AirPods 第3世代が誰にとっておすすめなのか?
実際にテック系YouTuberとして色々なガジェットやiPhoneの最新情報を発信する著者が徹底的に使ってみたので、その使用感のレビューをお届けします。
まずは結論からお伝えしておきます!
【結論】AirPods 第3世代は誰におすすめ?
AirPods 第3世代がおすすめな人3選
- 初めてAirPodsを買う人
- AirPods 第1世代と第2世代が耳に合った人
- AirPods Proが合わなかった人
AirPods 第3世代がおすすめじゃない人3選
- AirPods 第1世代と第2世代で満足している人
- AirPods 第3世代の新機能に魅力を感じない人
- AirPods Proの最強の2つの機能に満足している人
当たり前のようですが、言語化することで、改めて上記の「おすすめの人」「おすすめじゃない人」について、自分と置き換えて考えてみてください。
では、これらの結論に至った理由として、AirPods 第3世代の使用感のレビューをお届けしていきます。
実際に著者の使用レビューを読んで頂き、改めて結論を記事の最後に詳しく解説します。
AirPods 第3世代の使用&実験レビュー
ではまず、使用感についての良い点と悪い点をまとめてご紹介したあとに、それらについて深堀りしていきたいと思います。
6つの良い点|メリット
- ステムが短くなってデザインがシンプル
- IPX4の耐水性
- 明らかに音質が向上してる
- ハンズフリーでSiriに指示できる
- バッテリー電池持ちが向上
- 装着感が最高に自然
5つの 悪い点|デメリット
- 物理的に音量調節ができない
- 外部の騒音が聞こえる
- イヤーチップがないので装着感に差が出る
- インイヤー型なので耳から外れるリスクがある
- 機能的には旧世代より良いがProと比較すると劣る
では、これらの良い点と悪い点を総合的に見ながら、以下の つの点を詳しくレビューをみていきます!
- 音質・サウンド(新機能)はどう?
- 空間オーディオはどう?
- 装着感はどう?
- 操作性はどう?
音質・サウンドはどう?
旧型(AirPods 第1世代、AirPods 第2世代)モデルよりも、明らかにサウンド、音質は向上しています。
旧型から進化した2つの機能
- アダプティブイコライゼーション
- 肌検出センサー
この2つの新機能のおかげで音質は、旧型のモデル(AirPods 第2世代と第1世代)から格段に上がっています。
アダプティブイコライゼーションとは?
音が出る部分にマイクが内蔵されており、スピーカーから聴こえる音楽が耳の形で反響する音を、その内蔵マイクが拾って、その耳の反響音などを判断して、耳に適した音を調整するという技術になります。
肌検出センサーとは?
本体をそのままどこかに放置した状態でも、肌(耳に入れた状態)を検出しなければ勝手に再生されることはありません。
旧世代であるAirPods 第1世代と第2世代と音質比較
新しい新機能に加えて、AirPods 第3世代に搭載されたカスタムドライバーとハイダイナミックレンジアンプ の組み合わせのチューニングも良く、非常に高品質な音質、そして高音域を鮮明に聴かせてくれているのだと思います。
インイヤー型とはいえ、それらの機能が全体のボリュームアップにつながっているような感じがして、旧型のモデルと比べるとめちゃくちゃ没入具合は増していますので、明らかに音質は向上しています。
AirPods Proと音質比較
インイヤー型のAirPods 第3世代と、カナル型(耳に押し込む)であるAirPods Proの音質比較をするのは、完全に仕様自体が違いますので、はっきりとしたことは言えません。
ただ、明らかなのは、AirPods Proはカナル型なので、密閉された状態で音楽を聴くことになるので、やはり低音の乗りと聴きやすさはとても良いです。
さらに機能面での音質を比較していくと、AirPods Proには、ノイズキャンセリングモードと外部音取り込みモードがありますので、実際の「音」への没入感はノイズキャンセリングモード限界突破、そして「安全性」は外部音取り込みモードで周り音を明らかにクリアに広い、他者とのコミュニケーションでもしっかりと聞こえるので使い勝手も良いです。
この2つの機能は本当に実用性が良いし、使い勝手の幅を広いので、こららの機能面を比較した場合は、明らかにAirPods 第3世代の機能が見劣りしてしまうのは否めません。
この最強の機能が不要であれば、迷わずAirPods 第3世代を買いたいところです。あとでもご紹介しますが、装着感もインイヤー型(AirPods 第3世代)とカナル型(AirPods Pro)では、かなり違いますので、合う合わないがはっきり分かれる部分でもあると思います。
空間オーディオはどう?
AirPods ProやAirPods Maxに採用されていた空間オーディオが、AirPods 第3世代でも使えるようになりました。
空間オーディオの機能とは?
