自分で作った動画をもっと視聴者に観てもらうために、動画の冒頭の映像や始まり方はどう工夫すればいいんだろう。
そんな悩みをサクッと突破してしまうような動画制作のちょっとしたコツを知りたくありませんか?
この記事では、自分で制作した動画の冒頭から視聴者に「何か面白そうな動画だ」「何かが起こるかもしれない」と思わせて、動画の冒頭で視聴者を惹きつけ、できるだけ最後まで動画を見てもらう構成方法「動画の冒頭で視聴者を引きつけるコツ」をお届けします。
ここで紹介する動画の構成方法を使えば、動画を最後まで視聴してもらえる確率が上がります。
特に僕のように趣味で動画制作して個人のYouTubeチャンネルやインスタグラムに動画投稿している方は、今回ご紹介するちょっとした動画制作のコツを知れば、いつもよりは質の高い動画をサクッと制作することができます。
この記事の目次
動画制作の前に知っておくべきこと
動画と映像の違い
ここで軽く動画と映像の違いを解説しておきます。もちろん軽く解説できるほど、浅くはない動画と映像の世界ではありますが、ここではあまりに深掘りするわけにはいきませんので、今回の記事のテーマにおいて必要な知識程度に留めておきます。
映像とは?
腰を据えてテレビや大画面で「内容を予めある程度予測&把握しているもの」ということになります。それつまり映画のような視聴スタイルを映像であると言えます。
動画とは?
iPhoneやスマホで、電車の待ち時間に視聴したり、歩いている時に目に飛び込んでくる広告であったり、隙間時間に視聴するものが動画だと言えます。
「あと5分で仕事に行かなければならない」という状況で、映画を視聴する人はいない。
でも、「あと5分で仕事に行かなければならない」「バスが来るまであと1分あるから」くらいの状況で、サクッとYouTubeなどの動画を視聴する人はいるはずだ。
それが、映像と動画の違いになります。要は、そもそもの時間軸が異なるということです。
つまり、今回の記事でご紹介する「動画の冒頭で視聴者を引きつけるコツ」は、動画コンテンツの制作に限って有効的なものとなります。
画像や写真と同様に、映像や動画であっても、それぞれのプラットフォームによって、見せ方や伝え方は変えなければ意味のないものになるということです。
動画を制作したらか視聴してもらうのではなく その逆の意識が必要
まず「動画を楽しみたい」という気持ちを継続して持ち続けるためには、自分よがりではなく、根本的に視聴者(相手)に観てもらわなければならないですよね?
頑張って動画制作をしてYouTubeやインスタグラムに投稿したけど…視聴回数が50回とか100回とか……なんだかちょっぴり切ない……
せっかく動画制作して投稿するのだから、もっと人に視聴してもらいたいし、誰かに「この動画を面白い」「この動画が参考になった」と思ってもらいたいはずです。
とにかく動画制作は、たくさん動画を作っていくことでそれだけの制作編集の経験を経て、色々とクオリティが上がっていくものです。
でも、僕のように趣味で動画制作を楽しんでいる方は、そんなに動画を編集する時間すらないことが実際ではないでしょうか。
だからこそ、「視聴してもらうための動画制作」という意識で動画を作る方が、「きちんと動画を作らなければ」という意識が働くので、よっぽど作りやすいはずです。
では早速サクッと、動画を最後まで視聴してもらえる動画の構成のコツをお届けします。
動画の冒頭で視聴者を引きつけるコツ
冒頭で動画の80%を見せる
ずばり「冒頭で動画の内容を8割ほど見せてしまう」という動画の構成。
要は「冒頭で動画の内容を8割を見せて、残りの2割(結果やゴール)を最後に見せる」ということです。
では、それが一体どんな動画なのか?というところで、僕が実際にサクッと作った動画で僭越ですが、「冒頭で動画の内容を8割ほど見せてしまう」動画をご覧ください。
冒頭で視聴者を引きつける参考動画
1分動画ですのでサクッと視聴下さい。
いかがですか?
