な映像表現と斬新な世界観で、観る者を驚愕させてきた天才クリストファー・ノーラン監督。彼が、初めて実話に挑んだ本作は、これまでの戦争映画の常識を覆す、まったく新たな究極の映像体験を突きつける。

史実をもとに描かれるのは、相手を打ち負かす「戦い」ではなく、生き残りをかけた「撤退」。絶体絶命の地ダンケルクから生きて帰れるか、というシンプルで普遍的なストーリーを、まるで自分が映画の中の戦場に立っているような緊迫感と臨場感で、体感させる。開始早々からエンドロールまで、映像と音響がカラダを丸ごと包み込み、我々観客を超絶体験へといざなう。

そして上映開始とともに動き出す時計の針のカウントダウン。陸海空それぞれ異なる時間軸の出来事が、一つの物語として同時進行。目くるめくスピードで3視点が切り替わる。これぞノーランの真骨頂!99分間ずっと360度神経を研ぎ澄まさないと生き残れない、一瞬先が読めない緊張状態が続くタイムサスペンス。

引用元|オフィシャルサイト

本作のあらすじ

画像引用元|オフィシャルサイト

生き抜け。

海の町ダンケルクに追い詰められた英仏軍40万人。

若き兵士トミーは絶体絶命の地から脱出できるのか?

フランス北端ダンケルクに追い詰められた英仏連合軍40万人の兵士。背後は海。陸・空からは敵――そんな逃げ場なしの状況でも、生き抜くことを諦めないトミー(フィオン・ホワイトヘッド)とその仲間(ハリー・スタイルズ)ら、若き兵士たち。

一方、母国イギリスでは海を隔てた対岸の仲間を助けようと、民間船までもが動員された救出作戦が動き出そうとしていた。民間の船長(マーク・ライランス)は息子らと共に危険を顧みずダンケルクへと向かう。英空軍のパイロット(トム・ハーディー)も、数において形勢不利ながら、出撃。こうして、命をかけた史上最大の救出作戦が始まった。果たしてトミーと仲間たちは生き抜けるのか。勇気ある人々の作戦の行方は!?

引用|オフィシャルサイト

クリストファー・ノーラン監督はあるインタビューで「これは戦争映画じゃない。サバイバルでありサスペンス映画だ」と語っている通り、”戦争”をテーマにしているにも関わらず、銃撃戦や肉弾戦はほぼありません。

”生き抜け”というキャッチコピーの通り、「死なずに故郷へ帰る」というキーワードが、ストーリーの本筋となっています。

クリストファー・ノーラン イズ 最高

1970年イギリス・ロンドン生まれ。1998年、『フォロウィング』でデビュー。
弟ジョナサン・ノーランの小説を脚色した『メメント』(00)ではインディペンデント・スピリット賞や放送映画批評家協会賞を受賞し、アカデミー賞®、ゴールデン・グローブ賞にもノミネートされる。監督作品の累計世界興行収入は4500億円を記録する一方、アカデミー賞®やゴールデン・グローブ賞にノミネートされるなど、ファンからも批評家からも支持される新時代の巨匠。

引用元|クリストファー・ノーランの世界

俺が初めてクリストファー・ノーラン監督に衝撃を受けた作品は、バットマンの映画なのにバットマンではない、ダークナイトという作品です。

”バットマン=闇のヒーロー的な感覚”というイメージを完全に持ちながら気軽に観賞したんですが、ダークナイトを観終わった後に、俺はなんとも言えないような興奮と刹那に見舞われたのをよく覚えています。

「なんだこの映画?!マジで良すぎてやばい…」心の中心をスコーンと射抜かれたような感覚でした。

それから ”最高な映画=クリストファー・ノーラン”というパラダイムがバチコーンと頭の中にマインドセットされ、クリストファー・ノーラン監督のすべての作品を観賞しました。