- FaceTimeで複数通話の状況でもそれぞれの人の声がその方向から聴こえる
- AirPods 第3世代は頭の動きを感知して、どちらの方向を向いても音が追従する
※効果が気に入らない場合はオフにできる - Apple Musicで空間オーディオ対応の音楽はサラウンド
ただ、現時点(2021年10月現在)すべてのプラットフォームやデバイスに対応しているかというとそうではなく、iPhone、iPad、Mac、Apple TV 4Kしか動きません。
今後、対応するデバイスは増えてくると思います。
オンラインミーティングではどう?
オンラインでミーティングをすることが非常に増えているので、AirPodsシリーズをオンラインでの音声入出力で使うこともあるでしょう。
著者も実際にオンラインミーティングでAirPods Proを使っていますし、実際にAirPods 第3世代も使ってみました。
めちゃくちゃ使えます。というか、普通に使えます。
音質も良いので、相手の声が聞き取りづらいということはありません。
ただ、ここもAirPods Proと比較してしまうと、難点もございます。AirPods Proのノイズキャンセリングを使えば、よりAirPods Proから聴こえてくる相手の声もクリアに聴こえますので、ここはやはり機能面での差は出てくるところです。
旧世代であるAirPods 第2世代や第1世代と比べても、特別に進化したという印象はありませんが、問題なく使えるレベルだと言えます。
装着感はどう?
デザインの形状が変わり、よりAirPods Proに近いデザインになったことでステム部分が短くなり、よりシンプルになりました。
耳の中に入る形状も、旧型の第1世代や第2世代のAirPodsよりもAirPods Proの形状に近くなったことで、「外れにくい」「落ちにくい」というリスクはかなり軽減されたと思います。
耳へのフィット感の実際は?
実際に装着感としては、人それぞれの耳の形状にもよりますが、旧型の第1世代や第2世代のAirPodsよりも著者としては収まりが良い、自然な装着感はもとより、ちゃんとハマっているという感じがあります。
外出先(自宅以外)での装着感は?
#AirPods3 の使用感を試してます。
1.特徴と性能面
2.装着感昼間に外に出ているので、音質や環境音含めて確認しますので、またご報告します。 pic.twitter.com/0T9Qu6BX7N
— テック好きイシハラさん@2.8万人YouTuber📱 (@oreteki_design) October 28, 2021
装着感は自然で違和感なし
普段使いする分には全く問題ありません。普通に歩いている分には外れるリスクはありません。ただ、強いてリスクをあげるなら、誰かとぶつかったり、足元がとられるような感じで、身体に衝撃が走った場合は、Proよりも外れるリスクは高まります。
ランニングやウォーキング、筋トレで使える?
実際に筋トレやランニングに使ってみました。しかし、以下のVoicyで発信している通り、「使えるけれど、若干の不安は残る」というのが率直な意見です。
この「若干の不安は残る」というのはつまり「外れるリスク」です。
AirPods Proを装着してランニングや筋トレをしている時の安心感(外れない)を比べてしまうと、「若干の不安は残る」となります。つまり逆を言えば、AirPods Proを使ったことがないのであれば、問題なく使えることになります。
しかし、AirPods Proを長年使っている著者としては、やはりそこを比べるのが筋かなと思います。
AirPods 第2世代や第1世代と比較するとどう?
AirPods 第2世代や第1世代と、AirPods 第3世代の装着感を比較すると、もはやAirPods 第3世代の勝利としか言えません。
先ほど、耳へのフィット感でも書いたように、旧世代のものよりも収まりがよいので、AirPods Proと比べなければ、筋トレやランニングでも十分使えるということで差し支えありません。
とはいえ著者としては、AirPods 第3世代でランニングや筋トレをするのは「若干の不安は残る」ので、AirPods Proを使っています。
長時間使うと耳が痛くなる?
以下の記事で、AirPods Proを長時間使っていると耳が痛くなってしまうということがありました。しかし、AirPods 第3世代は全くそのようなことは皆無です。
→AirPods Proが耳に合わない?耳が痛い時などに解消する唯一の方法。
装着感として、AirPods Pro、そしてAirPods 第1世代や第2世代以上の最強の装着感を実現しています。文句無しで良い!
バッテリーや電池持ちはどう?