動画を観てもらえれば分かって頂けたかと思いますが、「冒頭で動画の内容を8割を見せて、残りの2割(結果やゴール)を最後に見せる」という動画の構成になっています。
その構成は以下のようなシンプルな構成になっています。
動画の構成の3ステップ
- HOOK=冒頭で8割を見せる
冒頭で、動画の中の最大の盛り上がりの直前を見せる - BODY=概要やあらすじ
最大の盛り上がりまでのあらすじを見せる - GOAL=動画の結果
冒頭で見せた動画の最大の盛り上がりの直後を見せる
ではなぜ冒頭で8割を見せた方がいいのか?
それはずばり「動画を視聴するスタイル」を考えた場合、最も有効的な構成だと言えるからです。
先ほど、動画と映像の違いをご説明しました。その違いの中で、「あと5分で仕事に行かなければならない」「バスが来るまであと1分あるから」くらいの状況下において、動画はiPhoneやスマホで視聴されるとご説明しました。
つまり、冒頭で「この動画は面白そう!」という印象をサクッと持ってもらい、その後の内容を継続して視聴してもらう必要があるからです。冒頭で特に何の変哲もない動画が流れても、そのまま視聴してはくれません。冒頭で視聴者を引きつけない限り、視聴者はあなたの動画からすぐに離脱してしまうでしょう。
動画のゴールが観たくなるという心理
先ほど紹介した動画で考えるなら、
- スケボーのデッキがお尻に刺さるか刺さらないかの寸前が冒頭で流れる
冒頭でゴールを匂わす構成 - 何やらスケボーの練習をしている状況が冒頭で流れる
冒頭でなんの動画なのかはっきしない構成
このどちらの動画を、「あと5分で仕事に行かなければならない」「バスが来るまであと1分あるから」くらいの状況下で最後まで視聴しようと思いますか?
その答えは明らかに前者ではないでしょうか。
「スケボーのデッキがお尻に刺さるか刺さらないかの寸前が冒頭で流れる」動画を見ながら、そのまま動画の視聴をやめてしまう人は少ないのではないでしょうか。
紹介している動画は、いわゆるハプニングや面白動画系の動画であるので、いきなりゴールを見せてしまうのではなく、「冒頭で動画の内容を8割を見せて、残りの2割(結果やゴール)を最後に見せる」という構成ではりますので、基本的にはどの動画を制作する上でもこれを基本に考えていいと思います。
しかし、動画のテーマによって少しテイストや変化を加えて応用する必要があります。
- 料理の動画であるなら、料理の完成したものを冒頭で見せる
- DIYの動画であるなら、完成したものを冒頭で見せる
- 購入した商品のレビューなら、購入したものを冒頭で見せる
- 旅行の動画なら、旅行先の一番良い感じのクリップを冒頭で見せる
などなど。このように応用した構成を使うことをオススメします。
「冒頭で動画の内容を8割を見せて、残りの2割(結果やゴール)を最後に見せる」という構成が動画を最後まで視聴してもらうためには鍵を握っているということなのでー
動画を継続して視聴してもらうためには、「最初が肝心である」という結論が言えます。
「最初にどれだけ視聴者を惹き付けられるか」という動画の構成を心がけて制作することが、最も重要です。
まとめ
ということで今回は、自分で制作した動画の冒頭から視聴者に「何か面白そうな動画だ」「何かが起こるかもしれない」と思わせて、動画の冒頭で視聴者を惹きつけ、できるだけ最後まで動画を見てもらう構成方法「動画の冒頭で視聴者を引きつけるコツ」をお届けしました。
あなたが動画を制作する際には「冒頭で動画の内容を8割を見せて、残りの2割(結果やゴール)を最後に見せる」という構成で動画を作ってみて下さい。
あなたの動画制作の参考になれば幸いです。ではまたお会いしましょう。
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