MacBook Proは僕たちの生活に 欠かせないハイパークリエイターマシン。
今回は、MacBook Pro 15インチ(13インチ含む) 2016年モデルの新規購入や買い替えを検討している方に、MacBook Pro 2016モデルの「5つの進化したポイント」についてレビュー紹介します。
最初に結論から言っておきますと、音質については正統進化だし、トラックパッドはマウスいらず、ディスプレイは美しく、キーボードだって向上し、Touch Bar対応アプリも増え、あらゆる機能面でも進化を続けており、実用性を兼ね備えたハイスペックマシンです。
あなたがMacBook Proの購入や買い替えを検討しているなら参考になります。
ではまずは「5つの進化したポイント」のレビューをするMacBook Proの2016年モデルのスペックをご紹介しておきます。
この記事の目次
MacBook Pro 15 MLH42JA/A
- 2016年10月発売モデル
- Touch IDセンサーが組み込まれたTouch Bar搭載モデル
スペックの概要
- CPU:2.9GHz intel Core i7
- メモリ:16GB
- GPU:Intel HD Graphics 530
15インチディスプレイ
- 15.4インチ
ストレージ/容量
- 500GB
では、実際にそのモデルの5つの進化したポイントについてレビュー解説していきます。
レビュー|5つの進化したポイント
スピーカーの”音質”は格段に進化
旧型のMacBook Proシリーズの音質について、特に”悪い”ということもなかったのですが、それに比べるとさらにグレードアップしてます。
15㌅モデルは旧型同様に、パームレストのサイド部分の左右にスピーカー専用グリルが搭載されており、旧型の13㌅モデルには、今までスピーカーグリルはありませんでしたが、この2016モデルからはそのスピーカーグリル仕様(15㌅よりも狭いけど)になり、明らかに音質の環境が進化してます。
約2倍の音質向上によるダイナミックサウンド
数字上で言うと、ダイナミックレンジが約2倍となり、音量は最大で約60%向上し、低音は約2倍以上も大きくなっています。もちろん、音は良くなってるってこと。Youtubeなどの動画コンテンツなんかを視聴する場合は、十分事足りる音域と音量であると思います。
低音は、「……?」って感じですが。正当な進化だと言えます。
トラックパッドが大きく進化
感圧式トラックパッドが、ビッグサイズ(2倍)に大型化したことで、旧型のトラックパッドよりも、ものすごく使いやすいです。
Windowsのノートパソコンのトラックパッドの操作性に比べれば、旧型のトラックパッドについても神レベルなんですが、今回の新しいトラックパッドは、さらにさらに快適な操作性を実現してます。
作業効率がアップした大型トラックパッド
旧型のMacBook Pro 2013でもほ、トラックパッドの快適さにより、ほぼマウスを使うことはありませんでしたが、今回の新しいMacBook Pro 15㌅ 2016モデルで、さらにトラックパッドが使いやすくなり嬉しいですね。
Adobe関連のソフトなどでのデザイン作業ではなく、文書作成やブログなどの執筆などは、基本的にトラックパッドを使う方が、格段に作業効率は高いですが、やはり細かなデザイン作業などの場合や自宅のデスク環境では、マウスを使っています。
マウスの場合は、キーボードを打ちながら、キーカーソルを動かそうと思い、右側にあるマウスまで、手のひら全体を伸ばしながらマウスを包み込み、手首を動かしてカーソルを移動させるというシーケンスが発生しますが、トラックパッドであればそのまま親指でトラックパッドに触れてキーカーソルをササッと動かし、操れるわけですよ。
それらの動作が一段と、MacBook Pro 2016モデルのトラックパッドで使いやすくなったので、逆にマウスの出番が減るということは、作業効率が上がっているってことでもあるので、持ち歩く時にも荷物が一つ減る=MacBook Pro 2016モデルをスマートに使いこなしているってことにもなりますね。
それだけ、MacBook Pro 2016モデルのトラックパッドは、進化したってことです。
美しくディスプレイが進化
この素晴らしく美しいディスプレイは、最高傑作です。
コントラストや鮮やかな映像を表現したディスプレイ
有機ELディスプレイは限りなく近い”黒”を表現しながらも、素晴らしい明るさもキープ。しかも、電力の効率が向上したおかげで、広色域に対応し、緑や赤が非常に鮮やかなのに加え、 LEDバックライトの恩恵もありで、非常に高いコントラストが表現されています。
ディスプレイに表示される数々のアイコン、そして写真や動画が、グッと魅力的に見えます。つまり、グラフィックデザインやイラストの配色の表現のクオリティが良いので、それらの作業を行う際、非常に効果的、そして効率的な作業が実現できます。
バタフライ式のキーボードに進化
2016年発売のMacBookから採用された”バタフライ式キーボード”になったことで、打鍵感は非常に軽くなりました。
第2世代バタフライ式キーボードで安定した打ち心地
旧型のMacBook Pro 2015以前のモデルやMacBook Airのキーストロークは約1mmほどあったようですが、今回の”第2世代バタフライ式キーボード”については、0.2〜0.3mmほどの仕様変更により、従来よりも安定が向上した、ポジティブな打鍵感が実現されています。
しかし、印象から言うと、打鍵感はなくなっているようです。打ち心地=打鍵感ではないので、キーストロークの沈み込みが少ない分、「キーをぶち込んで押してやったぞ−!」なんていう達成感は期待できません。
以下の記事でも、キーボードについてはレビューしていますので合わせてお読み下さい。
関連記事:MacBook Pro 2016モデルの進化したバタフライ式のキーボードは、本当にうちやすいのか?って話。
Touch Barが着実に成長している
対応アプリケーションが増えてきていますので、機能面&操作性も進化し続けているTouchBar。
TouchBarの成長っぷりが魅せる期待と未来
MacBook ProのTouch Barは、タイピングして〜画面をタッチ、またはマウスを動かす〜そしてまたタイピングして〜を繰り返すよりも、Touch Barの操作に慣れることで、かなり効率的になることは確かです。
TouchBarに関しての驚きな機能については、以下に詳しく記事にしていますので合わせてお読み下さい。
関連記事:MacBook Pro 2016モデルの新機能「Touch Bar」が導く、新たな効率化。
まとめ
- 約2倍の音質向上によるダイナミックサウンド
- 作業効率がアップした大型トラックパッド
- コントラストや鮮やかな映像を表現したディスプレイ
- 第2世代バタフライ式キーボードで安定した打ち心地
- TouchBarの成長っぷりが魅せる期待と未来
ということで、今回は、MacBook Pro 15インチ(13インチ含む) 2016年モデルの新規購入や買い替えを検討している方に、MacBook Pro 2016モデルの「5つの進化したポイント」についてレビュー紹介致しました。
あなたがMacBook Proの購入や買い替えを検討している参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。では、またお会いしましょう。
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