MacBook Pro 2016 15㌅モデルのグラフィックス(GPU)のカスタマイズで悩んでいませんか?
初めての方も、”俺的デザインログ”を定期的に読んで頂いている方も、いつもありがとうございます。どもども、iPhone Xを愛用しているデザインブロガーPEITAです。
今回は、MacBook Pro 2016 15㌅モデルのみ搭載可能なグラフィックボード(GPU)「Radeon Pro 450/455/460」の性能とカスタマイズについてご紹介します。
この記事の目次
グラフィックボード/GPUとは?
- GPU(Graphics Processing Unit)
その他には”グラフィックチップ”や”ビデオチップ”、GPUのさらに強化版として”VPU” ( Visual Processing Unit )なんて呼ばれたりします。
もう、わけわからんですね。
例えばGPUを簡単に説明すると
サッカーで言うところの、CPUが監督、GPUが画像編集や映像編集(3Dなど)に特化したポジション(サッカーで言うところの”得点を決めるポジションがFW”みたいな表現)という感じですかね。
つまり、「チームの戦術」=「PCの方向性」として、グラフィックス関連(GPU)の強みを出したいチーム戦術であるなら、このGPUというポジションに良い選手を置きたいですよね。
サッカー界のスーパースターである”リオネル・メッシ”や”クリスティアーノロナウド”などは起用できないにしても、それを考慮した選手起用(グラフィックボード/GPU)を行う必要があります。
リオネル・メッシをGPUというポジションで使ってしまっては、MacBook Pro 2106モデルの価格は何倍にも膨れ上がってしまって、売れませんしね、そりゃ。
また、今回のMacBook Pro 2016モデルの戦術は、これだけ本体が薄くなったにも関わらず、バッテリー駆動時間も前作同等の駆動時間を確保していますんで、GPU含め各パーツを選択する上で、色々と整合(調整)を保たせるため(ユーザーにレベルを合わせる)させる必要があったと思いますからね。
そこで、今回のMacBook Pro2016 15㌅モデルでは、この「Radeon Pro 450/455/460」という選手を、GPUのポジションで起用したってことです。
Radeon Pro 450/455/460の性能
新しいジオメトリ性能が特色
今回のRadeon Pro 450/455/460について、AMDは次のように記載している。
「タスクを処理する速度は、最大16演算ユニット(1024ストリームプロセッサ)および1.86テラフロップを誇る。MacBookのRadeon Pro Graphicsは、通常メインプロセッサに確保されるワークロードを加速する。多目的な非同期演算、最新のシェーダエンジン、強化されたメモリ圧縮、コンパクトかつ効率的なパッケージでの新しいジオメトリ性能が特色だ」
今までのグラフィックボードとは違って、”多目的”という表現がキーワードであるということです。簡単に言うと、今までのGPUは、一つのことを集中的に処理することに注力するというアーキテクチャでしたが、次世代のGPUであるRadeon Pro 450/455/460では、作業分担制となり、タスク処理が可能になるってことでしょうかね。
良し悪しがありますが、次世代のGPU(Radeon Pro 450/455/460を含む)は、VR対応も視野にいれているんでしょうから、グラフィックボードの進化はテクノロジーの進化と同様のフェーズを踏んでいくんでしょうね。
MacBook Proのパワフルなグラフィックボード
Appleは公式ページで以下のように説明しています。
15インチMacBook ProはすべてのモデルにパワフルなRadeon ProディスクリートGPUを搭載し、グラフィックス性能が一世代前のモデルよりも最大130パーセント速くなりました1。最先端の14nmプロセスで製造されたRadeon Proグラフィックスは、1ワット当たり最大2.5倍の演算能力を発揮します。64MBのDRAMが組み込まれた13インチモデルが手にしたのは、一世代前のモデルより最大103パーセント速い統合型グラフィックスです5。あらゆる処理がさらに高速になったので、あなたは優れたものを作るという一番大切なことに、もっと時間を割けるようになります。
MacBook Pro 2016 15㌅のグラフィックボード(GPU)に関しては、「Radeon Pro 450(メモリ2GB)」を標準搭載し、「Radeon Pro 450(メモリ2GB)」以外のオプションとして、「Radeon Pro 455(メモリ2GB)」、「Radeon Pro 460(メモリ4GB)」が3つよりカスタマイズ選択可能となっています。
MacBook Proでゲームや動画編集をするなら460
画像処理、特に映像処理やCADなどの3Dデザインや3Dゲームなどをすることがある、またはそれらの作業が多い人は、このグラフィックス(GPU)をカスタマイズすることは必然です。
画像処理、映像処理やCADなどの3Dデザイン、3Dゲームなどをほぼしない方であれば、Radeon Pro 450でいいと思いますが、普通にiWorkやMicrosoft関連のソフト、ネットや動画を観るくらいにしか使う予定がない方は、Radeon Proそのものは必要ないでと思います。しかし、3Dゲームなどでグラフィックスをガンガンに使う予定なら、Radeon Pro 460くらいあれば安心です。
Radeon Proの注目ポイント
- Radeon Pro 450と455は”メモリ2GB”
- Radeon Pro 460からは”メモリ4GB”
GPUメモリとは、パソコンにメモリがあるように、グラフィックボード専用のメモリってことです。そのメモリが、450/455は2Gであることに対して、460は4GBになっています。
グラボのメモリは重要
グラフィックボード(GPU)の処理能力が何よりも必要不可欠ですが、やはり予期せぬシステムエラーや、遅延が置きてしまうので、アイコンクルクル発生や処理に時間を要してしまったり、効率的に作業ができなくなる場合があります。なので、GPUのメモリ容量が大きいほど、多くの情報処理も行うことが可能なんで、アイコンクルクル発生や遅延もなく、効率的な作業ができるようになるってことですよ。
理由は、GPUメモリは、2GBであろうが、4GBであろうが、GPUの性能によるし、ソフトやアプリなどによって、GPUメモリを効率的に使うことができない場合もあるから厄介なんです。それに、AdobeのソフトならCPUで作業を行うかGPUで作業を行うかの選択もできますし。
そうは言いつつも、ソフトやアプリ、OSにとっても、GPUメモリを効率的に動かすことができるのは、メモリが大きいことに越したことはありません。
最後に
MacBook Proのグラボはこうカスタマイズしよう
”MacBook Pro 2016 15㌅モデルを選択した方”で、グラフィックボードのカスタマイズはどれを選べば良いのか?ということで、以下にまとめますね。
※MacBook Pro 2016 13㌅を選択している方はこの限りではありません。
文書作成、ネット、動画視聴のみの方は、黙って「Radeon Pro 450(メモリ2GB)」一択。
画像や動画編集、デザインやゲームをする方は、強いて言えないから「Radeon Pro 450(メモリ2GB)/Radeon Pro 455(メモリ2GB)」どちらでも。
俺はこちらの記事(MacBook Pro 2016 モデルをポチりましたよって話。)にも書きましたが、グラフィックボードの最高スペックである「Radeon Pro 460」を買っています。しかし、あくまでも3つの選択肢の中から、当てはまる使用用途を表現したまでですので、あなたのMacBook Proのカスタマイズの三個になれば幸いです。
この記事を読んで、少しでもお役に立ちましたでしょうか?最後まで読んで頂きありがとうございます。
MacBook Proのカスタマイズという最高に嬉しい悩みを、楽しんで下さい。
ではでは、またお会いしましょう。
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