バッテリーは公式では、
- 通常使用:最大6時間再生
- 空間オーディオ使用:最大5時間
- 5分間充電:1時間再生
- 充電ケース:最大30時間
充電ケースの併用で、最大30時間とあるように、第2世代AirPodsからの進化のポイントになっています。
それで、実際にどうなのか?というポイントで、著者が使った感想と体感的な面をお伝えしておきます。
全くバッテリー・電池持ちは気にならないレベル
バッテリー・電池持ちは全く気になりません。つまり、最高であると言えます。
特に、著者の場合は、以下のBelkinのiPhone、Apple Watch、AirPodsシリーズの3台同時充電を可能にした充電スタンドを導入しているので、もはや、写真のように、使わない時は常にそこに置く形にしていますので、充電するというアクションをあえて取ることはなく、自然なルーティンとして充電される生活スタイルになっています。
こちらのBelkinの3in1の充電スタンドは以下の記事にも書いていますが、めちゃくちゃおすすめのガジェットですので、ぜひ気になった方はチェックしてください。
→iPhone12・13のMagiSafe対応のBelkin 3in1ワイヤレス充電器レビュー
つまり、「30時間以上も使う」というケースは、著者含め、あなたの環境でもなかなかそういう状況にはならないと思います。
もちろん、自宅で全く充電しないという状況もあるでしょうが、それでもバッテリーケースと併用することによって、最大30時間、つまり、AirPods 第3世代を合計30時間以上使ってしまう前に、充電が切れるので、2〜3日ベースで充電すれば、充電切れの状況にはならないと思います。
バッテリー電池持ちは安心できる領域です。
価格・値段はどう?
- AirPods 第2世代:16,800円(税込)
- AirPods 第3世代:30,580円(税込)
- AirPodsPro:23,800円(税込)
このように各モデルを比較すると、約7000円ほどの価格差があります。
この約7000円の価格さを考慮して買うなら?
というポイントに絞った「機能で選ぶか」「値段で選ぶか」についての深堀りした記事は以下に書いていますのでぜひチェックしてみてください。
→ 【全まとめ】AirPods 第3世代の全機能や値段/Proと比較!
防水性能はどうか?
- 耐水性能:IPX4
こちらは、水の飛沫くらいは大丈夫!といったところです。
さらに、本体もそうですが、今回のAirPods 第3世代は、AirPodsシリーズとしては初めて充電ケースが耐汗耐水性能を備えています!
もちろんAirPods Proのワイヤレス充電ケースとMagSafe充電ケースには、そのような耐汗耐水性能はないと公式でも書かれています。
本体もケースもIPX4仕様だということです。
お風呂場でも大丈夫か?
#AirPods3 お風呂場でも大丈夫か?
シャワーで濡らしても普通に使えました。推奨されていることではないですのが、急な土砂降りの雨でもすぐに壊れてしまうということはなさそうです。
つまりランニングや筋トレでの汗くらいではあれば全く問題ないと言えます
動画で確認してね! pic.twitter.com/UHYAZb62Rq
— テック好きイシハラさん@2.8万人YouTuber📱 (@oreteki_design) November 3, 2021
ご覧の通り、シャワーで濡らしても普通に使えました。
もちろん、推奨されていることではないですので、劣化を招く可能性はありますが、急な土砂降りの雨でも、すぐに壊れてしまうということはなさそうです。
つまり、ランニングや筋トレでの汗くらいではあれば全く問題ないと言えます。
では最後に、これらのレビューを踏まえて、改めて良い点や悪い点のポイントを振り返ってみましょう!
6つの良い点|メリット
- ステムが短くなってデザインがシンプル
- IPX4の耐水性
- 明らかに音質が向上してる
- ハンズフリーでSiriに指示できる
- バッテリー電池持ちが向上
- 装着感が最高に自然
5つの 悪い点|デメリット
- 物理的に音量調節ができない
- 外部の騒音が聞こえる
- イヤーチップがないので装着感に差が出る
- インイヤー型なので耳から外れるリスクがある
- 機能的には旧世代より良いがProと比較すると劣る
これらのポイントと理由を総合的に判断してレビューした場合、以下のようになります。
まとめ
【結論】AirPods 第3世代は誰におすすめ?
AirPods 第3世代がおすすめな人3選
- 初めてAirPodsを買う人
- AirPods 第1世代と第2世代で耳が合わなかった人
- AirPods Proが合わなかった人
AirPods 第3世代がおすすめじゃない人3選
- AirPods 第1世代と第2世代で満足している人
- AirPods 第3世代の新機能に魅力を感じない人
- AirPods Proの最強の2つの機能に満足している人
改めて上記の「おすすめの人」「おすすめじゃない人」について、自分と置き換えて考えて、改めて購入を考えてみてください。
在庫状況によっては完売しているケースもあるので、公式ストアより安く買えるAmazonで早めにチェックしておきましょう!
著者のおすすめの究極の選び方・買い方
機能で選ぶか、装着感で選ぶか、この2つで選択します。
機能面で選ぶならAirPods Pro
- ノイズキャンセリングモード
- 外部音取り込みモード
Proには、この2つの最新の機能にして最強の実用性を誇るテクノロジーが組み込まれています。この2つの機能によって、かなり幅の広い使い方をすることができます。
装着感で選ぶならAirPodsシリーズ
インイヤー型で装着感が自然
これが究極の選択です。
以下の記事にこれらのレビューや考察について解説していますので、本当にどのAirPodsシリーズを買えばいいのか?に悩んだから、ぜひ参考になりますのでチェックしてください。
→ 【全まとめ】AirPods 第3世代の全機能や値段/Proと比較!
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