iPhone12 miniを予約・購入した方はおめでとう。最高のiPhoneを手に入れたと思う。
しかし一方で、iPhone12ProMaxなどのディスプレイサイズが大きなモデルにしようかどうしようか迷っている方もいるはずだ。
実際に僕自身も、ディスプレイサイズの大小について悩んでいた。しかしながら最終的には、miniを選ぶことになった。
なぜminiなのか?
そこでこの記事では、ガジェットブロガーでありガジェット系YouTuberである僕がiPhone12miniを選んだ理由についてと、その選ぶポイントについて皆さんにお伝えしたいと思う。
この記事の目次
iPhone12 miniの30の魅力と残念な7つの事
文章ではなく、こちらの動画でも解説しています。
では、以下より文章で詳しく解説していきます。
【レビュー】6.1㌅ iPhone12Proは普段使いには向かない
6.1インチ以上のサイズは使い勝手が良くない
僕は6.1インチのiPhone12Proを購入して、発売日から使っていた。しかし、 写真ではすこぶる嬉しそうな顔を見せてはいるが、使いながら感じていた違和感があった。
それは「6.1インチとディスプレイ搭載における本体サイズ」だ。
過去にも、大画面で迫力のあるコンテンツを楽しむために、iPhone11Pro Maxを購入した。しかし、1ヶ月と経たないうちに、その「サイズの大きさ」に悩まされることになった。
その違和感に耐えること半年、2020年春に登場したiPhone SE 第二世代に迷わず買い換えた。
大画面はコンテンツ消費に最適なだけ
そしてその時改めて思った。
大画面は良いが、それはコンテンツ消費だけにとってのこと。コンテンツ消費よりも、コンテンツ制作に時間を使うことが多い僕にとって、それは明らかに使い勝手が悪かった。
基本的にiPhoneで行うことは大きく分けて3つある。
iPhoneの3つの使い方はこう
- 仕事のタスクやスケジューリングなどのワーク管理
- ブログやnoteやYouTueの台本書きや連絡などの文字入力
- 情報収集などのリサーチ
この3つが、主に僕が毎日iPhoneを駆使して行っていることになる。
コンテンツ消費はiPadが最適
もちろんこれ以外にも、たまにYouTubeなどで動画コンテンツを見たりすることもあるが、映像コンテンツなんかはほとんどの場合、iPad Proで楽しむことが多い。
また、写真や動画撮影においては、本体サイズが大きいことでの使いづらさもあるので、やはり気軽にフレキシブルにポケットやバッグにホイホイと収納できるくらいのサイズ感の方が、撮影するまでの意識的なアクションのフットワークも軽くなるので、カメラ性能の良いiPhone11Pro Maxよりも、iPhone SE 第2世代の方が、写真や動画撮影の頻度が多くなったことは言うまでもない。
こんな感じで、インスタなどで写真を共有するにあたり、iPhone SE 第2世代に乗り換えした以降、インスタの更新頻度も上がった。
それほど僕にとって、毎日の使い勝手の良さは欠かせないものなんだと気づいた。
ここまでの話を聞いて、僕がiPhone12miniを選んだ理由がほぼわかっていただけたかと思う。
【レビュー】5.4㌅ iPhone12miniは究極の普段使いモデル
最後に、そのiPhone12miniの魅力を30個ほどぎゅっとまとめてご紹介しておく。
- 手に取ったときの第一印象は想像以上に小さい
- 小さいと気分まで軽くなる
- 編集部の方々が何人もの人が手にとった途端「あ、コレだわ」と納得のフィット感
- 重量は133gしかなく、iPhone SEの148gより軽くて良い
- 手が大きい方なら、握ったまま対角線上の左上を親指でタッチできる
- 片手で通知センターを引き出せる
- シャツやズボンのポケットにもスッキリと収まり収納しやすい
- miniのディスプレイサイズは5.4インチ。iPhone 8は4.7インチで、Plusでも5.5インチ、iPhone Xが5.85インチなので非常に最適なディスプレイサイズ
- 5.4インチディスプレイはコンパクトではないけどコンパクトと言える