いやマジで、本当に正真正銘の大傑作ばかりです。

新時代の巨匠

例えば、”スターウォーズ”というキーワードで映画を観に行きたい!方と、逆に”スティーブン・スピルバーグ”というキーワードで映画を観に行きたい!方が、それぞれおられると思います。

このクリストファー・ノーランは、俺の中では確実に後者に値すると思います。

映画とかタイトルとかではなく、「クリストファー・ノーラン監督作品だから観に行く!」という映画ファン(熱狂的なファンいっぱい)からの信頼度や期待度も、突き抜けるように高いことで知られています。

つまり、カップラーメンの中でも”日清のカップヌードルは裏切らない!”のと一緒で、映画の中でも”クリストファー・ノーラン監督作品は裏切らない!”というパラダイムが、俺の中でも完全に構築されています。

すなわち、新世代の巨匠であることは言うまでもありません。

観賞前にやるべき2つこと

冒頭でご説明した通り、第二次世界大戦についての情報【予備知識】なるものがなく、ほとほと歴史に疎い方々は、予備知識をつけていきましょう。

以下に、実際にどのように予備知識をつければいいのか?を解説します。

林修先生の解説動画を観る

林修先生が解説!3分で分かる映画『ダンケルク』という動画を、映画配給会社であるワーナー ブラザース 公式チャンネルがYoutubeにて無料配信しています。

この動画だけでも観ておくと、よりクリストファー・ノーラン監督作品である「ダンケルク」がズッドーンと心に訴えかけてきますよ。

劇場やBlu-ray/DVDなどの観賞前に、絶対に観ておくべき解説動画です。

映画レビュー記事を読む

この映画は一回観ただけではすべてを理解することはできませんので、この記事をすべて読んで「ダンケルク」を観賞するという選択肢を俺は絶賛オススメと冒頭でも記述している通りに、第二次世界大戦の予習(予備知識)なしで観てしまうと、映画冒頭もさることながら前半すべてにおいて、置いていかれる危険性がありますす。

なので、この俺的デザインログの「ダンケルク」の映画感想レビューをこのまま読み進めるか、その他にネット上にアップされている「ダンケルク」の映画感想レビュー記事を1つ以上は読んでから、「ダンケルク」を観賞することを絶賛オススメします。

では、特徴的な点、そして良かった点と悪かった点に分けて、以下に感想レビューしていきますね。

特徴的な良い悪い点

これは実話である

ダンケルクの戦い(ダンケルクのたたかい、仏: Bataille de Dunkerque, 英: Battle of Dunkirk)は、第二次世界大戦の西部戦線における戦闘の一つで、ドイツ軍のフランス侵攻の1940年5月24日から6月4日の間に起こった戦闘である。追い詰められた英仏軍は、この戦闘でドイツ軍の攻勢を防ぎながら、輸送船の他に小型艇、駆逐艦、民間船などすべてを動員して、イギリス本国(グレートブリテン島)に向けて40万人の将兵を脱出させる作戦(ダイナモ作戦)を実行した。

引用元|Wikipedia

この事実を知っているだけでも、より「ダンケルク」が観賞しやすくなると思います。

ちなみに俺は、全く予備知識ゼロで観賞したので、置き去り感を味わいました。(笑)

陸海空のタイムライン

「ダンケルク」は、陸海空の3つの異なるタイムライン(時間軸)が交錯しながら中盤まで進み続け、ようやく中盤以降でそれらのタイムラインが終盤にかけて繋がりだし、辻褄(つじつま)が合うストーリー展開となっており、非常に見応えがあります。

「あっ!陸ではこういう状況になってて、海では今こんな状況なんだ!」とそれぞれが描かれたシーンでは、目が離せません。

ストーリー展開としては、ハラハラするし、ある意味で臨場感といいますか、危機感を感じれる作品でありましたが、その反面、冒頭から中盤までを全く理解できないことになる恐れがあります。俺は、上記に記載している通り、林先生のダンケルクの3分動画見たりして、予備知識を入れて観に行きましたので、ある程度は予測の範囲でした。