- 全体的にギュッと縮小しているが、コンテンツの表示領域は許容範囲
- 「Super Retina XDR」という有機ELディスプレイは他のiPhone12と同じで良い
- スクロール操作自体が快適にできるサイズ感
- 文字入力時に、片手でスムーズに操作しやすい。片手持ち推奨
- 日本では片手持ちの10キー入力が主流だったので今回のiPhoneはそれに最適化したフリック入力がやりやすい
- iPhone 12 miniのサイズ感は日本市場のニーズにピッタリ合っている
- これほどまでに小さいのにiPhone12ProMaxなどの他のiPhone12シリーズと同じで中身はA14 Bionicの最新チップ
- miniという呼称のせいで、スペックが軽い感じがするけど性能は他のiPhone12シリーズと同様のもの
- 次世代通信技術「5G」にも対応
- メインの広角カメラはF値1.6と明るい
- 「スマートHDR3」で明暗差の大きな場所でもキレイな写真を撮影できる
- 写真の再現性も、iPhone 12シリーズとほぼ同じ
- 動画撮影もDolby VisionによるHDRに対応
- コンパクトながら、写真や動画も美しい映像を楽しめる
- 本体が小さいため、片手でギュッと握って気軽に撮影できる
- 軽いし小さいので、片手で握って固定していても手が疲れにくい
- ベンチマークのスコアを見ても他の機種との差は測定時の誤差の範囲。体感的には問題ない。
- 小さいからミドルレンジモデルと思われがちですが、いわゆるハイエンドモデルがコンパクトに仕上がっているという印象
- スタンダードモデルはiPhone 12だが、時代のスタンダードではなく使いやすさ的なスタンダードはmini
- カメラ機能についてよっぽどこだわらなければ、小ささ・軽さ・操作性、すべての面で気に入った
- 価格も税別7万4800円からと5G対応スマホとしては手頃な価格帯
とはいえ、良いところもあれば悪いとこもある。
ここからは、客観的な視点でiPhone12miniの残念とも言える点をご紹介しておく。
iPhone12 miniの残念なとこ悪いとこ
- サイズゆえに文字は小さめ →環境設定から文字の大きさをアップしてあげれば解決
- バッテリー持ちが悪いiPhone 12は2,815mAh、miniは2,227mAh →公称値でもやはりiPhone12シリーズの中でもバッテリー持ちが悪い
- MagSafe充電をした場合、最大値の15Wではなく12Wに制限 →mini以外は15W対応
- 6.7インチが登場したことで大画面で映像コンテンツが楽しめるというのはもはや次元が違う →映像コンテンツの迫力はやはり大画面に劣る
- Proとカメラスペックを比較してしまうと、最強なカメラを使いたいというスタンスではいられない →LiDARスキャナと望遠レンズがない
- Apple Pro RAWが使えない →そもそも写真の編集やカラグレしない人は関係ない
では最後に本記事のまとめをしておくと、iPhone12 miniを選ぶポイントとしては、以下の2つのポイントで選びたい。
【まとめ】iPhone12 miniを選ぶポイント
- コンテンツ消費に大迫力と見やすさを求めるか
- 普段使いする上での使いやすさを求める
この2つのポイントで選ぶと良い。
ちなみに僕は、もちろん後者の「普段使いする上での使いやすさを求める」という基準でiPhone12 mini選んだ。
やはり、iPhone4、iPhone5の時のサイズ感は最強だったのだが、iPhone12 miniの5,4インチのサイズを手にした時に、本当にこのサイズ感が最適だという感覚は大きい。
来年のiPhone13(仮)の発売までは、このminiを使い倒していきたいと思う。
さらに詳しいiPhone12 miniについては以下の記事に書いているので参考にしてほしい。
→iPhone12 miniの評価・レビュー!最強におすすめな理由は?
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