IMAXで観るべし

この「ダンケルク」は、「全編の70%以上を、70mmのIMAXカメラで撮影している」ということですので、IMAXで観ることが大前提であるようです。通常の2Dなどのスクリーンでは、上下が20%ほど切れてしまっているようです。2D/3Dの映画観賞をするか、IMAXで映画観賞するかによって、かなり極端な評価に分かれているようです。

俺の地域(長崎)では、2Dしかなく……残念ながらIMAXすら装備されている映画館はありません。ふふ…ふざけんな。

従来の戦争映画にない映像表現

従来のというか、通常の戦争映画で考えられる映像表現として、殺戮シーンは鉄板であると思います。

しかし、この「ダンケルク」では殺戮シーンは皆無であり、ピストルや銃の”音”はするものの、ピストルや銃を構えているシーンはありつつも、銃撃戦などのバンバンとぶっ放すシーンはなく、いわゆるグロテクス(過激)な表現はほとんどありませんでした。

ただ”音”が聞こえるだけです。

また、敵であるはずの相手の姿が全く映像に出てこないんです。確かに敵国(映画の中でいうドイツ軍)は確実に存在しているんですが、ほぼ姿を表すことがありません。

つまり、その敵というのは、”概念”でしかないと言うことですね。つまり、敵国ドイツ!という歴史的な背景がありますが、それはどちらにとってなのか?という部分では、お互い敵国になるわけですので、この映画では”敵国=概念=お互いの正義として在る”という表現を取っているんだと思います。

どちらか一方を、”正義”とする表現は、正しいものではないということだと言えそうです。

自分たちが始めた戦争

この映画は、いわゆる”撤退作戦”なのだけれど、とにかく国民のスピリットが熱いんですね。現在(2017年)に暮らす日本人にはない、戦争で戦う兵士たちへの一般労働者の当事者意識が高いんですよ。

この撤退作戦では、最終的に30万人もの兵士(イギリスとフランス)がドイツの侵攻の魔の手から逃げることができたんですが、それは兵士や軍人だけではない、国から一般労働者への兵士の救援要請があり、それを熱いスピリットによって、一般労働者が救援したことにもよる結果であるんです。

一般労働者にとっても、それは”自分たちの戦い”なんですね。

兵士たちの生きることへの渇望は描かれる一方で、優しく、それでいて物凄く強い名も無き英雄たち=一般労働者の尊い自己犠牲精神、逸品です。

戦闘機の映像がすごい

特に戦闘機での追撃シーンなどは本当に圧巻の映像美で、臨場感が半端なかったです。IMAXで観れば、さらに超弩級の映像美が観られることでしょう。

息を呑むほどの美しさでした。

気づけば、前のめりになったり、手に汗握ってました。

第2次世界大戦の断片

戦争というものは、我々個人にとっては非現実的なことです。しかし、戦場に立つひとりの兵士にとっての戦争は、現実であって現実ではない、ひどく耐え難いものでもあり、栄光あることでもあります。

第2次世界大戦の断片でしかない戦いが、このダンケルクの中で一本のストーリーとなり、セリフのひとつひとつに込められた珠玉の感情の描写が胸を打ちます。

まとめ

ダンケルクという映画は、初見だけではその味の深さを知ることは不可能です。

戦争映画という当たり前の描写を削ぎ落とし、それでいて真に迫る映像表現で、丁寧に作り込まれたストーリーのタイムラインは、クリストファー・ノーラン監督の手腕と言いますか、個性的な才能が光る作品ですね。

戦争という活劇に対して、戦争している国同士の正義や価値観は、もはや考えなくてもわかるだろ?的なアプローチです。

あっちが悪い!こっちは正しい!なんてものは、水掛け論でしかない。どちらにとっても正義だし、どちらにとっても悪なわけです。

生きてるだけで、こんなに苦しいのに。

我々は今も尚、一体何をしてるんですかね。

Blu-ray/DVDで発売レンタル開始したら、もう一度観てみようと思える映画でした。

では、またお会いしましょう。

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